忘憂之物

ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」1

倅を呼びつける。

『おい。おとうさんの煙草を買ってこい。2個だ(カートンで買うと妻に叱られる)。それと、100円のタマゴパンとガリガリくんのミルクのやつ(妻はガリガリくんが大好き)、お?そうだ、あの高いほうのやつだ。それと、釣りは貴様にくれてやる。』

「お釣りって…100円くらいしか・・・」

うむ。我ながら亭主関白&威厳のある親父である。いわゆる「おつかい&駄賃」であるな。これを快く引き受けないと、我が家では血の雨が降ることを倅は知っている。

さて、我が阿呆息子がこの寒空の下、北風将軍様マンセーの冬の中、自転車をこいでいることに薄ら笑いを浮かべながら、私はたまりにたまった、この「積ん読」(つんどく)どもをやっつけんといかん。ったく、いつもいつも邪魔ばっかりしやがって。休みの日に本くらいゆっくりと読ませてほしいもんだ。しかし、「あんなーあんなー」と話もないのに話しかけてくる妻はもう、今日は仕事に出かけたから(さっき送って行った)、あとは私の自由時間!!本を読もうが、エロサイト見ようが、犬とか倅を虐待したり、ウサギにラムネあげたり、ついでに小屋を掃除したり、風呂掃除したり・・・リビングで「24」を最初から観たり、スタウォーズをちゃんと「エピソード1」から観たりできるのであった。

などと休日を満喫していると、倅が戻ってきた。はて・・?いつもより遅かったような・・?

「コンビニでタバコ買われへんかった。ともかく、子供だけでは売られへんって言われた。自販機まで行ってきた。ガリガリくん、ちょっと溶けた。」

む?あそこはずっと買っているから知っているだろうに。ははん、さては、貴様が不良だと思われたのだろう、受験生のくせにちゃらちゃらしてるからだ。言わんこっちゃない。

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080201/sty0802010917005-n1.htm
<たばこ買うにも成人の証明 きょうから自販機カード>

な・・!!こ、この・・!!

タバコ買うごときで、個人情報入れたカード使わせる前にだ!!
餃子に毒入れんなぁぁぁ!!ごるぁあ!(,,#゜Д゜):∴;'・,;`:ゴルァ!!

「おつかい」も頼めんだろがぁ!
ガリガリくんが、ヘニャヘニャくんになるだろがぁ!

本格的に止めるかな。もう・・。

「2」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」2

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そしてこれも「止めて欲しい」のだが―――――

昨日の日記で「報道ステーション」での「毒餃子」の取り上げ方を書いた。その際、加藤工作員のセリフでこんなものがあった。

<加藤「そうですね。誤って入っちゃったのか、これはあまり考えたくないですけれども、ある種の意図を持った人間がですね、わざと混入したという可能性もね、今の段階では否定されないわけですから、このへんは本当にどうなのかということを、まずは突き止めなければいけないですよね」>

きましたコレ。
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200802010140.html
<ギョーザ袋に穴、外から突き刺した跡か 兵庫の中毒>

かりそめにも報道番組が、自らの私見だけをもって「憶測」で語る解説委員(笑)を放置する理由はない。ンなもん「可能性を否定できん」と何でも言ってよいならば、どんな憶測でも言ってよいことになる。

そして、その偉そうな肩書と共に「こいつは憶測で、テキトーにモノを言います。お気を付けください。」というテロップもついていないならば、視聴者を意味もなく混乱させる可能性こそあろう。というか、私などは、瞬時に「よくそんなことが言えるもんだ・・・」と感心したほどである。

更に、この加藤工作員の売国ぶりからして、「そう望んでいるんだろうなぁ」という「憶測」が湧き上がることも禁じ得なかった。そして、まだまだファンタジー(笑)で捉えれば、「そういうことにされるんぢゃないの・・?」という不安感も否定しない。つまり、そのくらいマスコミを信用していないのだ(笑)。ますごみ(,,#゜Д゜):∴;'・,;`:ゴルァ!!

<調べでは、穴は側面の中央部分に開いており、左右約3ミリ、上下約1ミリで、裂けたようだった。パッケージ内のトレーにも直径約1ミリの穴があった。外側から人為的に棒で突き刺したような形跡だという。1月31日夜に県警科学捜査研究所で再調査して判明したという。>

はい。手元に定規のある人は確認してみてください。袋に3ミリ、トレーには1ミリの穴でおます。ない人は「ノック式ボールペン」の裏を見てください。カチっと押すところあるでしょ?あれがだいたい3ミリでおますな。はい、そうです。

小さくないです。

警察は阿呆なんでしょうか。

「3」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」3

しかも、わかりやすいトレーにまで穴があったという。
しかも、今ごろ言う。今日になって言う。

もう、マスコミには「腹が立つ」とかではなく、私は「怖い」と思う。もう、怖い。

そして、自主回収したらしい商品から毒物は出たのだろうか。

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昨日、社説では書かなかった朝日だが今日は書いている。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
<中国製ギョーザ―食の安全に国境はない>

さりげなく下のほうに「安倍と共に去りぬ」と洒落てあるのも、朝日読者ならば見逃してはならない。お見事である。

そして、今が「読みごろ!」の赤い新聞も見てみる。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-01/2008020101_01_0.html
<中国ギョーザ中毒 被害拡大・輸入食品検査10%>

すばらしいタッグチームである。往年の「長州力&アニマル浜口」を彷彿とさせるではないか。まさに革命維新軍である。おそらく、虹の会長は「大熊元司&グレート小鹿」の極道コンビを思い浮かべているはずだ。いやぁ、あのランニングヘッドバッドは渋かった。あ、そうだ!それにあの「小橋健太」のデビュー戦で・・・い、いや、そんなことは、今度、酒飲みながら話そう・・・。

ともかく「政府の所為」「日本企業の所為」だとさ。

いや、私も同感だ。政府と企業の責任は重い。だが、それは「チェック体制の甘さ」以前の問題であるのだ。つまり、そこが違う。

「4」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」4

この赤い新聞と工作機関紙は、支那の悪辣な製造法や管理体制ではなく、日本の政府と企業が“どげんかせんといかん”という。明らかに順番がおかしい。いうなればこうだろう。

「中国の食品については、以前から危険視されており、世界各国においても、我が国においてもすでに被害は出ている。国民が死んでいるのである。国民が健康被害を受けているのである。それに、いかなるチェック体制を具備しようとも、輸入製品全品における100%完全なチェックは実質不可能であり、中国政府からの安全宣言も信用するに足りないことは自明である。食料品にかかわらず、中国産が危険であるということは、それはもう残念ながら世界常識になりつつあると言って大過ないのだ。今回の事件はまさに、この期に及んでも中国からの輸入を規制しなかったことが真因であり、更にはその改善策を講じなかった政府の責任である。日本の政府は断固として安全が確認できるまで輸入はしないと公言すべきだった。また、日本の企業も、安価な材料を危険な中国に求めるのではなく、少々コストアップすることを消費者に説明してでも、安全な原材料を仕入れるべきでなかったか。消費者の安全と企業の利益、天秤に掛けること自体がナンセンスであるのだ。」

「5」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」5

大量の冷凍食品が廃棄されることだろう。是非とも赤い新聞と売国新聞の社員の方々に、誰か差し入れでもしてあげればどうか。お腹いっぱい支那いっぱいに毒いっぱい。

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ところで、こいつらの中ボスは、今日はなんと言っているのか。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080201/chn0802011309004-n1.htm
<「日本は騒ぎ過ぎ」と批判 故意ではないと中国紙>

消化命令であるな。
日本人に被害が広がっているのに「やかましい」と?「騒ぐな」と?さすがです。

短い文章なので全文引用する。

<1日付の中国紙、環球時報は中国製ギョーザによる中毒について、専門家の発言を引用する形で「中国の生産者が故意に毒入り製品を日本に輸出するはずがない」と指摘、日本メディアの報道は「騒ぎ過ぎ」だと批判した。

同紙は中国の工場でギョーザを加工する際に農薬が混入する可能性について「聞いたことがない」と強調。一部日本メディアは推測を伝えており、信用できないとした。

日本で同問題が大きく報じられていることについては「日本メディアは一つの問題を騒ぎ立てるのが好きだ」と批判。日本でも鳥インフルエンザなどの発生で「食の安全」問題を起こしたことがあると指摘した。

中国共産党機関紙、人民日報は同日付紙面にこの問題を掲載していない。他の主要紙も中国側の対応を中心に短く伝えるなど、地味な扱いが目立っている(共同)>

ホント、盗人猛々しいという言葉はこいつらのためにあるのだろう。

「6」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」6

ったく、話にならんと振り上げたこぶしをそのままにして、この日本の大学入試に取り上げられる朝日新聞の名物コラムを読んでから、そのこぶしを「どちらから先に」振り下ろしたほうがいいのか考えてみよう。で、是非とも、虹の会東京支部長「はぶて虫」師匠の「これでいいのか!天声人語」を購読しよう!

http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4286029662/
<これでいいのか!「天声人語」・・羽生輝彦著>

名物コラムはこう言う。
http://www.asahi.com/paper/column.html
<天声人語2008年2月1日>

<あぶない食べ物の筆頭といえば、古来フグだろう。美味なだけにあきらめきれず、フグは食いたし命は惜しし、となった。>

危ない食いもんとして、私が大好きな「ふぐ」を持ち出すのはいい。
信じられんのは次である。

<その河豚汁を、ギョーザと言い換えねばならないような事態である。>

なんとも単純で間の抜けた話である。脳味噌を使った形跡がまるでない。

さらに被害を書く。

<うち3人は一時重体に陥った。「スーパーに並ぶ食品で命の危険にさらされるとは思いもしない」と息子が死に瀕(ひん)した母親は憤る。ほかにも不調の訴えが相次いでいる。>

当たり前だ。普通、この日本において「店で売っている食品」が危険だという認識はない。

そして「これでいいのか!」はこんなふうに書いてしまう。

<こんなことでは昔のフグなみに、口に入れるのが「肝試(きもだめ)し」になってしまう>

ここで、

「ふぅ~~ん。だから“肝試し”っていうのかぁ~~勉強になったなぁ~~」

といえる人は、大学には合格するかもしれんが、人として何かが欠落していると思う。ほんとにここで、このような蘊蓄を感心する人は存在するのだろうか。

「7」へ

■2008/02/01 (金) ガチコメ的「毒入り餃子の捨て方」7

日本国民の健康が危険にさらされている。少なくとも、「一時重体に陥った」と書いている限り、その深刻さは十分に理解しているはずだ。そこで「肝試し」程度の駄洒落はいかがなものか。これがどれほど「他人事」のような伝わり方をするのか考えないのだろうか。

で、この「何かが壊れたコラム」は、支那の有名なジョークを「笑えない話」として紹介し、こう締めくくった。

<おりしも中国は、日本の正月にあたる春節が近い。帰省者を迎え、家族がそろって、湯気の立つ水餃子(ギョーザ)に舌鼓を打つのが習わしだ。おいしいものを笑顔で食べたい。その思いに、国の違いなどないはずである。>

日本の国民が400人以上も苦しんでおり、更にそれは増える傾向にあると知りつつ、支那の春節に支那人が「おいしいものを笑顔で食べれるかどうか」の心配を書く。

「その思いに、国の違いなどないはず」と締めくくり、どこか遠くの空に帰る前に、だがちょっと待ってほしい。「違いなど無ければ」なんだというのか。

日本で猛威を振るう「毒入り」で悩んでいるのは支那人も同じであると、日本人にとっての餃子は昼飯か晩飯だが、支那人にとっては習わしであり、それを楽しみにしている支那人のほうがかわいそうだとでも、もしくは「同じ」だとでも言うつもりなのだろうか。

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「安全」も「平和」も、そこらに転がっているものではないと気づくのはいつの日だ。
「安心」も「友好」も、こちらだけは成り立たんと思いしるには餃子くらいではダメらしい。

毅然とした態度を持って、

「護らねばならん」

ということは明らかなのである。

「チャイナフリー」が堂々と言えない国、日本。

犠牲になるのは、毒入りを喰わされて泡を吹き、悶絶しているその子供である。
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