♪ 朝の光が 今日は眼に痛い
♪ 通り過ぎ行く 人に声かけて
♪ 名前尋ね 何となくただ手を組んだりして
♪ 歩いてみようと思うけれど
♪ すぐに僕の中の どこかでどうせ
♪ 長続きはしないと言う
♪ 肩に気紛れ 風の誘い声
♪ 黒い翼で も一度空飛べと
♪ 崖に登り がむしゃらにただ君を呼んだりして
♪ 羽ばたいてみようと思うけれど
♪ すぐに気が付くだろう 空の上から
♪ 舞い降りる場所もない
♪ 出来る事なら 白い雲の果て
♪ 遠く浮かんで 消えゆく風船の
♪ 姿真似て 誰の眼にも届かぬ世界へ
♪ 飛んで行きたいと思うけれど
♪ すぐに明日になれば また別の事を
♪ 考えてる僕だろう
曲・詩・唄:小椋 佳「飛べない蝙蝠(こうもり)」
YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=z89S1uD9_o8
曲には唄われていないが、こんな詩も添えられている。
立ち位置揺らぎ 心も揺らぎ
拠るべき価値も 見定まらず
現状に不満を持ちながら、その現状を打破できず、身動きの取れない停滞・・・二律背反。
誰にでもあるそんな経験が、詩になっていた。
蝙蝠についてのイソップ寓話
昔、獣と鳥が戦争をしていた。
コウモリは、獣が優勢になると 「私は全身に毛が生えているので、獣の仲間だ」と言い、
鳥が優勢になると 「私は翼があるので、鳥の仲間だ」と言う。
戦争が終わって平和になると、そのことが獣と鳥にバレてしまう。
こうして、コウモリは獣からも鳥からも仲間外れにされ夜の闇を彷徨うように。
誰かに背き寝返る者は、誰からも信用されなくなる。
と言う教訓だが、一方で・・・
戦争というあらゆる生命体の平和を破壊する重罪を犯した獣と鳥が、その渦中を生き延びる術を講じたコウモリを責めてよいのか。との解釈もあるようだ。
♪ 通り過ぎ行く 人に声かけて
♪ 名前尋ね 何となくただ手を組んだりして
♪ 歩いてみようと思うけれど
♪ すぐに僕の中の どこかでどうせ
♪ 長続きはしないと言う
♪ 肩に気紛れ 風の誘い声
♪ 黒い翼で も一度空飛べと
♪ 崖に登り がむしゃらにただ君を呼んだりして
♪ 羽ばたいてみようと思うけれど
♪ すぐに気が付くだろう 空の上から
♪ 舞い降りる場所もない
♪ 出来る事なら 白い雲の果て
♪ 遠く浮かんで 消えゆく風船の
♪ 姿真似て 誰の眼にも届かぬ世界へ
♪ 飛んで行きたいと思うけれど
♪ すぐに明日になれば また別の事を
♪ 考えてる僕だろう
曲・詩・唄:小椋 佳「飛べない蝙蝠(こうもり)」
YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=z89S1uD9_o8
曲には唄われていないが、こんな詩も添えられている。
立ち位置揺らぎ 心も揺らぎ
拠るべき価値も 見定まらず
現状に不満を持ちながら、その現状を打破できず、身動きの取れない停滞・・・二律背反。
誰にでもあるそんな経験が、詩になっていた。
蝙蝠についてのイソップ寓話
昔、獣と鳥が戦争をしていた。
コウモリは、獣が優勢になると 「私は全身に毛が生えているので、獣の仲間だ」と言い、
鳥が優勢になると 「私は翼があるので、鳥の仲間だ」と言う。
戦争が終わって平和になると、そのことが獣と鳥にバレてしまう。
こうして、コウモリは獣からも鳥からも仲間外れにされ夜の闇を彷徨うように。
誰かに背き寝返る者は、誰からも信用されなくなる。
と言う教訓だが、一方で・・・
戦争というあらゆる生命体の平和を破壊する重罪を犯した獣と鳥が、その渦中を生き延びる術を講じたコウモリを責めてよいのか。との解釈もあるようだ。