相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その18

2020年09月10日 | 詩・唄・歌・曲
♪ ただお前がいい
♪ 落とす物など 何にもないのに
♪ 伝言板の左の端に
♪ 今日もまたひとつ 忘れ物をしたと
♪ 誰にともなく書く

♪ その繰り返しを その帰り道に笑う お前
♪ また逢う約束など する事もなく
♪ それじゃ またなと 別れる時の
♪ お前がいい

詩・曲・唄:小椋 佳「ただお前がいい」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=cvV8tiKlMrg


何気ないしぐさに惹かれて行く。
そんな慕情を想い出させてくれる詩。
ふたり歩いた葉山の海がおぼろげに浮かぶ。

谷川九段とのB級2組順位戦

2020年09月09日 | 将棋
10時から、谷川九段との順位戦が始まった。
先手の谷川九段が角換わりに導き、藤井二冠が応じる。
持ち時間は6時間。

藤井二冠がいつも通り先に入室し、
下座に坐るのではないかと注目していたが、
先に入室したのは谷川九段だったようだ。
大先輩の心遣い。

長い1日が始まった。

12:00・・・藤井二冠42手目考慮中、昼食休憩に入る。
下の画像は、谷川九段41手目までの局面


再開は、12:40分。

PS:夕食休憩後も膠着局面が続き、日付が変わるのでは、と思われましたが、10時を回ってから急速に形勢が傾き、藤井二冠の76手目「6九金」を見て、谷川九段投了。
藤井二冠は、順位戦4連勝。
将棋盤を抱えて泣いたのは遠い昔。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その17

2020年09月08日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 帰ると決めた 夜が開ける
♪ 独りよがりの 冬が終わる
♪ ああ それにしても
♪ この空の青さはどうだ
♪ この雲の白さはどうだ
・・・・・・・・
♪ 僕はもう逃げない
・・・・・・・・
♪ 君が待ってる

♪ 初めてのように 夜が明ける
♪ 独りよがりの 旅が終る
♪ ああ それにしても
♪ この朝の光はどうだ
♪ この木々の緑はどうだ
・・・・・・・・
♪ 僕はもう逃げない 
・・・・・・・・
♪ 君が待ってる


詞・曲・唄:小椋佳「この空の青さは」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=qT6dVf9hZL8


片道2時間を超える通勤を2年半。
・・・1969年10月9日・・・
いよいよ耐えきれず、三浦の海と惜別した日。

親父が軽トラックを借りて、荷物と共に東京へ走ってくれた。
三浦を出る時降っていた雨は、東京へ入る前に上がった。
東京には待ってくれている人も居た。

5年暮らした三浦を、故郷だと思いたかったが・・・
あの海と砂浜にだけは、消せない轍が残って居る。



叡王戦第8局・・・永瀬拓矢叡王vs豊島将之竜王

2020年09月07日 | 将棋
昨日6日(日)第5期「叡王戦七番勝負」の第8局が、神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王が永瀬拓矢叡王(二冠:叡王・王座)に75手で勝った。

叡王戦は、2018年の第3期からタイトル戦に昇格したばかりで今年5期目。
8大タイトル戦の内、最も歴史が浅いタイトル戦になる。
流石の羽生永世7冠もこの8つ目のタイトルはまだ頂点に立っていない。

8タイトルを分け持つ4人のうちの2人が戦う叡王戦だが、藤井二冠ほどの注目度がないのは残念。
それも、7番勝負の筈が第8局・・・????????

第1局が千日手指し直し、第2・3局と2局続けて持将棋(引き分け)と既に実質9局戦っているからだ。
持将棋(じしょうぎ)とは、引き分けの事。
互いに入玉となり持ち駒の勢力も拮抗した棋譜となった時に成立する。
千日手局は番勝負の勘定には入れないようだ。

これで3勝3敗2持将棋のイーブン。
第9局は9月21日に東京・将棋会館で行われる。
第9局で決まるか、3度目の持将棋は有るや無しや・・・

下の局面は、一見、持ち駒の分だけ永瀬二冠がやや有利かと思えるが、
豊島竜王の51手目(下の画像)「1二金打」が間に合うとは・・・


この後・・・
52手目永瀬二冠「4七歩打」、53手目豊島竜王「3八金」
54手目永瀬二冠「8六歩」、55手目豊島竜王「同歩」
56手目永瀬二冠「8八歩打」に対し、
豊島竜王57手目は「同銀」と歩を払わずに「2一金」と「桂馬」を手に入れ、これが後々効いて来た訳だ。

明後日9日は、名人戦B級2組の順位戦で、藤井二冠が幼い頃憧れだった谷川九段に挑戦する。

昨日のテニスで・・・

2020年09月06日 | テニス
ストリングスが切れました。
9箇所いっぺんに断裂?

3箇所同時に・・・と言う事は過去にありましたが、
1本置きに9本同時に・・・そんな事は有り得ません。

今回断裂したのは1箇所だけでした。
フォアハンドヒットの瞬間、
「キーン!」と言う、鋭い断裂音と共に・・・

8箇所は、ペンチで切りました。
ウッドラケットの時代、
1箇所切れたラケットをそのままにしておくと、
ラケットが変形すると言われていました。

そもそも、張り上げるテンションを30~35ポンドと
推奨テンション(55)よりかなり低めにしているので
変形を心配する事はないのですが・・・


断裂したのは・・・ここです!



この後、クロス(横糸)も切りました。
因みに、縦糸は「メインストリングス」と言います。
ボールに回転を掛けるのはメインストリングスです。
回転の掛かり方は、スイングの方向と速さ次第ですが・・・

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その16

2020年09月05日 | 詩・唄・歌・曲

♪ 川のほとりで 子供が唄う
♪ 詩につながる 故郷もあった

♪ 春の訪れ どこかで聞いた
♪ 秋の匂いも どこかで聞いた

詞:星野 哲郎、水木 かおる
曲:遠藤 実
唄:北原 謙二「あふれるものを」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=6Dik9VGkaQ0


「ふるさとのはなしをしよう」「忘れないさ」など、
北原謙二の唄はよく聴いたが、この詩は最近まで知らなかった。
星野哲郎の詩もいいが、北原謙二の唄がいい。

生きて居れば81だが、15年前に亡くなってしまった。
1991年に高血圧症脳内出血で倒れ、左半身麻痺のリハビリを闘い
3年後に復帰したが、2005年「虚血性心疾患」のため他界。

懐かしむ人間がいる限り、唄声は生き続ける。

Number:1010号

2020年09月04日 | 将棋
「Sports Graphic Number」創刊40年で初の将棋特集。
予約殺到で、昨日の発売日に3万部増刷(計15万部)を決めたとの事。
今日、熊谷の本屋には4冊残って居たが、都内では売り切れ続出らしい。

藤井二冠の軌跡は、新聞やネットニュース、TVなどで見て来ているので、売り切れなら諦めるつもりだったが、あらためて読んでみようと、手に入れて来た。



PS:東京で手に入らなかった方は、早めに熊谷へおいでなさい。

PS_2:さらに5万部増刷し、20万部となったそうです。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その15

2020年09月03日 | 詩・唄・歌・曲
♪ まっすぐに張った糸が あの日僕は好きだった
♪ 岩に似て 強いものが あの日僕にあるように
♪ 恋さえも人の弱さ 許せないごまかしなんだと
♪ 肩はって人を責めても 実りない日々のからまわり
♪ じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ
♪ 心の中で琥珀にかすむ思い出たどれば
♪ 浮かんでくるのは 不思議と道草
♪ 数々の寄り道 まわり道

♪ 真実を背負うことが あの日僕は好きだった
♪ この世には他に意味が あの日僕に無いように
♪ どんなにか闇を行こうと 果てのない深さの極みに
♪ あこがれを守り袋に はりつめた日々のからまわり
♪ じっと目を閉じ 今 じっと目を閉じ
♪ あの気まぐれとそのたわむれと またあやまちさえ
♪ 許しも乞わずに 手を振る道草
♪ 数々の寄り道 まわり道

詞・曲・唄:小椋 佳「道草」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=LBuxNl6c7zQ


聞き流していた曲だったが・・・
古い日記を読み返し、おぼろげに浮かんだあの時代の記憶。

この詩は、まさにあの時代の青臭い自分の信条を言い当てている。
自分がまだ何者なのかも判らなかったあの時代。
周りはバカどもばかりで自分だけが真摯に生きて居ると思っていた。

肩肘張って人を責め、空回りしていた時代だった。
あれもこれも道草だったのか・・・

日記を読み返しながら、何度も何度もこの詩を聴いた。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その14

2020年09月02日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 潮騒の浜の 岩かげに立って
♪ 潮騒の砂に 涙を捨てて
♪ 思いきり呼んでみたい 果てしない海へ
♪ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい


♪ 流れていった時よ 果てしない海へ
♪ 消えた僕の 若い力 呼んでみたい

詩・曲・唄:小椋 佳「しおさいの詩」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=7aQrtefJs2o


三浦半島の漁村から東京へ出て6年。
幼い長女をあやしながら、ラジオから流れて来たこの詩。

小椋佳と言う詩人の存在を知った詩。

多感な青春時代の5年を過ごした三浦の海が脳裏に浮かぶ。
幾つかの出会いがあり、幾つもの別れが有った。
あの砂浜に・・・確かに捨てて来たものがある。

そして、逢うべき糸に出逢えて、あの砂浜を離れた。

孫・・・庭・・・そしてMaldivesへの道・11

2020年09月01日 | 
8月中旬、もしかしたらと言う気配は感じたのですが・・・
10年目のモルディブの夏は、潮が満ちる事なく終りました。

写真は、何年か前の、主たちが帰った後のモルディブです。

モルディブ海岸の撤去は、晴れの日を選んでの1日作業です。
水を抜き、殺菌消毒し、解体して、乾燥。

上部の縁は下の画像の鉄製のパイプを継ぎます。





パイプの錆は、1年目から発生していました。
KURE5-56で錆止めし、新聞紙を丸めて中に詰めて保管。
それで、9年目も問題なく使えました。
今年は、広げて見ていませんが、きっと来年も大丈夫の筈。
あとは・・・