烏帽子岳(1337m)・皿山(1303m)
(深山霧島 散策)
令和6年5月14日 五月晴れ
烏帽子岳のミヤマキリシマは少し早いかも知れないが、
好天気を狙って本日決行。
加えて今回の山行にはもう一つの目的(皿山のミヤマキリシマ見分)があった。
それは過去に山友のFBで
「皿山周辺も烏帽子岳に負けないくらいミヤマキリシマが群生しています・・・」
とのコメントがあり、気になる山であった。
山の存在は知ってはいたが登るのは今回が初めてである。
1) 烏帽子岳 (東から西への周回登山)
(行程) 東回り登山口(9:00発)→草千里分岐(着9:40)→烏帽子岳頂上(着10:30~発11:00)
→西周りル-ト→ 草千里ヶ浜(着11:35~昼食~発11:50)→ 東回り登山口(着)
→車で移動→噴火口見学(着12:40) *工程時間は写真撮影を含む
烏帽子岳(阿蘇五岳)の深山霧島 令和6年5月14日
↑【「草千里ヶ浜分岐」から烏帽子山頂を望む】
登山口からここまでは、ほぼ満開であったが
草千里ヶ浜分岐付近は八分咲位かな・・・
↑【登山口からの登路を振り返る】
澄み渡る空気感の中に、北外輪山とその先に九重連峰の遠景。
尾根筋の末端が駐車地・・・
↑【山頂直下の登路からの風景】
山頂から南に派生している痩せ尾根の断崖斜面
とその奥には御竈門山(おかまどやま)の稜線が視えている。
↑【登山者で賑わう頂上】
引けるのを待って、暫く待機・・・
↑【烏帽子岳山頂】
↑【烏帽子山頂から皿山を望む】
皿山の裾野を走る「阿蘇パノラマライン吉田線」
沿いにもピンクが広がる・・・
↑【下山路・西周りル-トにて】
チョット早過ぎたのか ? 例年のような花の見映えが薄い・・・
↑【私の好きな「馬の足型 (別名:キンポウゲ)」】
↑【噴火口見学】
皿山には砂千里登山口からスタートするため
火口までの有料道路を使用。
通行料500円かと思ったら1000円だったので、ついでに火口見学。
(後書き→翌日には噴火警戒レベル2が発表され立入禁止)
2) 皿山 (砂千里登山口からのピストン)
(行程) 砂千里登山口(発12:50)→皿山登山口・古坊中分岐(着13:00)→
皿山頂上(着13:30~発14:05)→砂千里登山口(着15:00)
↑【中岳と皿山との砂千里ガ浜分岐】
↑【皿山の稜線を目指して】
↑【稜線に上がると思わぬ視界が広がる】
ピンクに染まる丸山の山頂
↑【ズ-ムで】
↑【展望が広がる快適な稜線歩き】
↑【稜線東斜面を流れ下るミヤマキリシマの群生】
↑【稜線西斜面のピンクと背後には杵島岳・往生岳】
遠景には鞍岳(左上)
↑【南西斜面のピンクと烏帽子岳・御竈門山】
↑【皿山山頂標識】
尾根上の小さな岩場に座す山頂
360度の視界が広がり、山々の風光を満喫する。
↑【ピンクに染まる丸山と遠景に祖母・傾の山並み】
丸山は過去(2011.5.5)に藪漕ぎで苦労した思い出の山・・・
↑【中岳南峰・溶岩流の断層と根子岳・天狗岩】
↑【山頂で出会った山ガール (画像アップ了解済)】
山への情熱あふれる延岡の人で
私のブログも紹介し山談義に「花が咲く」・・・
< 面白い一期一会 >
後着で登って来られた佐賀の山ガール、
烏帽子山頂で皿山ル-トについて確認し合った人で
皿山頂上でまたまた再会。
延岡の人・佐賀の人ご両人は皿山ル-トの登路上で出会つた仲との事。
加えて、話好きな相棒の石ちゃんのなんやかんやの語らいで
山頂のひと時を楽しむ。
下山路も話に夢中になり、古坊中駐車場分岐で分かれるはずだつたのが
見過ごして、皿山の肩で別れることとなった。(笑)
ここから下山路にて↓
↑【稜線の砂礫地に這うミヤマキリシマ】
遠景は烏帽子・杵島・往生
↑【溶岩に這うミヤマキリシマ】
背後は中岳方面
↑【稜線沿いのミヤマキリシマ】
↑【稜線に露出する溶岩を覆うミヤマキリシマ】
↑【散乱する溶岩平に咲くミヤマキリシマ】
背後には噴火口が観える。
稜線から下り、砂千里ガ浜分岐に向かう登路にて
↑【砂千里ガ浜の火山弾】
登山を終えて
<烏帽子岳(1337m)>
中腹(草千里ヶ浜分岐分岐付近)で8分咲き位 ?で
その下側が見頃、上部は今から見頃を迎えるかと思われた。
<皿山(1303m)>
稜線には見頃の株が点在するが稜線から流れ下る
東斜面の群生地は多くの株が
虫被害なのか?火山ガスの影響?かで枯れた模様であった。
皿山の群生地は五岳の中でも一番の広がりを持っているのでは
ないのかと思う次第で、来年もここに来よう・・・
過去の山行記
・1回目 2008.10.16
・2回目 2022.05.17
・3回目 2023.05.16
(2024.5.24 加筆)
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