昨日、書店に行くと、オバマ次期大統領だらけだった。明日以降、マスメディアも忙しくなろう。我が家は産経新聞を購読しているから覚悟もできているが、しばらくの間はオバマオバマということだ。▼名前と顔を見ない日がないオバマだが、気になる点がひとつある。それは名前だ。オバマ次期大統領のフルネームは「ダラク・フセイン・オバマ・ジュニア」であるはずだが、大概の報道をみるに「フセイン」が外され「ダラク・オバマ」とされている。▼理由は書くまでもないが、つまり、「何らか」の規制なんだろう。男性の犯罪者は「被告の男」と書くが、女性ならば「女性被告」とするのと同様、「何らか」の自主規制であると私は判断している。▼自主規制といえば、他所の国の大統領就任式に「フラダンスを踊りに行く」とか言っている小浜市も自主規制してもらいたいところだ。長崎雲仙の小浜温泉でも寺の鐘を突きまくって祝うという。▼私は器量が狭いので、テレビなどで「おばまガール」とされる中年女性たちが、このクソ寒い中「常夏衣装」でフラダンスを踊る姿を見るたびに体調が悪くなる。こんがりと焼き色の着いた「おばまバーガー」なんかも大丈夫なのかと心配になる。▼日本を通り越して、アジアのパートナーとしては支那をみているかもしれない大統領閣下に、ますます三行半を突きつけられるのではないかと、属国根性丸出しの懸念は否定できない。▼トルコ南東部にある「バトマン市」は、「こうもり」の格好で踊ったりせず、「バットマンガール」も出現せず、「バットマン」の製作者を訴えたという。たかが発音。どっちもどっちか。