ある♀社長の由無し事

実名のブログやFacebook等でなく、匿名だから言えることを綴っていきます。

ある日のトラブル・食事編

2013年01月21日 | 介護
21時を軽く回った頃
家に着いたら
両親がまだ晩ご飯を食べていました。

私も夕食がまだだったので
ありあわせのもので自分の分を
台所で用意していた時、
母が寄ってきて
父の愚痴を言い始めました。

その日は午後から親戚が来て
父の大好物の「最中」をお土産に
持ってきてくれたそうでした。
親戚が夕方になって帰った後、
父はお土産の最中をイッキに3個食べたそうです。
それでお腹いっぱいになったらしく
19時近くなったから母が
「ごはん食べる?」
と聞きても
「まだ食べたくない」
と父が言ったので
母は父がお腹空いたと言い出すのを
じっと待っていたそうです。

私が帰る少し前、
父が突然
「いつになったら飯を食わせてくれるんだ!」
と大きな声をあげたそうです。
いつになったら晩ご飯を出せるのか
イライラしながら待っていた母は
これにはキレたそうで
「食べるなら食べるって言いなさいよ!」
と言い返したとか。

そういうトラブルを避けるためには
お腹が空いていようがいまいが
病院みたいに定時にご飯出すしかないんじゃない?
・・・と母に言いました。
母も「そうね」と言いました。

言葉は悪いですが
認知症患者を「まともな人間」と思っては
介護する側が精神的にまいってしまいます。
ドライに、機械的に、
対応することが必要です。
私は父を「まともな人間」とは思わないようにしていますが
母はまだ割り切りができないようです・・・。
コメント
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