酒飲み調子随てもう一つ記事を挙げます。次はZX-4です。
このバイクはフリーウェイに2年程乗った後に乗り換えたバイクです。
これは本格的にツーリングにも行きたいと思い、どうせ乗るなら400ccに乗りたいと購入しました。しかし当時は日産ラングレーにも乗っていたので、車検がほぼ毎年くる事を覚悟しての購入で、本体価格は中古車で36万円でした。
このバイクは水冷4気筒のDOHC16バルブのエンジンで、それまでのフリーウェイとは全く別物の様なバイクでした。加速も去る事ながら、高速道路に入った時の安定性はとても良く、しかも100キロ巡行はお手の物で、二人乗りでタンデム走行しても安定感が全然違います。(当時は高速道路2人乗りはご法度でしたので、高速道路で2人乗りはしてません)
ただ加速感は半端なく、当時25歳の時にこれで走りましたが、今から考えると「乗りこなす」ではなく「乗せられている」という感じで、危険な目にも沢山あいました。要は「運転技量が未熟」という事なんですけどね。
一度は自宅近所の信号の交差点で赤信号で停車、その後信号が青になるとスタートダッシュで走り出した時、脇の路地から軽ワゴンが出てきたのですが、避けきれずに軽く接触してしまいました。互いに大きなキズもなく、その場は終わったのですが、この時には左足を軽く挟んでしまい、捻挫してしまいました。
もう一つは東名高速を走っていた時、用賀近辺で渋滞していたのですり抜けで走っていましたが、何台か先でベンツがウィンカーを出さずに急に進路変更していたのを見て、パニックブレーキをかけて転んでしまった事もあります。この時にはカウルとシフトペダル、あとミラーが壊れてしまいました。また履いていたジーパンはボロボロに破けてしまったのです。一応、修理費は相手方のベンツが払ってくれましたが、結構な修理費がかかりました。
あと私の兄が住んでいる埼玉県に行った時、帰りは雨に降られてしまい、雨合羽を着て走っていたのですが、関越自動車道を走っている時、確か100キロ巡行をしていましたが、道路の継ぎ目の鉄板の上でスリップしてしまい、車体が左右に大きくブレたのです。この時にはさすがに「ああ、このまま転倒して死んでしまうんだな」と妙に冷静な自分がいたのですが、たまたまブレーキを掛けずにアクセルを戻すと車体が安定を取り戻し事無きを得ました。
当時の私はこのバイクを持て余していたのでしょう。いまならまた違う乗り方をしてたでしょう。
このバイクはその後1回車検を通した後、だんたん乗らなくなってしまい、バッテリーも上がってしまいローンが終わった後(2年間)、下取りに出して次のバイクを購入する事にしました。でも御前崎や浜岡原発、また箱根などあちらこちらをこのバイクで走りましたので、結構400ccを個人的に堪能したバイクでした。
これも懐かしいバイクですね。