<a href="http://live.nicovideo.jp/watch/lv70494234" target="_blank">野田佳彦 内閣総理大臣記者会見</a>
山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
あまりにも理想的な会見のタイミング
TPPには賛成だが「違和感あり」
野田佳彦首相は、10月12日のAPEC会合に向けて出発する前日に記者会見を行ない、日本がTPP(環太平洋連携協定)に参加したい意向を示す方針を発表した。
予定では、前日の10日にこの発表を行なうことになっていたが、「もう1日じっくり考えたい」との首相の意向で、記者会見が一日延期され、「党内のTPP反対派に首相が配慮したものだろう」と報じられた。
だが、結果から見ると、APECのスケジュールにはぴったり間に合っている。APECまで一日空くと、首相ないし周辺が失言したり、政治的に余計な動きが起こったりしたかも知れない。むしろ、これが理想的なスケジュールだったのだろう。
余裕を持ちながらも、落としどころを見据えた理想的なスケジュールを組んだ事務方がいたにちがいない。
さて、今回のTPP参加の可否を巡っては、世間的には、ピント外れなものも含めてだが、多くの議論が戦わされた。予め申し上げておくと、筆者はTPP参加に賛成の意見を持っている。
『ダイヤモンド・オンライン』でもTPPに関する論考がすでにいくつかあるので、ここで詳しくは述べないが、TPPが貿易自由化の進展を意味する限り、特に輸入品価格が下がることによる消費者の利益が大きく、これは競合品生産者の不利益を上回るので、TPP参加には賛成という点が、筆者の賛成論の主な論拠だ。
やはり”野田総理は、TPPの参加を表明しましたね~~~
反対論者は大勢いるのですが、ただ”反対するだけ”
そこに「ずるい政治家の保身を見る思いです」・・・
保身”” もし”失敗しても「私は反対だった」と言い
「成功したら”恩恵は私にも来る」
どっちに転んでも、悪くはない・・ずるい政治家の見本
しかし、貿易の自由化は理想ではある。
世界で通用する物は、大成功を収めるが、
まずいものは、いっそう”貧しくなる””
特に”猫の額のような土地を耕す農家には、実入りが減る”
減るだけならまだ良いが、
やがては生活保護の所帯の候補になる。
貿易でもうけ、貿易で損をし、
輸出で儲け、輸入で赤字””
貧富の差が、ますます大きくなり!
格差がさらに進む””
行き着く先は・・革命””
悪いことではないが、騒ぎが大きくなる。
もっと”もっと”騒ぎがおおきくなれ~~~~~