まだ卒業式のシーズンではないが、最近『仰げば尊し』の歌詞が気になっていました。昔はよく歌っていたので、歌詞はでてくるのですが意味が解らないのでwikiで調べました。曲は以前から作者不詳でしたが、一橋大学名誉教授の桜井雅人が2011年1月に突き止めた。作曲者をH. N. D.、作詞者をT. H. ブロスナンとのこと。日本語の歌詞は、大槻文彦・里見義・加部厳夫の合議によって作られたと言われている。1884年(明治17年)発行の『小学唱歌集』第3編より収録とあった。 歌詞のうろ覚え部分は、『思えばいととし、この年月』の「いととし」でした。漢字の歌詞のを見て理解できました。「いと疾し」なのです。「いと」は「いと可笑し」の副詞で非常に・たいへんで、「疾し(とし)」は早くですから、大変早く過ぎ去った月日を思った詩でした。多分、小学校で習うのでしょうね。 だいぶ昔のことです。
仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば
互(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩
別(わか)るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば
仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば
互(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩
別(わか)るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば