かなり楽園

めざせ楽園。
いつか楽園。
きっと楽園。

こんな形で陵辱する男は初めてで

2010-05-18 21:45:23 | 戯言
 
晩夏のその夜の戦慄

組みしだかれたふるえを錯覚し

女は奇蹟的に一年半かしずいた




それだけ

ただ

それだけ




そんなことだったのかもしれない

そう思いたくて

そう片付けられなければ

男のほうが救われないのかもしれない

兄弟、いいお人形持ってるね。

2010-05-08 10:12:09 | 戯言
あのさ、俺にもたまに貸してくれよ。


だって、独り占めはよくないもの。


どうせ、俺たち兄弟なんだし。


たぶん、俺が兄貴なはずだからさ。


でもね、俺たちの兄貴はたくさんいるぜ。


おそらく、君の弟も、ね。

バックブラスト

2010-03-24 21:58:57 | 戯言
生体抱き枕きぼwん

煮詰めて
煮詰めて~
浮いてきた白血球で
白玉だんごwww



Miami*i.まんまみーや



きおくをけすくすりはないのか。

ないのならRPG-7とタマ5発くらいくれよ。
射手がヤバい目に遭う中華なレプリカでもいい。
ちゃんと白いターバン巻いて構えるからさ。


「あっらーあくばる」


いま叫んだら上のオフィスの人たちが怯えるだろ。
あのペアは一生懸命仕事してる(ように思える)
たまに深夜に薄闇で礼を交わす。
抑えてるんだ。




蜜月のうちに粉砕してしまいたいところがある。




「さんくちゅあり」




【ハネムーン期】

新語辞典

(1)ドメスティック-バイオレンス(DV)において,暴力によってストレスが発散された後,バタラー(加害者)の態度が一変して安定する時期。謝罪する,優しい態度を示す,もうしないと約束するなど。しかし,一定期間が過ぎると緊張が蓄積され,再び暴力へと発展する。安定期。

(2)糖尿病の初期の段階で,インシュリン療法が奏功し,糖尿病が軽快したように見える時期。

提供元:「大辞林 第二版」




I'm not in Miami b*tch!




知らなきゃ済むことはたくさんある。

でも僕らはいろんなことを手繰るように仕向けられてる。

世界にはりめぐされた網に四肢と頚椎をがんじがらめ。

脳下垂体の根本はクモの縦糸でやんわりと締め付けられ、体液の循環を制限される。




No drugs to calm me.

生き地獄じゃないのかこれは

2009-12-27 16:20:15 | 戯言

俺がいちばん会いたい人は

俺にいちばん会いたくない

ということ。



(情けないことを綴ります)


俺は狂った


「二度と」

という言葉に込められた嫌悪

目に触れたのは書かれて一ヶ月半後だった



おれは何もせずいったい何をしてきたもうすぐ二年

抱えつづけた身と心が剥がれたような感覚



そんな活動をしていたんだ。



個展みたかった

一人でも多くの人に観てもらいたい個展で

世界でたった一人

俺は入場拒絶されてたようなもの



でも

きみから噴き出したものを

世界で一番観たかったのも





観れたひとがうらやましい

そして

きみのそばで

創造のプロセスを見守れた

そのひとがうらやましい



きみはかつて「拒絶反応」といっていた



生活の中で

守るべき大切な人を愛撫して暮らす

それは湧き出る衝動だけではなく

守る側の自分をも愛撫すること



俺が狂ったのは

嫌悪され排除されたからだけじゃない

俺のからだの鼻先三寸で

あこがれていた男に口説かれ抱かれ

おそらくその情熱に応えた愛撫を返し

俺に抱かれていたときとは比較にならない

充足を得

日々を重ね

それを育んでいっているという想像をする

脳内の血の池は沸騰していて

その中で俺はただれゆく肌でもがきつづけた

脳から湧き出る呪詛を撒き散らした

俺を門前払いし唾棄した女の幸せ

2009-11-13 15:31:59 | 戯言
 


願うほど

俺は

おとなじゃない


男と女を始めるのは

2009-11-03 13:59:37 | 戯言
ほんとむずかしい

とふと思った

数年前まで

簡単なことだと思ってた

需要と供給みたいなものが

合致すれば

「男と女」が成り立つものと思ってた



でも違う

ある種の勘違いと

神がかりなタイミングと

それぞれの飢えた心と

何らかの起爆剤がなければ

育ちも環境も仕事も抱えてるモノも守るべきものも何もかもが、違う

女と男が

始まるのって

もしかすると

天文学的確率なのかも

しれないね



そう

始めるのは簡単

人にのろけをひけらかせる程度の

着せ替え可能で装飾品のような恋モドキでなく

脳みそが溶けてしまうほどの想い

自ら皮膚を切り裂くような歯がゆくやるせない痛み

それにくっついてくる

背筋に鳥肌が立つような悦びにたどりつくのは

容易じゃない



そして

一度味をしめたら

それが「なし」ではいられないんだ

その日は娘を抱いて眠った

2009-10-31 13:24:28 | 戯言
もちろん

俺の精子で製造した娘じゃない

おそらくたぶんきっと

染色体レベルで

重犯罪の鑑定根拠に使えるほどに

かけ離れたデオキシリボ核酸

そしてもつれた二重螺旋

でも

折った直後のカッターの

鋭くて自信たっぷりにほくそえむ切っ先の刃を

自ら首筋にあてがって

全力でヘソに向かって振り下ろしたくなるような

そんな夜明け





次の夜は

ひとりで

腐れて赤い寝袋でねむった

酔いつぶれてね

ざまあみろ

抱かれたいなら

恋人の肌に触れているときの

緑色のアルコールが肌をすぅーっと撫ぜる

などという

くそ欺瞞な

戯言なしに

やってみろ

おれの目前1.5mで

おまえの好きな

黒い下着を下ろせ

おまえの好きな

12cmヒールを履いたままでな

She gave everything for you.

2009-09-30 01:03:20 | 戯言
彼女は君にすべてを捧げた。

Forgive her.
赦してやれ。

Forgive youself.
そして自分も赦せ。

HEARTBREAKER

2009-09-25 15:14:10 | 戯言
heart・break=悲嘆, 断腸の思い

{ハートブレイカー}

罪つくりな[薄情な]女.

三省堂提供「EXCEED 英和辞典」より


このところ心魅かれる、この単語。今宵は二人でタンゴを踊ろう。



「心臓を破壊する女」



いるんだ、蝶の様に舞い、蜂のように刺す女が。

たまらんべ、ヤラれてないか、ふにゃチン野郎共?


この手の女との会話の最後にはいつも

徒労と虚無と敗北を味あわさせられる


「あなたがもっと上手なら」

「あなたに今より誠意があれば」

「あなたがそんなに下品でなければ」

「あなたに自分の醜悪さを自覚する知性があれば」

「あなたにカラダを許す女の気がしれないわ」

「あなたがもう少し他人の気持ちに敏感なら」

「あなたの単細胞でガサツな脳みそがもう少し進化してくれれば」

「あなたが女を濡れた肉塊じゃなく人間として扱えらるなら」

「あなたならきっとありあわせの肴にもなれないわ」

「あなた流のひとりよがりな愛し方の過ちに気付けるなら」

「あなたに抱かれる心の準備はあったのに」

「あなた自慢のセックス・テクなんてたぶん井の中の蛙よ」

「あなたってそんな女のサインにも気付けないのね」

「あなたはしょせんピンチ・ヒッター。レギュラーにはなれないわ」

「あなたには女の欲しがる優しさが永遠にわからないの」


聴こえるだろ?

何気ないやりとりの中に秘められた、声にならない、男への憐れみとあきらめが染み出してくるのが

眸を覗き込んでみろ

男に期待し夢を観て、男の不甲斐なさに絶望を重ね、それでも本能のベクトルは男を指し示す

抗い、弄び、心臓を切り裂いて鮮血を搾り、生ゴミの日のステーションに放り投げるか、

粉々に砕いて鴨々川のコイのエサにばら撒くくらいのヒマつぶしにしかならない

9月の午前6時。少し頼りなげな太陽を腐臭が揺らめかせる



「さよなら。私が黒を着てるのは、私が美しくて、よくない女で――希望がないからよ」

(『かわいい女』“THE LITTLE SISTER”Raymond Chandler著 清水俊二訳 創元推理文庫53版 P.212)

バーカウンターで左に座った彼女に

2009-09-14 22:00:17 | 戯言
  
 
問うた


「結婚したこと、ある?」


彼女は


「ないしょ」


とだけ答えた。