八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

奨学金...借り過ぎていませんか?(受給停止のご検討を!)

2021年09月30日 | 八文字学園の在学生へ
新入生は4月のPC入力時に、進級生は継続申請時に「月額設定が多過ぎませんか?」と問われたかと思います

決められた期日までの学費納入を考えて受給する月額を大きく設定する...という人も多かったんじゃないかと思います

最終学年の学費納入が済んだ今、もう一度、奨学金の受給状況を確認してみませんか?...が今回のテーマになります

奨学金は返還の義務がありますから、受給の必要がないのに受給し続けることは、「借金を増やし続ける」ことにつながります

人間ってとても弱いから、(お金が)あれば使ってしまいそう...ですよね

そこで、その部分を断ち切る意味でも「受給停止」の手続きが効果的になってきます

手続きとしては...

各校の奨学金担当の先生に「受給停止」の相談をしてみてください

担当の先生から「異動願(届)」の用紙を受け取ると思うので、必要事項を記入してから提出してください

そんなに難しくないでしょ

ただし、注意点もあります

奨学金の返還は、貸与終了月の7ヶ月後と規定されています

よって、卒業(3月)まで受給し続けた人は、7ヶ月後の10月から返還開始となりますが、仮に、最終学年の11月から受給停止(10月分まで受給)した人は、卒業直後の5月から返還開始となってしまいます

そこで「在学猶予願」が必要になります 

受給しているみなさんが登録している「スカラネットパーソナル」からでも手続きできるようですが、まずは、担当の先生に相談してみるといいかもしれませんね

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運転免許の取得費が用意できない、卒業後に一人暮らしになるから初期費用が必要など、奨学金を上手に活用しようと考えている人もいるかと思いますが、奨学金を「授業料だけ」と考えていた人にとっては、受給し続けることが、必ずしも良い方向に進むとは言い切れません

後期に入る今だからこそ、受給状況の再確認と「受給停止」の検討をしてみるといいかもしれませんね




【重要】給付奨学金の対象者は是非とも確認を!!

2021年09月17日 | 八文字学園の在学生へ
9/7(火)9/8(水)9/9(木)の3日間、給付型奨学金の「区分変更」について更新しましたが、大事なことをお伝えするのを忘れていました

日本学生支援機構のホームページに...

支援区分の見直しの結果は、スカラネット・パーソナルで10月以降(※)に確認することができます。ログイン後、「詳細情報」のタブから新制度の給付奨学生番号を選んだ後、「支援区分適用履歴」で確認してください。

と記載されています

つまり

自分から調べに行かないと、今、●区分なのかが分からない

ということになります(関連する文書の発送等はありませんので、待っているだけでは、区分変更に気づかない可能性が高いです

給付型奨学金は授業料減免とも連動しているので、「区分変更」があったということは、後期分の授業料減免額にも影響してきますので、しっかりと確認することが大切です

区分変更」によって、どうなってしまうのか...については、9/8(水)更新のBlogで確認してください

また、スカラネット・パーソナルのログインの方法が分からない方は、各校の奨学金担当の先生に確認してみてください

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学生支援センターの投稿記事一覧は、コチラからご覧いただけます


給付型奨学金の「区分変更」が届きました(③補足とまとめ)

2021年09月09日 | 八文字学園の在学生へ
9月に発表された給付型奨学金の「区分変更」に関連する更新も今回で回目 

今日は「補足とまとめ」と題して回目(「区分変更」とは?)、回目(「区分変更」によって何が起きる?)で伝えきれなかった内容について触れていきたいと思います

家計基準の審査結果の発表は毎年この時期に

給付型奨学金申請時に提出しているマイナンバーを元に、保護者様の収入状況が、給付型奨学金の区分基準に見合っているかの審査が行われています 

その審査結果の発表が、毎年9月初旬が予定されていて、10月より変更後の受給額が支給されることになります

専門学校ベース(2年課程)で入学から卒業までの受給スケジュールをまとめてみると...

1年次の4月~9月は予約採用の決定通知に記された区分(または在学採用時の申請で決定となった区分)相当額の受給
  ↓
1年次10月~2年次9月は、1年次の9月に発表された区分相当額の受給
  ↓
2年次10月~卒業は、2年次9月に発表された区分相当額の受給 

ということになります

受給額をあてにし過ぎないことが大事

ウチは第Ⅰ区分だから年間120万も受給できる」と先々の学費のやり繰りを強くイメージしてしまうと、この「区分変更」によって、大きく予定が変わってしまうことになりかねません

もしも、給付型奨学金・授業料減免での受給額が、今回の「区分変更」で【減額】になってしまってお困りの方は、第二種奨学金の月額変更で不足分の補填をしてみては...と提案させていただきます

もちろん、第二種奨学金は貸与型の奨学金ですので、返還対象額が増加してしまうこともお忘れなく

学校によっては返金が生じることも...

授業料等減免は、文部科学省の「高等教育の修学支援新制度」に基づいていますが、区分の認定を受けた方にどのようにしてお金が流れているかというと、大きく分けて、次の2つの方法があります

区分相当額を入学前の学費請求の時点で減免される場合

たとえば、入学金を含めた1年次分の学費請求が100万円の専門学校に入学する場合、第Ⅰ区分の方は、入学金16万円、授業料59万円受給の権利を持っているので、その専門学校からの請求は、75万円を差し引いた25万円ということになります

区分相当額が後から還付される場合

上記と同じ条件(1年次の学費100万円の専門学校、第Ⅰ区分)での入学を想定したとき、一度、1年次分の学費100万円を納入し、後から75万円が還付される(結果としてご家庭から用意する1年次分の学費は25万円になりますね)

国公立を中心とした多くの大学ではの形を取っていると聞いていますが、一部の大学やほとんどの専門学校ではの流れで対応していると聞いています(八文字学園もでの対応)

の場合は、それぞれの大学・専門学校で、区分に見合った金額を調整した後に還付していますので、大きな問題が生じないはずです(八文字学園はこの形ですので、区分変更に伴って授業料返金の請求がかかることはありません

ところがの場合、予約採用の決定通知の記載に合わせて1年次分の請求額を調整したのに、9月の「区分変更」によって、差額の調整が必要になってしまいます

たとえば、前述の専門学校の条件(1年次100万、第Ⅰ区分で入学)で説明すると、すでに入学前に「1年間第Ⅰ区分」という前提で25万円を納入(75万円の減免)していただきましたが、「区分変更」で10月から第Ⅱ区分となってしまうと、すでに減額済みの後期分が29.5万円(第Ⅰ区分)、実際の減額対象額が19.67万円(第Ⅱ区分)なので、差額の約10万円を、専門学校に返金しなくてはならなくなります

第Ⅰ区分から第Ⅲ区分に変更になった方は、約20万円の返金が必要になるってことですね(昨日upした下記の表を参照、比較してみてください)

入学時の負担軽減を考えると、上記の(減免で自己資金負担減)はBestな方法だと思いますが、「区分変更」までを考えた場合、給付型奨学金・授業料等減免に頼りきるのではなく、第二種奨学金の上手な活用を視野に入れることが大事になってくるのかなぁ...と思います

まとめ
毎年9月頃に家計基準による「区分」の審査結果が発表されます
区分変更は、給付型奨学金だけでなく、授業料減免にも反映されます
区分変更により、受給額が変わります(減ることも増えることも...)
区分変更により、進学先によっては、授業料返金の請求が生じる場合があります(八文字学園では区分変更に伴う授業料返金請求は生じません)
給付型奨学金・授業料減免は、あてにし過ぎないことも感覚的に必要

・・・

蛇足になりますが、この3回の更新では家計基準をもとにした「区分変更」についてまとめてきましたが、給付奨学金・授業料等減免は、学生自身の出席状況・単位取得状況・成績等の審査も行われています

日本学生支援機構ではこれを「適格認定(学業)」としていますが、半期ごとに審査が行われています

ちなみに「適格認定(学業)」の場合、区分変更が生じることはありませんが、ネガティブな判定を受けることで、給付型奨学金や授業料等減免の支給が停止になってしまう場合があります

学生のみなさんは、まずはしっかりと出席し、しっかりと学習することが大切...ということになりますね(ごくごく当たり前のことですが...

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9/12(日)の出願直前説明会【中止】にあたって...(学生支援センターの見解がまとめられています)

学生支援センターの投稿記事一覧は、コチラからご覧いただけます




給付型奨学金の「区分変更」が届きました(②「区分変更」によって何が起きる?)

2021年09月08日 | 八文字学園の在学生へ
昨日のBlogで、「区分変更とは?」と題して、保護者様の収入によって審査される「区分の認定」(家計基準の適格認定)について説明しましたが、今日のBlogでは、受給額の変化授業料減免の変化などについてまとめてみたいと思います

受給額の変化
「区分変更」に伴って、給付奨学金の月々の受給額が変わります 具体的にどう変わるのか...次の「私立大学・短大・専門学校の区分別受給額」で確認してみてください

※ 国公立の大学等の場合は受給額が変わりますので、日本学生支援機構のホームページ等で確認してみてください

授業料減免額の変化
「授業料減免額の変化」を説明する前に、給付型奨学金・授業料等減免の制度そのものについて、少しだけ、おさらいしてみたいと思います

給付型奨学金・授業料等減免の制度は、文部科学省の「高等教育の修学支援新制度」に基づいていて、給付型奨学金で区分認定を受けた方は、同時に授業料等の減免が受けられることになります どのくらい減免の恩恵を受けられるかというと、文科省のホームページに、次の表が掲載されています(文科省のホームページより一部抜粋)

この金額は、給付奨学金で第Ⅰ区分の認定を受けた方が受給できる、授業料・入学金の減免の上限(注1)になります
(注1)金額の決定には様々な条件が絡んでくるので、上表の金額は、最終的な決定額ではありません ので注意が必要です

上表の金額が、第Ⅰ区分の受給の上限額になりますので、第Ⅱ区分は第Ⅰ区分の3分の2、第Ⅲ区分は第Ⅰ区分の3分の1 になります(私立・専門学校の場合、Ⅰ:59万円、Ⅱ:39.34万円、Ⅲ:19.67万円 になります)

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です

今回の「区分変更」によって、この授業料減免の受給額にも変化が生じることになります 次の「半期ごとの授業料減免額」をご覧ください


第Ⅰ区分だった方が、今回の「区分変更」で第Ⅱ区分になってしまった場合、受給できる授業料減免は、年度当初に想定していた59万円ではなく...

29.5万円(前期/Ⅰ区分)+19.67万円(後期/Ⅱ区分)=49万1,700円

ということになってしまいます 10万円近く受給額が減少してしまうことになりますね

第Ⅰ区分 → 第Ⅲ区分に変更になった場合の受給額は、29.5万円+9.83万円=39万3,300円 ですから、年度はじめの想定から約20万円の減額になってしまいます

逆に、第Ⅲ区分 → 第Ⅰ区分への変更の場合は、想定よりも多くの授業料減免を受け取れることになるんですけどね

・・・

いろんなことをお伝えしたくて...ここまでで2,500文字以上も書き記してしまいました

みなさんの方が読み疲れてしまうと思いますので、続きは明日のBlogにまとめたいと思います タイトルは...「補足とまとめ」でいってみようかな(まとめまでこぎつけられればいいんだけど...

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 9/12(日)の出願直前説明会【中止】にあたって...(学生支援センターの見解がまとめられています)

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給付型奨学金の「区分変更」が届きました(①「区分変更」とは?)

2021年09月07日 | 八文字学園の在学生へ
給付奨学金の「区分変更」のデータが、学生支援センターにも届きました

区分変更」と突然言われても...という方も多いと思いますので、何回かに分けて説明したいと思います

第1回目の今回は「区分変更とは?」と題して、何が起こっているのかを説明したいと思います

高校の予約採用から申請した方にも、入学後の在学採用で申請した方にも、区分の認定を受けた方には、給付奨学金が振り込まれているかと思います

この「区分の認定」で重要な要素だったのが、保護者様の収入です

2021年4月より給付奨学金を受給している方は、2019年1月~12月の収入状況によって審査が行われ、「区分の認定」を受けています。

ここでピンと来た方もいらっしゃいますね

今回の「区分変更」は、2020年1月~12月の収入状況の審査結果になるのです

2020年の収入が、2019年より多ければ、Ⅰ区分→Ⅲ区分になってしまいますし、逆に少なければ、Ⅱ区分→Ⅰ区分という場合もあります

ちなみにですが...

八文字学園で「区分変更」に該当した方は、給付奨学金対象者の約20% 言い換えると、約80%の方は、区分変更に該当しなかったことになります(今まで通り)

では、具体的にどんなふうになるのか...

次回のBlogでは「区分変更によって何が起きる?」と題して、受給額の変化や、授業料減免の変化について、具体的な数字を交えながらまとめてみたいと思います

給付奨学金を受給している方はもちろん、進学を希望されている方にとっても、知っていて損なし の内容ですので、次回の更新も、ぜひチェックしてくださいね

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 9/12(日)の出願直前説明会【中止】にあたって...(学生支援センターの見解がまとめられています)

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