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ニーグリップ考

 バイクに乗る際の基本的な「テクニック」になるのでしょうか、ニーグリップ。皆さんはいかがしていますか?

 私は自動2輪免許を取って、最初に乗ったのはVT250でしたが、その後、途中からスクータに長い間乗っていたので、このニーグリップというのからは離れていました。

 確かに教習所では教わった気がしましたが、あまり記憶にないんですよね。

 学生時代にはRZ-50に乗っていましたが、ニーグリップなんて意識した事がありません。またVT-250の後に乗ったZX-4やBROSS400でもあまり意識をした事がありません。

 記憶にあるのは、ZX-4に乗っていた頃には、長距離乗ると手首がとても痛くなった事ですが、今から考えたらこの時にはニーグリップをしていなかったんでしょうね。

 このGIXXER150に乗る様になって、個人的にニーグリップを意識して乗る様にしています。

 ニーグリップとは、言葉通りに「ニー(膝)」でバイクの燃料タンクを挟んでバイクをコントロールするという事ですが、要は下半身でバイクをコントロールするというか、なるべくバイクと一体化して走る事ではないかと考えています。では単純に股でバイクの燃料タンクを挟む事を言うかといえば、それではなく、私の場合にはそれによって、上半身を脱力した状態に持っていけるかという事だと考えています。

 バイクの燃料タンクを股で挟み、背筋により上半身を起こしながら、ハンドルに「寄りかかる」のではなく、上半身を脱力した状態にして、アクセルやブレーキ、そしてハンドル操作を行う姿勢を保持する事。これが「ニーグリップ」だと考えています。またその為に大事なのはステップに乗せる際の、足のつま先の方向です。
 私の場合、つま先を外側ではなく、心持、内また状態に近い感じでステップに乗せる事で、丁度良く股でバイクのタンクを挟む事が出来る様になります。

 この姿勢を意識する様にしてから、昔、ZX-4で感じた「手首の痛み」を感じる事は無くなりました。またコーナーを走る際にも、以前に比べるとスムーズな感じで回れる様になったと感じています。

 スクーターに乗っていた時には、当たり前ですが燃料タンクを股で挟む事は無く、どちらかと言うと左右ハンドルとお尻、場合によっては足を突っ張り、お尻をシートに押さえつけて乗っていました。しかしこの場合には、どうしても安定感というか、バイクのコントロールという事では難あると感じていました。

 だから峠道では、登り坂は怖くないのですが、下り坂ではどうしても恐怖感を常に感じていました。エンジンブレーキという事もスクーターは無縁な感じでしたからね。あと高速道路もスピードが出ると、やはり路面のデコボコで恐怖を感じる事も多くありました。

 しかしGIXXER150に乗って、このニーグリップを意識する様になってから、このスクータで感じていた峠道や高速道路での恐怖感を感じた事はありません。長距離の移動についてもGIXXER150の方が疲労感が少なくなっています。ちなみにスクーターは250ccで、GIXXER150は155ccなんですけどね。

 あるYoutuberはニーグリップで必要な事は「体幹」と表現していましたが、背筋とその周囲の筋肉が必要という意味では、この表現は合っているのかもしれません。長距離乗ると、少し脇腹の筋肉に疲労を感じたりしますからね。でもスクーターで長距離乗ると、とにかくお尻の痛さが目立ちましたが、今はそんな事も無く、スクーターの時に比べると肉体的にも精神的にも疲労感は少ない様に思います。

 ちょっとニーグリップについて、思う事を書いてみましたが、皆さんはどの様に思いますか?


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