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三浦一回り散歩

 梅雨入りが発表されましたが、本日の午前中は天気も良かったので、少し三浦方面に散歩しようと思い立ち、朝10時半頃に家を出ました。

 まずは鎌倉方面に向けてバイクを走らせましたが、実は昨日も長女と一緒に鎌倉へ出かけていました。この時には車(VOXY)で出かけたのですが、その際には巨福呂坂方面から鶴岡八幡宮に抜けるコースを取りました。今日は昨日と同じコースを通っても面白味が無いので、大仏切通方面から鎌倉、そして逗子へ抜けるコースを取る事にしました。

 これは大仏切通のトンネルですが、本当の大仏切通はこのトンネルの上あたりに、ハイキングコースがありそこにあるそうです。トンネルを抜けると鎌倉大仏高徳院の脇を抜ける道になりますが、今日も相変わらず人手が多く、周辺の店はとても賑わっていました。

 この鎌倉大仏ですが、今でこそ「野ざらし(という表現は申し訳ないかな??)」となっていますが、創建当初は話によるとしっかりとした寺院の建物の中にあったそうです。ただ鎌倉時代にあった大地震の津波によって、建物は流され壊れてしまった事もあり、現在の様な安置状態になったと言います。
 鎌倉時代は日本歴史で初の武家政権とも言われていますが、鎌倉幕府では鎌倉を京の都に負けない「文化都市」にしようとしていたと言われており、当時、この大仏建立は国家的な公共事業であったとも言われています。

 さて、この大仏の脇を過ぎると交差点を左に曲がり、鎌倉方面へと道は進みます。この道を真っすぐ進み、若宮通りを超えていくと小坪トンネルを過ぎて逗子の市街に入ります。この小坪トンネルも神奈川県内で有数の「心霊スポット」と言われており、トンネルの上には誠行社という斎場と火葬場があります。
 この小坪トンネルが「心霊スポット」として有名になったのは、キャシー中島の怪談からだと言われていますが、夜通ると確かに少し不気味な雰囲気がします。学生時代に先輩に連れられ、鎌倉霊園に肝試しに行く次いでに、深夜通りましたが、中々雰囲気があるところでした。まあ今日は昼間なんで、特に何もなかったですが。

 逗子を過ぎたら国道134号線にのり、真っすぐ進むと「葉山御用邸」の前を通過します。

 この葉山御用邸の裏側の海はとてもきれいで、若い頃には「御用邸裏の海岸」と呼んで、良く行っていました。でも家族を持ってから、この海岸には行っていないのですが、今はどうなんですかね。

 このあと国道134号を城ヶ島方面に向け、ノンビリとバイクを走らせました。空には青空が広がり暑くも無く、今日は本当にツーリング日和という感じで走らせました。
 長者ケ崎を過ぎて少し行くと「子産石」という史跡があります。

 日本伝承図鑑(https://japanmystery.com/kanagawa/koumiisi.html)によれば、子産石は子を生み出す。『三浦古尋録』という書籍にも記載されており、古くからその名が知られていると言います。近くの浜辺にある岩場が波に削られていくと、その中から小さな丸い石が出てくるらしく、その不思議な現象から、この子産石は子宝を求める人々から大いに信仰されていると言われています。
 確かにこの大石の前には、出産祈願が書かれた石も置かれていて、幾つかは「無事産まれました、ありがとうございます」という様な事が書かれた石が置かれています。この子産石ですが、私が好きな漫画の「ヨコハマ買い出し紀行」の中のキャラクタにも同じ名前が使われていますが(文字は違いますが読みは”コウミイシ”です)、恐らくこれに由来しているのかと思っています。

 こんな感じで、ノンりびと三崎口まで流して走っていましたが、ふと北の方に眼をやると、何やら大きな入道雲の壁が見えていました。(この記事のトップ画像です)スマホのウェザーニュースで「雨雲レーダ」を確認すると、どうやら奥多摩から八王子で既に大雨になっていて、その雲が南下している様子でした。恐らくこれでは2~3時間後に三浦方面にもこの大雨が来そうな感じに見えたので、とりあえず引き返す事にして、三崎口からの帰りは、三浦縦貫道を通り、衣笠から横浜横須賀道路を使って急いで帰る事にしました。(本当は海鮮丼を三浦で食べたかった・・・・)

 横浜横須賀道路に乗って、釜利谷近くを過ぎだあたりで、雲は段々と低くなり。狩場料金所ではかなり暗い状態にまでなっていて、風も強く吹き始めました。そこで料金所の先の道路わきに寄って、先のウェザーニュースの雨雲レーダを確認すると、既に保土ヶ谷あたりでは集中豪雨になっているのが判りました。

 私はあわててショルダーバッグにスマホを入れ、そのショルダーバッグをリアケースに仕舞い、雨合羽を持っていたのでそれを着こみましたが、間を置かずに雨が降り出し、合羽をきてから走り出すと直ぐに集中豪雨の中に突っ込んでしまいました。この時の雨はまるで「ダウンバースト」の様な強い風と、目の前が見えなくなるくらいの、まるでバケツの底をぶち抜いた様な雨で、恐怖感すら感じる程の大雨でした。

 保土ヶ谷バイパスでは、ガード下では幾台かのバイクが避難していましたが、私はこの雨の中、下川井ICに向けて速度を落としながら走り続けました。
 そして保土ヶ谷バイパスを走り続けて10分ほどすると、空の黒い雲の合間から青空が見える様になり、下川井ICに着く頃には雨は上がっていました。自宅に着くと、既に雨は上がっており、空には青空が見えていました。

 この後、バイクを簡単に拭いてからUSB電源などの確認をしたのですが、特に不具合も無いので良かったです。奇しくも豪雨でも設置したUSB電源は耐えられることが確認できました。ただ靴がずぶ濡れになってしまい、中は水浸しの状況で、グローブもビチャビチャになってしまいました。これから先、ロングツーリングを想定した場合、これらの対処は今後の課題ですね。


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