タイミングがあえば随時、構造の見学をしてもらいたいと思っていて
1/末頃までは見学が可能です。
来週からは断熱工事が入る予定です。
断熱の施工状況、気密の取り方等確認できることと思います。
それでは構造見学では何を見るのか?
木材が中心になると思いますが…。
どんな木材を利用しているのか?材種や寸法、色、匂いは?
・土台の桧材
・柱の杉材
・梁の杉材・米松材
・宮城県産材の割合とそれによる県と国からの助成金額は?
・耐力壁の設置状況とどのぐらいあればいいのか?
接合金物も仕上がると隠れるところです。
・ホールダウン金物とは?
・柱の上下にある金物は?
・筋違いの端部に取り付ける金物は?
・梁と梁を接続する金物は?
桁上合板の方法、ボード気密工法とは?
・桁上合板の意味と施工状況は?
・ボード気密工法とは?
・箱状につくる
・コンセントの気密方法は?
外部の下地部分も確認できます。
・サッシ周りの防水処理方法と部材は?
・遮熱機能がある透湿防水シートとは?
構造見学会なので…。
できれば基礎工事時の配筋等が確認できればいいのですが…。
工事の最初で、見学と工事のタイミングがなかなか合いません。
写真で見てもらうしかありませんが…。
実際、現場で確認すると納得すると思います。
弊社の配筋は組鉄筋を使いません。
基礎屋さんのこだわりでもあります。
組鉄筋とは鉄筋が加工され最初から組んであります。
現場ではそれを置いていく!感じでしょうか?
検査も通りますし、大体どこの工務店も利用していると思います。
弊社でも以前は利用していました…。
でも…。
定尺長さがありますので繋ぎ目部分には重ね継ぎ手の鉄筋が必要になってきます。
そこにまたジョイントがあるとまた重ね継ぎ手の鉄筋が必要になり…。
角部分など…。鉄筋だらけに!
コンクリートを流しますが本当に「一体」になるのかと思う時があり…。
私は好きではありません。
手間暇がかかりますが1本1本加工していく…。
地域型住宅の違うところ!
「構造」を観る時はここまで観てほしいものです。
完成するとキレイは室内。
自然素材。
木が見えるいい空間。
いいなぁ~と感じるように構造見学もいろいろ知ってくると見応えが出てきます。
1本1本、一つ一つ、つくりあげる作業に職人技を感じます…。
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