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今回は何度も予定変更を重ねて、とうとうこんな時期になってしまいました。
これまでに撮った写真の日付をチェックしたら8年前からここへ出掛けてましたね。
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渓流釣というものの実態を全く知らなかったので
ネットで調べてみたら・・・この辺がよさそうだと思われたのであった。
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ここで師匠が出来て、何やかやと教えてもらいました。
餌の取り方から振り込み方、仕掛けの流し方など。
奈良県吉野郡天川村というところです。
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年に一度は、淡路・鳴門橋を渡ります。
阪神高速に乗り
大阪環状線で大阪市内を横切って
南阪奈道を大和高田で下ります。
高速を下りるとなんだかホッとしますね。
やぁれ~やぁれ着いたワイとね。
途中、こんな鄙びた交差点で信号待ちをしたりします。
家からだとチンタラ走って5時間弱かな。
例によって高速でも時速70km/hですから殆ど抜かれっぱなしの旅。
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今回はお師匠さんがお山に籠もってるというので
一人静かに渓谷を釣歩きますが・・・・
いかんせん、水が無い。魚信が無い。
朝の10時過ぎに遊魚券を買い、何時間も竿を出しますが2尾しか釣れない!!
ここいらの魚はスレ切ってるのかなぁ?
夕刻になって携帯電話に着信があることが判明。
お師匠からである。
急遽、お山から下りてきてくれました。
何であれ、師匠というのは有難いものです。
お好み焼きでも食べよう!とのお誘いでした。
師匠、結婚してから、いわゆる「幸せ太り」とでも言うのでしょうか。
ぷっくり太って、えらく柔和な顔付きになりました。
なんだか小澤征爾さんみたいな髪型でカッコ良い!
久しぶりにビアで乾杯などするのも嬉しいものがありました。
来し方行く末など・・・魚釣り以外の話ばかりしてました。
師匠は原則お酒は呑まないのでオイラひとりコップ酒を呷りました。
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翌日は朝、5時に出発してお気に入りの渓を目指しましたが・・・
えらく渋い。
最初に岩魚が釣れたきりで音なしの構え。
おっかしいなぁ~と思ってたら岩のうえにベッタリとぬれた足跡!!
わちゃ~やられたぁ。
がっくりきて宿へ引き返します。
朝11時近くなって、携帯がリンリン鳴ります。
師匠の一番弟子からの呼び出しです。
今日は一番弟子との釣行を予定していたのです。
一番弟子ですから、なんと言っても川虫です。
川虫一杯とって釣るんだ!と意気軒昂。
オイラはミミズの銀次郎ですから・・・・四国からミミズ持参。
川虫の居る小支流を目指して杉林を分け入りました。
ところが・・・
虫が少ないし、ちっちゃいのばっか。
おかしいな~とか言いながら。
それでも釣になる程度の川虫を二人で掻き集めて一番弟子のお勧めのポイントへ。
ところが・・・
ここもメチャ渋くて釣れません。
2尾だけでした。
一番弟子は女性釣師なのです!!
川歩きは達者なものでオイラなんか取り残されてウロウロするばかりでした。
川虫、ミミズで釣れなけりゃテンカラだぁ~と
意気込んで瀬を狙いますが
まったく反応なし。
普通、お魚がいれば釣れなくても毛ばりには反応するんだが。
で、ショボショボと釣り終わって杉林を上がって道を下ってると・・・
師匠夫妻の車がトンネルの向こうからやって来ました。
ここで記念撮影です。
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<師匠と一番弟子>
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夕べと今日は師匠の髪型が全然違う!
ばっさり切ってきたらしい。
師匠にミミズでは釣れませんわ!と陰口を叩く一番弟子。
N番弟子のオイラは師匠から特別にミミズで釣ることを許されてるんだ!
一番弟子の仕掛けの流し方、振り込み方は師匠の教えをキッチリ守った正統派。
しかも餌は川虫なのだが渋くて釣れなかった。
ということは・・・一体何を意味してるのだろうか?
水は少ないし、ピカピカの晴天。
こんな状態では如何に川虫と言えども釣れないんである。
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でも、釣れる釣れないは二の次なんだね。
一番弟子との釣。
オイラには殆ど居ないガール・フレンドとの釣。
これはたとえようも無く楽しいのであります。
川虫だぁ~
ミミズだぁ~
釣れても小さいぞぉ~とか
なんとか言いながら緩い渓を歩くのはホント楽しいよ。
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師匠が同行しなかったのも楽しい要因の一つ。
もし一緒だったらやかましいことこの上ないんだから。
もっと頭を低くだの
匍匐前進だの
目印がブレとるぞ!だの
あわせが遅い!だの・・・
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兎に角、一番弟子殿
ありがとうございました。
休みがないうえに、暑さでバテバテです。
禁漁までに、3人で行きましょう。
とりあえず次の休みは、涼を求めて、不思議現象を楽しんできます。物理的にあり得ない現象にハマってしまいました(笑)
では、失礼します。
今年の夏は3σ外です。
もぉ~死にそうです。
精霊に可愛がられる方法を身につけて教えてね!
急な藪を無理やり登って頂いて、恐縮です。一番弟子の
振込み、仕掛け流し、百流し・・・勉強になりました。
ミミズ・・・ちょっとかじられて痛むと次のアマゴのアタリは
極端に悪くなりますね。たら~んと垂れても喰いません。
川虫の早合わせだとスッポ抜けますが、小さいアマゴを
釣らないと決めれば、早合わせで大物が釣れるはず。
魚からどう見えるか?川虫よりもアピール度は高いと思いますがねぇ。
ミミズの匂いもアマゴには魅力だろうと考えてます。
なにしろ、カメ虫を喜んで食べる連中ですから。
また、宜しくご指導賜りたく存じます。
有難うございました。