「誰にも言えない 夫婦の悩み相談室」(小野美世:著)を購入したのは1週間前で、他の本をちょうど読み切ったところでした。
見出しも大きいし、字も大きい そして 行間も広い
4章から構成されていて、目次の1つづつがタイムリーでした
なんか、どの章も「読んで~ 読んで~」と言ってるみたいに見えました
1章 「男性と対等でいたい」と戦う女はパートナーシップでつまづく
2章 セックスレス・性の悩み
3章 浮気・不倫・人に言えない恋愛
4章 夫婦のお悩み Q&A
私が読み始めたのは3章から
浮気をしたくなる本当の理由は?(p165~)に惹きつけられました。
(以下しばらく本分を紹介します)
浮気・不倫は男でも女でも、自分の欲しいことをパートナーに求めても得られない「何か」をパートナー以外の誰かに求める=これが基本原則
・浮気をする夫が妻以外で補っている「何か」とは、本当は妻から欲しかったもの。
・夫婦のすれちがいは夫が浮気を始めるずっと前から、既にあった。
・本当の原因を未解決のまま放置していると、同じ問題が何度も繰り返されます。
夫が浮気をする3大原因(p169~)
1 家庭に居場所がないから
2 セックスレスだから
3 妻以外に恋人を求めるタイプの場合
妻が浮気をするのは「それが必要だから」(p178~)
・セックスレスが原因で始まる浮気であったとしても、女性が求めているのはセックスや性的満足だけではないことがほとんど。
・夫に求める代わりに外に求めるくらいですから、女性にとって、とても大事なものであるはず。女性が浮気をするときは「必要だから」している事が多い。
それを言い切れるのは、著者である小野美世さんがカウンセラーをされていての実感。
「女性にとって必要がなくなれば(満たされれば)、浮気や不倫は勝手に終わる」
(穏やかさが伝わってきますね)
*****
3章・4章を読み、1章に戻ると
・「男と戦うから、上手くいかない」⇒相談に来てくれる女性の多くが負けず嫌いで、頑張り屋さんで、完璧主義で、仕事でも家庭でもなんでもできてしまう人で、どっちが優秀か、白黒はっきり付けたがっている傾向があることが分かりました。
該当する全部に当てはまらなくてもいいのです。
そんな人に著者からの提案は
・男性に負けたくないという思いを少しゆるめてみよう
・自分がやわらかくて弱弱しいところもある女性であることを思いだそう
・そんなもろい自分のままで、大切な人とコミニュケーションをしてみよう
******感想*****
私は「こんなに字も大きく、文章も短めだから」簡単に読めると思っていました。
早く読もうとすれば一日もかからず、夕食をたべてから眠るまでに読み切れるでしょう。
けれど1週間かかりました。
仕事以外の時間、気が付いた時には読んでいました。お風呂にも持ち込みました。
1つ1つの文章は、沁みこんでくるというか、刺さってくるというか、なるほどなるほどの納得でした。
これからも読み、少し時間をおいてまた読む。
この本は継続して読むといいな~と思っています。
もちろん、男性にもお勧めの一冊です。
奥様と、彼女と 仲良くするには「うってつけ」の本です。
奥様と、彼女と 仲良くするには「うってつけ」の本です。
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