根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

阿蘇・烏帽子岳 5月17日(火)

2022年05月17日 22時35分09秒 | 阿蘇山系

阿蘇・烏帽子岳(1337m)   

令和4年5月17日 快晴

今年の烏帽子のミヤマキリシマは「例年になく美しい・・・」との
ネット情報が溢れていたので「それでは一度は観ておこう」
という意欲に駆られ、好天気を狙っての花見遊山となった。
(花の最盛は過ぎている模様ではあるが・・・)

烏帽子岳は過去(2008.10月)に一度だけ秋に登ったことがあるが、
それ以来であるので14年振りとなる。
もちろん烏帽子のミヤマキリシマは初見参である。

(行程)  草千里乗馬場(発9:30)→草千里西縁・尾根取付き(9:40)→
    烏帽子岳頂上(着10:40~南尾根突端踏査~発11:00)→草千里東縁・尾根→
    草千里分岐(着11:30)→駒立山(着11:50~昼食~発12:00)→草千里乗馬場(着12:10)
                 *工程時間は写真撮影を含む

阿蘇・烏帽子岳(1337m)のミヤマキリシマ (令和4年5月17日)

【肥後のあか牛】
車道沿い(阿蘇パノラマライン坊中線・吉一牧場付近)に遊ぶ あか牛。
広々とした牧野から
阿蘇谷と外輪山の壮大な阿蘇カルデラを堪能する。

【私の好きな、馬の足型(うまのあしがた)】
黄金色に照る光沢感のある花びら・・・

【草千里が浜の草原を黄金色で染め尽くす「馬の足型」】

【草千里東縁尾根を彩るミヤマキリシマ】
草千里西縁尾根から対岸の東縁尾根を展望する。

【登路から眼下の北向山を眺める】
立野火口瀬の先には熊本平野が広がる。

【丸太の階段が続く】

【西縁尾根から眺める景観】
正面には杵島岳・往生岳(右)

【西縁尾根から眺めるミヤマ】
見頃の花模様・・・

【草千里が浜をピンク色で囲む風景】
東縁尾根(右奥)もピンク一色で染まっている。

【山頂から南に派生している断崖の痩せ尾根】
尾根突端の奥には御竈門山(おかまどやま)が視えている。
烏帽子岳頂上直下の登路からの眺め。

【山頂標識】
ここから南側に派生している痩せ尾根を
踏査する。

【尾根両端は断崖絶壁】
踏み跡はあるが危険回避で、この場所で引き返す。

【山頂を振り返る】
断崖絶壁に流れ下るミヤマ・・・

【上記画像をアップで】
三色の微妙な色違いのピンク・・・

 

【断崖に張付く深山霧島】
右下を見下ろすと「阿蘇パノラマライン吉田線」が走り
恐ろしいほどの高度感を体感する。

【再び、山頂に戻る】


ここから、頂上を離れ「草千里ガ浜東縁尾根」を下る

【頂上から切れ間なく展開するミヤマの景色】
遠景に九重連峰

【火口の噴煙とミヤマキリシマの台地】
眼下に見える阿蘇山頂広場(右上)もピンクで染まっている・・・

【青空の烏帽子岳を振り返る】

【尾根腹を染めるピンク】

【草千里分岐付近に彩るミヤマ】

駒立山中腹から草千里が浜の登路を振り返る】

【駒立山頂上から烏帽子岳を望む】

【駒立山登路に咲く春りんどう

【株立の多い・・・春りんどう】

【阿蘇山頂広場側から烏帽子岳を望む】
下山後、「阿蘇パノラマライン吉田線」に回り
山頂から南側に派生している尾根筋を確認する。

【阿蘇のシンボル「米塚」】
緑滴る新緑が清々しくて、美しい  !!

登山を終えて
14年振りの烏帽子岳であったが当時と比べ登山道は
大きく様変わりして
至る所に九州自然歩道並みの丸太の階段が付けられ、
遊歩道歩きの心地で「驚き桃の木山椒の木」であった。
いつ頃改変されたのであろうか? 知らぬは私し だけかも (笑)

ミヤマキリシマ詣では
「くじゅう連峰」と私なりに決め込んでいたので
阿蘇の近場に住みながら烏帽子岳のミヤマは初めての見分となった。
花の最盛は過ぎていたようであるが
尾根道の裾は見頃の花模様が展開されていて、
周回ル-ト(西尾根~山頂~東尾根)すべての箇所で
花を連続して愛でられ
且つ阿蘇観光の風景も同時に楽しまれた。

これを機に「烏帽子岳ミヤマ観賞」を私の山行年間計画に加えることとした。

(2022.05.27日 加筆)

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