八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

「決定通知」が届き始めているようです

2024年10月31日 | 学生支援センター
日本学生支援機構の奨学金の予約採用の結果が届き始めているようですが、つい先日、川上のもとに次のようなTELが入りました。

水戸ビューティカレッジに入学予定です。受け取った決定通知に「第Ⅳ区分」「理工農」って書いてあるんですが、どういう意味ですか?

実物確認できないことと、「第Ⅳ区分」が表記されたサンプルが見当たらないので、想像でお話しする部分もありますが、この点についてまとめていきたいと思います。

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高校から預かった封筒の中に、「令和7年度大学等奨学生採用候補者決定通知」が入っているはずです(以降「決定通知」)



赤い太枠の中に、「第Ⅳ区分」「理工農」の記載があったようです。

予約採用の申請時に、進学希望の学校名の記入欄はないので、決定通知では、どの学校に入学しても判断材料になり得る内容が記載されています(進学後の手続きで受給開始につながります)

第Ⅳ区分の場合、進学先が「理工農」系の分野であれば適用となり、それ以外の分野への進学の場合、給付奨学金は「対象外」というふうに読み取ることになります。

八文字学園の場合、水戸電子・水戸自動車に入学される方は第Ⅳ区分適用、水戸経理・水戸ビューティ・水戸看護に入学される方は対象外…ということになります。

理工農」分野がかかわるのは第Ⅳ区分だけなので、第Ⅰ区分・第Ⅱ区分・第Ⅲ区分で採用になった方は、どの分野に進学したとしても、それぞれの区分相当額を受給することができます。

ただ、給付奨学金を受給できない学校もありますので、下記より確認してみてください(八文字学園は5校とも受給できます)
高等教育の修学支援新制度 学びたい気持ちを応援します:文部科学省

高等教育の修学支援新制度 学びたい気持ちを応援します:文部科学省

高校等の生徒のみなさん。大学等に進学して勉強したいのに授業料や生活費など、お金が心配で進学しようかどうか迷っていませんか。学びたい気持ちを経済的にしっかりと支え...

 












学費納入に関する相談を承っています

2024年10月24日 | 学生支援センター
10月よりいよいよ本出願が始まりました。

合格通知が順次発送される中、1次金の納入のご依頼も同封されています。

このBlogの中でも何度か触れていますが、大学や専門学校などの入学金等(八文字学園では第一次納入金)の納入〆切の多くは、合格発表後10日~2週間...と言われています。

なかなかタイトな日程なので、「準備に時間がかかってしまって...」という方も決して少なくありません。

また、「奨学金で学費納入をしたいのですが...」という方もいらっしゃいます。

こちらもこのBlogの中で紹介していますが、奨学金の受給は大学・専門学校入学後となっていて、入学前の学費納入請求に対応させることは難しい状況になっています。

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八文字学園の学生支援センターでは、学費納入に柔軟対応をさせていただいています。

サポートの原則は、「入学から卒業までの学費が担保されている」こと。

例えば…

銀行の教育ローンに申請中でまだ結果が出ていない。納入時期を少し先延ばしできないか?

どうしても家計的に厳しいので奨学金での学費納入を希望。高校での予約採用に申請している。

どちらも相談可能ですし(多くの場合)サポートが可能な案件になります。

の場合、金融機関での「教育ローン等の申請の控え」を担保にサポートします。また、 の場合は、11~12月に届く奨学金の「大学等奨学生採用候補者決定通知」を担保にサポートします。

学費納入サポート、サポートまでの道筋のご説明...など、ご不明な点がございましたら、学生支援センターまでご連絡いただければと思います(お待ちしております)

学費の準備や奨学金については、コチラ↓↓↓を参考にしてみてください。
https://blog.goo.ne.jp/gcan-kawakami/e/edeb9cf0cde505adc93f42d711be8fb0







返還用の口座(リレー口座)の設定について

2024年10月17日 | 学生支援センター
先週のblog(来春卒業する学生向けに「返還のてびき」が届いています)で、リレー口座について少し触れましたが、今回のblogでは、リレー口座の設定についてまとめてみたいと思います。

ここ数年、リアルに学生の登録状況を見ていますが、ほとんどの学生が、奨学金を受給していた口座を、返還用の口座(リレー口座)に設定しているようです。

ここで「考え方」の部分でのideaを紹介したいと思います(実践するか否かは本人 or ご家族の意向次第です)

給料を受給する口座とは別にした方がbetter

茨城県内の企業に就職すると割合的にJ銀行が給与口座...になると思います。

そのJをリレー口座に設定するメリットとしては、月々のスマホ代、保険料、車のローン、ゆくゆくは光熱費...など、引き出される口座を一緒にすることで一元管理できるということになるかな。

また、奨学金だけを別口座から返還...にすると、受け取った給料をいったん引き出して奨学金用の口座に移し替える手間が生じる...なんてことも、リレー口座=給与口座に設定するメリットになりますね。

ただ、奨学金を日本学生支援機構が求める約15年(借入額によります)かけて返還するのではなく、繰り上げ返還を活用して、それよりも早く完済するためには、「返還額はあとどのくらい」と「今いくら通帳に記載されているか」の両面を把握する必要があります。

「返還残額の確認」はスカラPSで確認できるとして、「通帳内の金額」は給与口座と一緒だと何らかの帳簿をつけておく必要が生じます。

給与口座とリレー口座が別だと、リレー口座の記帳一発で、その時点での状況を知ることができるはず。

川上の考え方は、35歳とか40歳まで奨学金の返還を引っ張るのではなく、独身の間に完済してしまおう!...なので、別口座の設定の方がbetterになるはずです。

全国展開している金融機関の活用がbetter

「ゆうちょ」や「ろうきん」など、全国展開している金融機関をリレー口座に設定すると、茨城以外のエリアに移住することになっても、銀行手続きに手間が生じないことになります。

参考までに、川上の長女は「ろうきん」、次女は「ゆうちょ」でリレー口座を設定予定です。

保護者様の口座をリレー口座に設定可能

受給用の口座は、学生本人名義の口座が必須ですが、返還については、別の方名義の口座からでも可能です(返還のてびきにも記載されています)

「教育費は親が面倒をみる」「さまざまな教育ローンの中から奨学金を選択しただけ」という世帯については、この考え方を活用できそうですよね。

参考までに川上家では...

長女・次女とも、自分で返還していくことが原則。ただ、結婚したら返還用の通帳を親が引き上げて、その口座から親が返還することにしています(子供には話していませんが...汗)

こんな場合を想定するなら、前述のように、給与口座とリレー口座を別にすることがpointになってきますね。

注意点としては、奨学金の債務者はあくまでも学生本人。保護者が滞納するとお子様がブラックリストになってしまいます。

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長くなってしまうので、いくつかあるideaのうち3つだけを紹介しましたが、あくまでも、川上がmore betterと考えるideaになります。

リレー口座設定の際には参考にしてみてください。





〈在学生〉来春卒業する学生向けに「返還のてびき」が届いています

2024年10月10日 | 学生支援センター
貸与奨学金の受給者は、卒業後の10月より返還開始となりますが、令和7年3月に卒業を迎える奨学生にむけ、返還のてびきが届きました。


高校での予約採用時は、高校の奨学金担当者が全ての窓口になっていました(生徒本人より日本学生支援機構にTELすることができません)。同様に、専門学校では、学内の学生支援センターが窓口になっています。

それが、専門学校を卒業すると、高校や専門学校の担当者が窓口になることができませんので、全て、奨学生自身が手続きを進めることになります

10月中に、返還のてびきに伴う説明会を実施予定ですが、その説明の中の1つ「リレー口座」の登録作業は、まさに、奨学生自身のスカラPSで行う手続きの第一歩目になります。

説明内容をしっかり理解して、質問できる環境にいる間(専門学校に在籍している間)に、奨学生自身で手続きできる状況を構築してほしいと想っています。

※説明会の実施について、近日中に、対象者向けにご案内します


〈在学生〉給付奨学生の次の手続きは「在籍報告」

2024年10月03日 | 学生支援センター
給付奨学金を受給している学生を対象に、日本学生支援機構より「在籍報告」の指示が入っています。


今日10/3が対象者のリスト公示なので、最終的な確認をして、対象者に上記の資料を配布予定です。

9/20に「スカラPSの登録」を指示していたのは、この「在籍報告」が控えていたから...ということになります。

遅くても10/7(月)までには、対象者に、「在籍報告」実施のための資料を配布しますので、期限を守って手続きを進めてください。