公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

最近の公文教室って・・・・・

2008-05-17 | 現在の教室運営
『入会のときにちょっと話しただけで、面談なんてありませんでした』
『二年間、面談なんてなかったです・・・・』
『こどもが、何をやっているのか知りませんでした・・・・』

??

事務局では、少なくとも年に一度は保護者との面談をするように言っているはずですが・・・・?
2~3年前にもフィードバックがどうとかって騒いでいましたよね。

公文時代から、うちの教室では全保護者との毎年の面談はしてきていますし、
しじゅうなにかと相談に見える保護者もいらっしゃるので
別に事務局からあれこれ言われなくても、面談は当たり前と思っていました。
いつ何時、どんな保護者のお問い合わせにも対応できるよう
生徒の資料は整理してあります。(私がやっているわけではありませんが)
こどもの情報についてご家庭との共有がなければ、うちの教室指導に共感も協力も仰げまいという感覚があるからです。

くもん教室ではありませんが
教えてくれる(授業式の塾)へ行きたいと本人がゴネて、うちをやめていった生徒の親にバッタリ会いました。
『このあいだ、面談にいってきたんだけど、ひどいのよ、
うちの子の成績票とか見ながら面談をした先生は、うちの子に教えている先生じゃないのよね、実際のうちの子のこと知らないのに、テスト結果だけで話すわけ・・・・』
(そりゃ、大学生のバイト講師じゃ保護者対応はしないでしょうよ・・・・)
普通の塾ならそんなものでしょう・・・・
でも、
うちの教室で、私に言いたいことを言い、聞きたいことをとことん聞けた彼女には
大変ご不満だったようです。
『息子に、戻りなさいっていってるのだけれど、もう、親の言うことは聞かなくて』
「まあ、さ、今度一度連れといで、話はしてあげるから」

そこらへんの塾ならともかく、
小学生の低学年の頃から、その子の能力・個性に応じて進度調整をするはずのくもん教室で、指導者がろくに保護者と話をしないというのはどういうことなのかと
とても不思議に思いました。
たまたま私が聞いた2~3の教室がそうだっただけで
他の教室ではきっと、ちゃんと保護者面談をしていることと思いますけれど。

それとも・・・・教材の採点だけ、教材セットだけやってりゃいいや、の
大学生のバイト程度の意識で教室指導者をしている先生が増えているかしら・・・
まあねぇ、確かに、
かゆいところに手の届く保護者対応をする気になれるほどの収入にはならないって問題もありますけれど。


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