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忘憂之物

国連安保理、緊急会合始まる〈北朝鮮ミサイル〉




国連安保理、緊急会合始まる〈北朝鮮ミサイル〉

<北朝鮮が「人工衛星」と称して事実上の長距離弾道ミサイルとみられる機体を発射したことを受けて、国連安全保障理事会は12日午前(日本時間13日未明)、緊急会合を開催した。常任理事国の米国は、日本や韓国と連携して北朝鮮に対する制裁強化などについて求める>





藤村官房長官は7日、大阪府吹田で<要は北朝鮮のミサイルがいつ上がるかだ。さっさと月曜日(10日)に上げてくれるといいんですが>と言った。メディアからは<批判を浴びそうだ>と心配されたが、要するに本音だった。つまり、発射されたあとの「非常に遺憾」は建前、一応、そう言うことになってますから、ということだった。

ところで、大きな声では言えないが、私は朝日新聞のデジタル会員。10円でも金を取るなら躊躇したが、とりあえず「無料」だということで、個人情報を人質にデジタル配信が読める。朝日新聞は親切だから、新しい記事を発信しましたニダ、となればメールをくれる。記事概要を書いた紹介文があり、その上か下かのURLをクリックすればありがたや、朝日新聞同志の記事が読めるという、在日からすればたまらない仕掛けになっている。

今回の「北朝鮮がミサイル発射」も来た。デジタル記事のほうはとくに面白くもない、日本政府がどうしたとか、国連も怒っているとか、支那の外交部は困っているとか書いてある。また、記事の最後には「おことわり」と題して<北朝鮮が12日に発射し、衛星の軌道投入に成功した「ロケット」について、朝日新聞はこれまでの報道と同様、「ミサイル」と表記します>という、どこに「おことわり」しているのかわからないのもあった。朝日読者とは「ミサイル」と書いてあれば苦情でも入れるのだろうか。

しかし、この記事の紹介文に朝日新聞の本音があった。もちろん、この「本音」の部分はデジタル記事中にない。朝日新聞紙面にもない。いわばデジタル会員にだけ、こっそりと伝わる「朝日新聞の本音」である。特別に御紹介しよう(笑。

<北朝鮮が弾道ミサイル技術を使って、自前の運搬手段で人工衛星を打ち上げた世界10番目の国・地域になりました。同時に、この成功で、米国本土まで到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)完成に一歩近づきました>

そしてこのあとに<国連決議に違反しており、日米韓だけではなく、友好国の中国も遺憾の意を示しています>とか続く。つまり、藤村官房長官と同じ。最初の言葉、冒頭の部分が本音だ。自前の運搬手段でとか、世界10番目とか、米国本土まで届くとか、もう、嬉しくて誇らしくてしょうがない。だから舌打ちしたあと、でも国連決議違反だってさ、と嘲笑する。ホントはこのあと「それでも我が共和国は動じない」とか書きたいのだが、悲しいかなコレでも日本の新聞。そこは隠忍自重、ぐっと堪えている。大江健三郎と同じ「ボクには帰るべき朝鮮がない」という朝日新聞の苦悩がここにある。

ところで半島の下半分出身の国連事務総長も「安保理決議1874」に対して明白な違反だ、とか非難している。<国際社会の統一した強い要請を拒絶するもので非常に残念だ>とコメントしたとか。これも建前というか、なんともお粗末な話ではある。

潘基文は盧武鉉政権時代、外交通商部長官(外務大臣)として訪日した際、当時の安倍官房長官に「日韓の歴史問題」を言ったが、同時に北朝鮮について「日韓が協力して」とも付け加えた。これは「協力して滅ぼそう」ではなく、北朝鮮が国際社会に受け入れられるようにしようと、つまり、日本にカネを出せということだった。

日本が負けたあとのインドネシアは、戻ってきたオランダと4年間も戦って独立した。80万人が死んだ。フィリピンは独立を求めてアメリカに20万人殺された。ベトナムはフランスを追い出し、アメリカと10年も泥沼で戦い、華僑を放り出して支那共産党も返り討ちにして統一した。ドイツも国際社会に迷惑をかけず、自分らの力で統一を果たした。朝鮮半島は未だ、誰も邪魔しないのに統一もせず、上も下も「日本は植民地支配を謝罪して賠償しろ」と半世紀以上、言い続けている。

そもそも上半分は支那共産党とソ連、下半分はアメリカにとあっさりと別れて殺し合う民族、日韓が協力して、とかほざく前に、何故に民族一致して強国に立ち向かわなかったのかを反省するほうが先だろう。今現在の北朝鮮の非道は「その所為」でもあるわけだ。

どころか、世界第11位の経済大国となった下半分の外相が日本に来れば「日本は歴史認識をなんとかしろ」と文句を垂れる。統一するからカネを出せ、と太陽政策のコストを日本に背負わせようとする。その外相はいま、国連の事務総長になり、北朝鮮のミサイルに他人事よろしく「決議違反だ」とか言う。今現在の韓国大統領が竹島に不法入国したり、天皇陛下を愚弄する発言をしたりする国の外相を務めた人間が、なんら恥入ることもなく、国際社会の真上からモノ申すのが不気味で仕方がない。

いまさらだが、潘基文の前のアナンも、その前のガリもネポティズム(縁故主義)で批判されてきた。それが今度は朝鮮半島の下半分出身者。是正されるはずもなく、韓国は国連負担金も滞納したまま、韓国人を国連の要職につけまくった。潘基文の娘婿とか、正味の身内までやらかしたが、朝鮮人の図々しさはコレに収まらず、国連という複数国参加の中立性も瓦解した。つまり、こいつは韓国の外相のまま国連の事務総長をやっている。

潘基文は2008年、韓国に「里帰り」した際、はっきりと<韓国人の国連事務総長として韓国の国力伸張に貢献できるようベストを尽くす>と述べている。だから「国連の日」である10月24日、192カ国の大使や外交官が出席する恒例行事では「ソウル・フィルハーモニー・オーケストラ」が演奏して「Welcome to KOREA」と書いたパンフレットが配られる。もちろん、このパンフレットには「東海」が英語表記してある。「独島」もある。

こんな中立性の欠片もない事務総長が<非常に残念だ>と言ったところで、北朝鮮は屁とも感じない。非常に遺憾とか、強く抗議するとかだけなら民主党でも言える。それより<非常に残念だ>だったのは、その前日、韓国報道の「長距離弾道ミサイルを発射台から降ろし修理を開始した」でなかったか。

韓国メディアは「西海衛星発射場」にある弾道ミサイルを、北朝鮮の宇宙空間技術委員会の言う「1段目の制御エンジン系統に技術的欠陥が見つかった」を丸飲み、修理が1週間ほどだから、再設置は「20日前後」で発射はそれよりあとになる、と報じた翌日の9時49分46秒、金正恩立ち会いの元<力強く上がった>。三男坊は<科学技術的に難しい寒い冬だったが、大成功を収めた。誇らしい快勝だ>と朝鮮半島の下半分を馬鹿にした。おまえらはまだ<科学技術的に難しい寒い冬>だと。

安倍氏は「とんでもないことだ」のあと<非難のみではなく北朝鮮に厳しい制裁を科す決議を目指していく必要がある>と明言した。朝鮮半島の上半分を牛耳る三男坊、ミサイル飛ばして喜んでいるところアレだが、もうすぐ日本には「思うようにならない総理大臣」が誕生する。残念ながらカネにもオンナにも転ばないタイプの政治家だ。

そして今度は怒った日本国民が、その銃後を支える。朝日新聞の「社是」も通じない。心配せずとも朝日の墓は日本人が用意する。そうして日本が憲法改正、戦後レジームから脱却となれば北朝鮮なんぞ、すぐにロケットペンシルも飛ばせないようになる。

いまのうちに日本人拉致被害者全員に平壌の「高級マンション」に移ってもらえ。そこで飢えることなく、寒くないよう心を配り、しっかりと日本の情報を伝えながら、不自由なく「救出を待つ」ことができるよう細心の注意を払い、三男坊は実行犯を縛り上げ、平壌空港の滑走路に朝日新聞を敷いて土下座し、寒さと恐怖に震えながら自衛隊機、いや違った「日本国防軍」の機を待て。
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