相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その15

2020年09月03日 | 詩・唄・歌・曲
♪ まっすぐに張った糸が あの日僕は好きだった
♪ 岩に似て 強いものが あの日僕にあるように
♪ 恋さえも人の弱さ 許せないごまかしなんだと
♪ 肩はって人を責めても 実りない日々のからまわり
♪ じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ
♪ 心の中で琥珀にかすむ思い出たどれば
♪ 浮かんでくるのは 不思議と道草
♪ 数々の寄り道 まわり道

♪ 真実を背負うことが あの日僕は好きだった
♪ この世には他に意味が あの日僕に無いように
♪ どんなにか闇を行こうと 果てのない深さの極みに
♪ あこがれを守り袋に はりつめた日々のからまわり
♪ じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ
♪ あの気まぐれとそのたわむれと またあやまちさえ
♪ 許しも乞わずに 手を振る道草
♪ 数々の寄り道 まわり道

詞・曲・唄:小椋 佳「道草」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=LBuxNl6c7zQ


聞き流していた曲だったが・・・
古い日記を読み返し、おぼろげに浮かんだあの時代の記憶。

この詩は、まさにあの時代の青臭い自分の信条を言い当てている。
自分がまだ何者なのかも判らなかったあの時代。
周りはバカどもばかりで自分だけが真摯に生きて居ると思っていた。

肩肘張って人を責め、空回りしていた時代だった。
あれもこれも道草だったのか・・・

日記を読み返しながら、何度も何度もこの詩を聴いた。