親から金もらえず、おなかがすいて」自宅放火 容疑の36歳無職男逮捕
千葉県警佐倉署は23日、現住建造物等放火の疑いで佐倉市の無職の男(36)を逮捕した。
逮捕容疑は22日午後6時45分ごろ、自宅でライターを使って電話帳に火を付け、壁などに燃え移らせて父親(62)が所有する木造2階建て住宅を半焼させた疑い。けが人はなかった。
同署によると、男は両親と3人暮らし。先月ごろ実家に戻り、両親にたびたび金を無心し、応じないと物を投げて暴れるなどの行為を繰り返していたという。「親からお金がもらえず、おなかがすいて、むしゃくしゃして火を付けた」と容疑を認めている。
(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)