八文字学園・学生支援センター

学生支援センターでは「学費準備」の面から様々なサポートを展開しています。

決定通知の記載内容-4(ろうきんの活用)

2024年11月21日 | 学生支援センター
決定通知の第弾は、ろうきんの活用についてです。


使いまわしの画像になってしまいますが(汗)、サンプルののように、入学時特別増額貸与奨学金が採用になっている方には、ろうきんのロゴの入ったリーフレットが同封されていたと思います。

これは何かというと...

入学時特別増額貸与奨学金の採用額を上限に一時的に融資しますよ!(サンプル画像の条件だと50万円まで受給可能に)

というもの。

入学→奨学金手続き→第1回目の受給 のタイミングで、ろうきんに返金することになり、最終的には日本学生支援機構の返還額のまま…ということになるんだけど、奨学金は大学等の入学前に受給できない...という最大の欠点の解決に結びつく手段といえるかもしれません(50万円を立て替えてもらえるのは大きい♪)

興味のある方は、まずはお近くのろうきん(中央労働金庫)に相談してみるといいかもしれませんね。




決定通知の記載内容(入学時特別増額貸与奨学金)

2024年11月14日 | 学生支援センター
この秋より届く 令和7年度大学等奨学生採用候補者決定通知 に関する内容の第弾の今回は、入学時特別増額貸与奨学金 に関する内容です


ポイントのなるのは で囲んだ 日本政策金融公庫の… の部分。

サンプル同様 不要 と表記されている方は、進学後の申請で、日本学生支援機構から受給することができます(このサンプルどおりの場合50万円)

もしも、この 不要 の部分が 必要 と表記されている場合は下記の注意が必要になります。

①入学時特別増額貸与奨学金を受給したい場合

保護者様名義で「国の教育ローン」の申請が必要になります。入学時特別増額貸与として奨学金から受給したいがために「国の教育ローン」を申請しない...はできません。

②「国の教育ローン」が採用になったら

申請者(保護者様)が入学時特別増額分の申請額を受給します。返済は申請者(保護者様)になります。返済方法は「国の教育ローン」申請時に選択した方法(★1)になります。「国の教育ローン」より入学時特別増額分を受給したことになるので、進学後の奨学金申請では、入学時特別増額は申請しないことになります。

★1 返済方法は大きく分けて次の2つ
・車のローン返済同様の方法(元本から算出された月額を返済)
・専門学校等在学中は、元本据置で利息のみの返済(卒業後に元本を含めた返済開始)

③「国の教育ローン」が不採用になったら

申請者(保護者様)に不採用に関する通知(文書 or 圧着はがき)が届きます。進学後の奨学金手続きでは、入学時特別増額を申請するを選び、後日、「国の教育ローン」の不採用に関する通知のコピーを提出することになります。
※不採用に関する通知を紛失しないように注意してください

④入学時特別増額貸与奨学金をキャンセルしたい場合

こんなに面倒ならキャンセル!という場合には、そのまま何もしなくて大丈夫です。「国の教育ローン」が不採用ではじめて、入学時特別増額受給の権利が得られますので、進学後の手続きでは、入学時特別増額は申請しないことになります。

⑤キャンセル…と思ってたけど、やっぱり欲しい!の場合

入学前は、入学時特別増額の50万円(最大)は必要ない!と思って「国の教育ローン」の申請をしなかったけど、やっぱり必要だった!!という場合は、早急に「国の教育ローン」の手続きをしていただくことになります。「国の教育ローン」は審査に時間がかかるので、申請→受給まで約3週間とお考え下さい。進学後の奨学金の申請時期に重なる場合には、奨学金の担当者に、一声、状況をお伝えしておいた方がbetterかもしれませんね。

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上記の記載については、過去のBlogでも紹介しています(もしかするとコッチの方が内容がシンプルかも…汗)
「決定通知」から読み取れること②(入学時特別増額貸与) - 八文字学園・学生支援センター













決定通知の記載内容(多子世帯に関して)

2024年11月07日 | 学生支援センター
令和7年度から始まる「多子世帯の授業料等減免」について知っている人も多いかと思います。

具体的なお手続きについては、このBlogでも何度かお伝えしているとおり、大学や専門学校の入学後となっています。

ただ…、「決定通知」(予約採用の審査結果)の中に、「多子世帯」に関する記述が少しだけ盛り込まれるようなので、紹介したいと思います。

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実物を見ることができないので、あくまで、担当者(川上)に届いたマニュアルの中での話になりますが…上記の画像の、赤い線の付近に、【多子世帯〇】と印字される場合があるようです。

ここから見えてくることは…

1行上の「支援区分」に、第Ⅱ・第Ⅲ・第Ⅳ区分の記載があったとしても、入学金・授業料減免については、第Ⅰ区分相当額の受給ができます(入学金・授業料減免の上限額は、第Ⅰ区分の設定額になります)

給付奨学金の欄に「不採用」の記載があったとしても、【多子世帯〇】の印字があれば、入学金・授業料減免は受給の対象になります

ただ、今回の記載は、予約申請時点の扶養人数による結果なので、例えば、双子の片方が就職することで高校卒業後に扶養から外れた場合(片方のみ進学)は、【多子世帯〇】の印字があったとしても、多子世帯の免除対象から外れてしまうことになるはずです

【多子世帯〇】の印字があったとしても、この決定通知から、直接的に、授業料等減免に誘導されるものではありません(令和7年度については、入学後の手続きにより確定していきます)

給付奨学金の欄が、何も印字されていない状態(貸与奨学金のみ申請)であっても、多子世帯該当者であれば、入学後の手続きで受給につながるはずです

多子世帯で適用されるのは、入学金減免と授業料減免であって、月々受給する「給付奨学金」は採用(受給)の対象になりません

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八文字学園では、多子世帯に関する授業料等の免除については、上記のとおり、入学後の手続き…と言い切れますが、進学先(特に大学)によっては、入学前に何らかの手続きが生じるかもしれませんので、進学先の指示にしたがってください。