けんいちの読みもの

好きなものについて書きたいことを書きます

●結果追記●京都新聞杯など

2020-05-09 14:30:00 | 競馬予想
東京は例年の高速馬場とは違って、そこそこ時計がかかる馬場になっている感じですね。内枠の先行馬で切れる血統、みたいなパターンはむしろマイナスになる可能性もありそうです。

まずは

東京10R メトロポリタンS
◎レッドローゼス(9着)
〇ウラヌスチャーム(1着)
▲アイスバブル(6着)
△レイホーロマンス(11着)
×タイセイトレイル(3着)
×サトノクロニクル(7着)

けっこう難解なメンバーだと思っています。
メトロポリタンSを使ってくる馬というのは、[①天皇賞を使うにはちょっと足りない②目黒記念が大目標でひと叩き③やっとオープン入りしてここで何とか勝負]というようなパターンの思惑があると思うんですよ。今年の場合は[④2000以下じゃ短い牝馬]というのも加わっている感じでしょうか。近年の競馬界では牝馬の活躍が目立つので、その辺が穴になりませんかね~(ウラヌスチャームとレイホーロマンス)。


プリンシパルS タテ目の押さえ的中
◎マイネルブラシウス(7着)
〇ポタジェ(2着)
▲サトノフウジン(5着)
△ビターエンダー(1着)
×アリストテレス(6着)

フローラSに続いてヨコタケのスクリーンヒーローでどうでしょうか。そんな甘くはないかw


京都新聞杯
◎アドマイヤビルゴ(4着)
〇シルヴェリオ(13着)
▲ディープボンド(1着)
△マンオブスピリット(2着)

ここは期待を込めて。
そんなに速くはならなさそうに思えますが、アドマイヤビルゴ以外で34秒台の脚を使えそうな馬というとシルヴェリオぐらいではないかなと。2200mのロングスパートも合いそうな気がします。


それでは皆さま、グッドラックです!

【名馬物語】第9回 メジロブライト

2020-05-05 09:00:00 | 名馬物語
春の天皇賞はフィエールマンの連覇で幕を閉じました。筆者の馬券的にはスティッフェリオも無くて、モズベッロもサッパリで、ガックリこの上なかったですが・・・
今回は伝統の天皇賞馬から、メジロブライトを取り上げようと思います。

[ライアンの息子]

父メジロライアン 母レールデュタン(母の父マルゼンスキー)
栗東・浅見国一厩舎 → 浅見秀一厩舎
牡 鹿毛

メジロブライトは新馬戦(函館芝1800m)を快勝し、すずらん賞(函館芝1800m)を2着、続くデイリー杯3歳S(京都芝1400m)で快速牝馬シーキングザパールの2着となり、距離を伸ばしたラジオたんぱ杯3歳S(阪神芝2000m)を勝ってクラシック候補として名乗りを挙げます。

1996年は、メジロライアンの初年度産駒のデビュー年でした。サンデーサイレンスやブライアンズタイム、トニービンを中心に、外国から輸入された種牡馬の子が活躍する中で、「父内国産馬」の星として注目されたのがライアン産駒のメジロブライトと、牝馬のメジロドーベルでした。(ついでにエアガッツという馬もライアン産駒で朝日杯3着など活躍)

年が明けてブライトは共同通信杯も快勝。皐月賞トライアルのスプリングSでは1.4倍の断然人気に押されますが、先行したビッグサンデーを捉えられず2着に敗れてしまいます。
この頃のメジロブライトは追い込み一辺倒という脚質。ちょっと基礎スピードが足りなくて確実に追い込んで来るものの、基礎スピードを持ち合わせているサンデーやブライアンズタイムを捉えきれない、という悲しさがありました。

父メジロライアンは皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞3着と、クラシックに手が届きそうで届かなかった馬でした。
息子メジロブライトは皐月賞4着、ダービー3着、菊花賞でも3着と、まさに足跡をたどるかのような成績となってしまいます。
春の2冠を制したのはサニーブライアン。逃げ切りの2冠制覇は見事の一言ですが、皐月賞はメジロブライトとランニングゲイル、ダービーはここにシルクジャスティス、エリモダンディーといった追い込み脚質の人気馬の存在があったことは少なからず影響していたんじゃないかな、と思います。



菊花賞でもスローからの高速上がり勝負で、中距離で実績のあったマチカネフクキタルが勝利。1番人気シルクジャスティス、2番人気メジロブライトという中で生まれたスローだったのかも知れません。


[天皇賞のメジロ]

3歳クラシックで無冠に終わったメジロブライトは、古馬G1には向かわず、河内騎手との新コンビでステイヤーズSに出走しました。
ここで2着に1.8秒もの大差を付けて圧勝すると、年明けのアメリカジョッキークラブカップも2馬身半差の完勝。
阪神大賞典で同世代のライバルで、有馬記念を制してG1ホースとなっていたシルクジャスティスとの再戦を迎えます。


直線はブライアンVSトップガンを彷彿とさせるマッチレースになりました。これ、今見てもめちゃくちゃいいレースやなあ・・・
実況杉本さん・解説大坪さん・レポーター石巻さんのフォーメーション最強ですねw

さて、こうしてメジロブライトは春の天皇賞に主役として臨むことになりました。メジロといえば、メジロアサマ-メジロティターン-メジロマックイーンの父子3代3200mの天皇賞制覇で有名で、やはり春の盾がよく似合います。

阪神大賞典はシルクジャスティスが休み明け、さらに斤量も1kg重かったということもあり、本番で再び名勝負が見られるか、と期待が高まりました。


結果は2強のマッチレースとはならず、ステイゴールド、ローゼンカバリーが割って入りましたが、メジロブライトは早めから動いて完勝。杉本清さんはゴールの瞬間「メジロ牧場に春!羊蹄山の麓に春!」という名調子で華を添えました。
シルクジャスティスは阪神大賞典で外枠で動いてしまう形になり、最後わずかに差されたことから、内でジッと溜めて最高の競馬に見えましたが、切れ味で見劣った形だったでしょうか。あるいは馬場の悪い内を通る形になったのは不本意だったのでしょうか。


[受けて立つ立場へ]

晴れてG1ホースとなったメジロブライトは宝塚記念へと駒を進めましたが、ゲートで暴れて外枠発走となり、レースでもスムーズさを欠いて11着と大敗してしまいます。
夏を越して始動戦となった京都大賞典では年下のクラシックホース・セイウンスカイに逃げ切りを許して2着。秋の天皇賞ではサイレンススズカの事故があり、4コーナーで外を回す形で5着となってしまいます。
不運もあってまた勝ち切れない日々が続いたメジロブライトは、満を持して有馬記念に出走します。
1番人気は2冠馬セイウンスカイ、引退レースとなるエアグルーヴが2番人気、その後にメジロブライトが続き、4番人気はデビューから4連勝の後、復帰後2戦は5、6着としていたグラスワンダーでした。


出遅れ気味から後方を進んだメジロブライトは、素晴らしい脚を繰り出し京都大賞典で後塵を拝したセイウンスカイ等を交わし去りますが、グラスワンダーの伸びに及ばず2着。敗れはしたものの、健在振りを示しました。

翌年は日経新春杯を快勝して、阪神大賞典、天皇賞・春と2戦続けてスペシャルウィークとの対決となりました。
阪神大賞典ではねじ伏せられるような形でスペシャルウィークに敗れ、日経賞を勝ってきたセイウンスカイとの「3強対決か」という下馬評になりました。


結果は、道中スペシャルウィークが掛かり気味に先行し、早めにセイウンスカイを射程圏に入れつつ進める展開に。直線ではメジロブライトの末脚も完封して勝利。スペシャルウィークが充実ぶりを示す内容となりました。
メジロブライトは連覇こそ逃しましたが、次々と現れる年下のライバル馬達に対して、常に力を示し続ける姿は立派でした。

いぶし銀・河内騎手とのコンビがピッタリなメジロブライトでした。


雑談⑤。

2020-05-04 16:30:00 | 雑談
将棋の羽生善治九段の言葉でぐさりと刺さったものがあったのでメモがわりに。

要点はこうです。

自分の心の状態を測るのにいい「リトマス試験紙」のようなものがある。
『頑張ってください』とよく言われることがあるが、この言葉で素直に「ありがとうございます」と思えればいい状態。
逆に、「言われなくても頑張ってるよ」と少しイラっとしてしまうのはあまりよくない状態。
しかし、喜怒哀楽があるのは仕方がないことなので、調子が良くないときは諦めて時間が解決してくれるのを待つ。

なるほどなー、と思います。


●結果追記●天皇賞・春

2020-05-03 14:00:00 | 競馬予想
いやー今週も順調に当たらん!w

さて、天皇賞ですがディフェンディングチャンピオンのフィエールマンが大外で、今年はどの馬にもチャンスがあるようなレースかも知れません。
展開予想としては、行けたら行きたいのはキセキとかダンビュライトでしょうか。奇しくもどちらもルーラーシップ産駒で、どちらもゲートに難あり。ルーラーシップ自身がものすごい出遅れ癖のある馬でしたが、血とは恐ろしいですw
より主導権を握っていきたいと考えているのはキセキだと思うので、キセキが出遅れるかどうかを考えたときに、70%は出遅れないんじゃないかなと。ならば武豊ですので、キセキの特性、フィエールマンが瞬発力勝負に強いことを踏まえて、脚を出し切るレースをしてくるはず。桜花賞のレシステンシアのイメージですね。
ということで、展開は昨年よりもタフで、瞬発力よりも持続力が求められるレースを予想します。30%を引いて出遅れたらもう知りませんwあるいは、出遅れ率がそもそも30%よりも高い可能性もありますw

天皇賞・春
◎モズベッロ(7着)
〇キセキ(6着)
▲ミッキースワロー(3着)
△ユーキャンスマイル(4着)
×エタリオウ(10着)
×トーセンカンビーナ(5着)
×ダンビュライト(9着)

ということで本命はモズベッロにしました。父はディープブリランテで、どちらかといえば上がりはかかった方がいいでしょう。今回は1番を引いたのが大きいのでは、と思っています。前走の日経賞では直線でかなり内にささる形で、しっかり追えない形ながら2着。道中はラチ沿いを進んで、勝負どころでうまく捌いてこれれば一発あるのでは、と思います。
〇はキセキです。もちろんスムーズにスタートが切れれば、という注文はつきますが、思い描く理想の展開は高速馬場でハイペースの持続力勝負。まさにアーモンドアイの2着に粘ったジャパンCのような競馬ですよね。3200mで同じことができれば物凄い勝ち方をしても不思議は無いと思います。あのJCを見て、「キタサンブラックになれる馬かも」と思いましたが、武豊を鞍上に配してきましたね。どんなレースをするか注目です。
▲はミッキースワローです。輸送がどうか、という不安はありますが、古馬の重賞戦線では一歩抜けた力を持っていると思っています。ただし、G1級にはまだ通用していないのは確か。今回はズラリとG1級が並ぶ、というわけではないのでチャンスがあるのでは、と思っています。
△はユーキャンスマイル。この馬も以前はモタれ癖があって左回りを選んで使われていましたが、阪神大賞典では右回りを問題にせず快勝。本格化と見ていいと思います。あとは、ハイペースになった時にどうか。血統的には父キングカメハメハ、母父ダンスインザダークともに天皇賞との相性は微妙なんですよね。ダンスといえば長距離というイメージがありますが、菊花賞はいいけど天皇賞はイマイチだったりします。

フィエールマンですが、3連複だけ押さえにして、ちょっと嫌ってみようと思います。勝った菊花賞、天皇賞ともに瞬発力勝負のレースだったので、キセキが作るペースだとなし崩し的に脚を使わされる、という予想です。


スイートピーS
◎チェスナットドレス(18着)ビリかよ!w
〇スマートリアン(2着)
▲クリスティ(4着)
△オーマイダーリン(15着)

馬券は実はこっちの方が楽しみw



それでは皆さま、グッドラックです!


●結果追記●青葉賞

2020-05-02 14:30:00 | 競馬予想
本当に競馬ぐらいしか楽しみが無い日々w

さて、東京は高速馬場です。
先行馬・内枠・ディープ産駒などがプラス要素になりそうな気がします。
といっても青葉賞は2400mですから、3歳馬にしたら長い距離。展開次第ではスピードだけの勝負にはならない可能性もありますね。

青葉賞
◎フライライクバード(8着)
◯ブルーミングスカイ(4着)
▲オーソリティ(1着)
△ロールオブサンダー(7着)
×ディアスティマ(18着)

おそらく逃げそうなのはロールオブサンダーで、これを本命にしようかとも考えたのですが、仮にそこそこのペースで行っても、上がりで34秒台を使われそう。ということはロールオブサンダー自身は悪くても35秒フラット以内で上がりたい。これまで34秒台で上がった経験がないのでさすがに何かに差されるのかな、ということで△。エピファネイア産駒は基本的には高速馬場よりタフな馬場向きだと思うので。

◎はフライライクバードです。ある程度の位置に付けて速い上がりを使えそう、ということでこの馬にしました。

それでは皆さまグッドラックです!

※ロールオブサンダー何してた・・・w