トヨタ 26年にEV世界販売150万台目標
2023年04月09日(日)
トヨタ自動車は、2026年にEVを世界で150万台販売する目標を公表しました。
既に、2030年に350万台の販売を発表済みで、今回はその中間目標ということになります。
8日の朝日新聞です。
トヨタのことですので、本気で取組むことは間違いでしょう。目標の達成は、外部環境の変化にもよりますが、十分可能性があると思います。
ただ、率直にいって、トヨタのEV戦略は躓きました。私が唖然としたのは、実質的に最初のEVであるbz4xを前輪駆動で出したことです。これは、これまでのエンジン自動車のプラットフォームを流用してコストを抑えようとする発想と思われますが、他社の後輪駆動のEVに太刀打ちできません。
トヨタは、EV用のプラットフォームを開発すると言っていますので、いずれ後輪駆動のEVになるハズです。
ただ、EV別会社を立ち上げるような大胆なことをしたらどうかと思います。意思決定をスムーズにするためです。
EVのキモは、電池です。トヨタは自社開発をしていますが、この成否がトヨタの命運を分けることになりそうです。