鳴門市ドイツ館
2022年12月11日(日)
2018年6月18日、四国旅行の目的の一つ「鳴門市ドイツ館」へ行きました。
ベートーヴェンに心酔している私としては、徳島へ行ったからには、逃せない「聖地」なのです。
2018年6月16日の新聞に、坂東俘虜収容所跡が、史跡に指定されたとあります。坂東俘虜収容所は、ドイツ人捕虜がベートーヴェンの第九をアジアで初演した所なんですね。ドイツ館はその関連施設なのです。期待が膨らみましたです。
道の駅まで「第九」です。
ドイツ館のスタッフに撮ってもらいました。私のカメラでは施設の全景と人物を調和良く撮ることができません。
1972年にドイツ館が建設されました。この建物は1993年に建てられた現在のドイツ館です。異国情緒溢れる建物です。
「第九」アジア初演100周年記念で、入館料は何と半額に!二人で400円offとなりました。
館内展示施設は撮影禁止なんですが、許可を得ればOKだって。後気が付いたんです。
収容所生活の一部がジオラマで展示されていましたが、何と、ビールを飲んでいるものがありました。
この方は、松江豊嘉収容所長です。この方が立派な方だったんですね。
まぁ、一言で言えば、捕虜を人間扱いしたということです。
ベートーヴェンの銅像で指揮をしているところです。
2004年8月にもこのドイツ館へ行ったことがありますが、その時はこの銅像はありませんでした。
実際、どんな指揮をしていたのでしょうか・・。
元ドイツ大統領の言葉です。この日、ホテルの徳島新聞朝刊で読み、感銘を受けました。
「孤立主義がはびこっている。ナショナリズムを求める声が、どんどん強まっている。・・オープンであること、共感すること、そして他人を理解すること。それはとても大事なことだ。民主主義は貴重だが、脆弱なものでもある。私たちはこれを守らなければならない。」
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