今年の夏休みも終わってしまいました。
実は先月末から、我が家の中で「新型コロナ禍」が吹き荒れてしまい、結果、私の夏休みも布団の上で終わってしまったんです。。。
事の発端は、私の妻が7/31の朝「調子悪いので仕事を午前中休んで、午後に出勤する」というので、体温を聞いたら37.5℃。こら怪しいので仕事はとりあえず1日休め、病院へは自分が連れて行くから。という事で、病院に連れて行った所、めでたく「新型コロナ陽性」の診断。医者からは5日間の自宅待機と風邪薬一式を貰って帰宅してきました。
そこから妻の体調はダウンヒル状態で、体温もみるみる間に上がり38℃を超えてしまいました。また喉の痛みも急速に悪化し水分補給も出来ない状況に。この時、人というのは「干からびる」というのがよく判りましたね。人は食事を取れなくても半月は生きていけますが、水分補給出来ないと3日は持ちません。妻を見ていると声も出なくなり水分補給も上手くできず、ひたすら寝ているのですが、本当に肌状態が悪くなるのが解るんですよ。スポーツドリンクやヨーグルト、あとアイスクリームなんかを買ってみましたが、いずれも上手く飲み込む事が出来ていません。
これを見かねて8/3の土曜日の朝一に病院に連れて行き点滴を受けさせたところ、そこから急速に体調も回復を始め、熱も下がり水分も自力で取れる様になり、翌週には仕事に復帰する事が出来ました。
ただこの期間、私に家事全般が降りかかりました。幸いな事に私はテレワークでしたので、自分の仕事に穴開けずに出来ましたが、家事全般を受け持つというのは、結構疲労が蓄積するものなんですね。
妻が回復した8/5の夕方、私も喉に違和感を感じてだるさを感じました。体温を測ると37.5℃。市販のコロナ判定キットを使ってみると「陰性」という結果でした。この時は早めに就寝すると、翌朝には喉の違和感も無くなり体温も平熱になったので、とりあえず様子見する事にしました。
しかしその後、子供たちが順次、発熱と喉の痛みを訴え始め、1人は喉の痛みがひどくなり、妻同様に水を完全に受け付けない状況になり、深夜診療の病院に連れて行ったりしました。
結果、8/5の週は子供たちが新型コロナに感染してしまい、てんやわんやな状況になってしまったのです。
私は今年の夏休みを少し長めにとって、どこか出かけようと考えていましたが、この時点でそれは無理だと諦めました。妻は回復したとは言え、まだ病後の回復期で本調子でも無いし、子供2人が熱を出して寝込んでいる状況で、自分だけ出かけるなんてのは出来ませんからね。
一応、職場には8/9から夏休みを申請していたのですが、実はこの8/9の夕方から自分の体温も上がり始めました。体温計で測ると38.5℃、立派な発熱状態です。翌日の朝に地元の病院の診察をうけると「新型コロナ陽性」と診断され、発熱時の熱さましだけ処方され自宅療養を良い渡されました。
私の場合、喉の痛みは無かったので水分補給や食事の問題は無かったのですが、体温が39℃台の発熱が続き、熱さましを飲むと6時間ほどは37℃まで下がるのですが、直ぐに39℃に上がってしまいます。人というのは39℃を超えると意識もボーっとなるし、変な夢を見たりします。私は何故か会社のノートPCで必死に客先にメール返信をひたすらしているという夢をよく見ていました。
また40℃の熱になると熱性痙攣というのも出るんですよね。その時には寒くて堪らなくなり、布団を多めにかぶるのですが、寒さで震えがなかなか止まりません。
結局、私のこの発熱が収まったのは8/16の午前中でした。8/9からなので7日間ほどでしょうか。今日現在(8/18)、体温は平熱であり食欲も普通ににあるので、もう大丈夫な感じになりました。でも明日から仕事なんですよね。残念。。。
あ、、子供たちは8/12の週には順次回復して、日常生活に戻り始めています。
今回の新型コロナの感染で感じた事を少しまとめます。
今回、我が家は「新型コロナ」に見舞われてしましましたが、新型コロナ感染が社会で騒がれたのが2020年以降、今回が初めての事でした。親族や知人家族の中では、既にワクチン接種を済ませている中で、2回目、3回目と家庭内で感染を繰り返している人もいましたが、我が家ではワクチン接種は一度もせず、今回初めての感染とあいなりました。
今回、行くところ行くところで「ワクチン接種はしていますか?」「何故していないんですか?」と聞かれましたが、こういった事から考えてみると、この質問になんの意図があるんですかね?
そもそも風邪やインフルエンザもそうですが、発症の原因はウィルスという極微の存在なんで防ぎようがありません。従来の季節性インフルエンザで行われていた生ワクチンでも、感染リスクは下げる事は期待されておらず、期待されたのは発症時の重症化軽減でした。まして今回の新型コロナではmRNAで、従来のワクチンとは異なってますし、当初からそのリスクは未知数でした。
またマスク装着にしても効果として期待できるのは、どこ触ったかわからない指先で、不用意に口元や鼻をいじる事を防ぐ程度の事しかないでしょう。
また同じ「新型コロナ」と言っても、人により発症する症状は様々あるようです。今回、同じ家族内でも、妻や子供たちは激しい喉の痛みに襲われ水分補給に苦労していましたが、私にはその喉の痛みは一切ありませんでした。だから私は水分補給にはなにも苦しまずに済んでいました。しかし妻や子供たちは38℃台の発熱が3日間程度で済んでいましたが、私は39℃から時には40℃で熱性けいれんを起こしてしまう発熱が7日間続きました。
どちらが楽なんでしょうかね。。。まあどちらが楽という事はないかもしれませんね。
ただこの「激しいのどの痛み」は、独居者で特に高齢者の場合には、命取りになる可能性があると感じました。何故なら発熱すると水分が急速に奪われてしまいますが、自分で水分補給が出来ない場合には、点滴などで早急に補わないと命の危険に直結します。今回、看護師や医師にも話を聞く機会がありましたが、共通していっていたのは、そうなった時には躊躇なく救急車を呼んでくださいという事でした。ケースによっては2~3日は入院して水分補給を受けながら治療というのも必要になるかもしれません。ただこれに関しても、今回の件でとある病院に相談した時言われたのが、新型コロナ以外でも入院患者がいるので、病床が潤沢に空いている訳ではないという事でした。そうなると特に独居高齢者には厳しい病気なのかもしれません。
とまあ、すこしつらつらと書きましたが、今回の新型コロナ騒動も何とか乗り越える事が出来ましたので、体調回復したらまたどこかへ行ってみたいと思っています。