扇ケ鼻(1698m)
(ミヤマキリシマ観賞)
令和元年6月12日(晴)
(行程) 牧ノ戸峠登山口(発9:00)→扇が鼻分岐(着10:25)→扇が鼻山頂
(着11:00~発11:30)→草台地東端のテラス(着12:00~発12:35)
→牧ノ戸峠登山口(着14:10) : (歩行タイムは観賞時間を含む)
6月の第1日曜日は例年「くじゅう山開き」である。
この日が来ると今年のミヤマキリシマはどの山に登ろうかと思案して心が騒ぐ・・・。
今年は久しぶりに平治岳に登ろうという心積りであつたが
(後期高齢に入る今年、私の体力テストを兼ねて・・・)
花の見頃と天候と私のスケジュ-ルが合わず実現出来なかった。
そんな思いの中に、山友の川上さんから扇ガ鼻の花情報が
ラインに入り(6/6日)「花はまだ早かった・・・」との事であった。
早朝(朝の7:30)のラインであったので「早いですね」と尋ねると
「産山村の扇棚田と天の川」をテ-マに写真撮りをするため夜中に来て、
その後に登った・・」との事であった。
(最近、写真に熱中されている川上さん「九州がつ祭」フォットコンテストで
グランプリ賞 (←九州がつ祭HPよりキャプチャ) を受賞されている。)
平治岳より遅れて咲くミヤマキリシマ・・・
三俣山か扇ガ鼻か、迷ったが
手っ取り早く登れる扇ガ鼻に行くこととした。
最近のミヤマキリシマ観賞登山は、肥前ケ城が例年の山行パタ-ンで
あったので、扇ガ鼻は2012年以来となり7年振りの花見となる。
(扇ガ鼻ミヤマキリシマ観賞山行歴)
①2008年6月06日(金) 扇ケ鼻~肥前ケ城~黒岩山
②2008年6月13日(金) 扇ケ鼻
③2011年6月24日(金) 肥前ケ城・扇ケ鼻
④2012年6月14日(木) 星生山・肥前ケ城・扇ケ鼻
↑ [私好みの風情「落葉松林」]
沓掛山直下の岩場に架かる鉄梯子段を降りて、
東に延びる平坦な黒土の登路沿いに植生する落葉松。
昔の登山道の面影をこよなく残すこの場所は、
岩場の緊張感から解放され、開放感あふれる登山道へと変わる。
↑ [左周りの散策路から扇ガ鼻山頂方角を眺める]
↑ [扇ガ鼻頂上]
ガスが晴れるのを待つ、たくさんの登山者で賑わう。
↑ [扇ガ鼻山頂広場から東側の草台地を望む]
山頂広場の岩塊に上がり、岩頭から草台地のミヤマキリシマを眺める。
↑ [散策路から「肥前ガ城」の頂上を彩るキリシマを望む]
背後の山は左から星生崎・天狗ガ城・中岳
↑ [散策路から扇ガ鼻山頂方角を眺める]
↑ [草台地東端のテラスから「肥前ガ城」の頂上を彩るキリシマを望む]
背後の山は左から星生崎・天狗ガ城・中岳
↑ [草台地東端のテラスから、盟主・久住山を望む]
↑ [草台地東端のテラスから、扇ガ鼻山頂方角を望む]
↑ [扇ガ鼻の南東斜面]
眼下には久住高原や瀬の本高原が広がる。
↑ [草台地東端のテラスから、ピンクに染まる星生山の山肌を望む]
↑ [ツクシドウダン(筑紫満天星)]
↑ [復路の登路でピンクに染まる星生山を振り返る]
↑ [沓掛山頂上から三俣山(左)・星生山そして登路を振り返る]
以下、スマホ撮影分
(登山余禄)
登り始めの道中でも見かけていた老夫人とその娘さんかと思われる二人連れ・・・
下山路の唐松林付近で再度出会い、山の挨拶を交わす。
佐世保市を朝5時に出発され、高速道路を娘さんの運転で来られたとの事。
九重には亡くなわれたご主人と一緒によく登っておられた・・・との事。
老夫人は81才とは思えないほどの元気さで
お話好きそうなおばちゃんであった。
それでは「私の歳は幾つに見えますか」と問えば
「82~3位でしょうか・・・」との答え
「私は未だ74才ですよ」と返せば
「ヒゲを生やしておられたので、そう見えた・・」
私の風采そんな歳に見えるのか・・・(以外も以外)
ところが娘さん曰く
「足取りがしっかりしておられるのでモット若い方と思っていました」
(しっかりした娘さん賢い)
夜の食卓で、女房にその話をすると
「 その通りで、老けて見えるよ・・・」
(2019.7.27 加筆)
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