「学校問題を考える会」の世話人の一人である松尾宏介氏は、福津市教育委員会教育部のY課長の「松尾氏から公務執行妨害を受けた」という福岡県宗像署への申し出により、同署に2024年7月18日午前11:30頃に逮捕され、約55時間拘束されました。 ダンプが真砂土を投入している宮司地区の新設小学校の現場で、直接逮捕を目撃していた人の証言では、「暴力行為や脅迫行為は、ありませんでした。只々原崎市長と教育委員会への抗議活動をしていただけ」とのことです。
松尾宏介氏が7月18日(木曜日)宗像署警察に逮捕された状況について、以下に同氏の手記を紹介いたします。
教育部のY氏と朝から1時間以上話していた。別人の指摘もあるが、この男と長く話した直後にダンプが近づいたので、運転手に話すべく立ち上がり、(炎天下で使用していた)傘をすぼめて前に行こうとしたら、強烈に(傘を)払われた。前に進むのを阻むYなる男とも押し問答。その後、警察と先の強烈な男らに、ずるずるダンプの走る場所から遠ざけられた。今度は、傘を取られまいと抵抗していたら、公務執行妨害現行犯逮捕された。パトカーに載せられ宗像署に(連れていかれた。)
取り調べの途中で気付いたのは、妨害は警察でなくY氏に対してと明記されていた。しかも、実際の逮捕より早い時間に撮った(時刻付き)写真に警察は最後までこだわり、私は最後まで、刑事調書への署名を拒否し続けた。
元々、座り込みは、(福津市の)基本条例の精神からの一つの方法。反対する人が(行うこと)は当然だ。私は(沖縄の)「辺野古」に学んだ行動だ。
それと市民運動の仲間の中にすら、権力側に忖度して行動する、したり顔の裏切り者もでてくる。私らの弱さの表れだと言い聞かせる。
原崎市長と教育委員会は、抗議活動を警察を使って阻止する行為をしましたが、私たちは抗議の声を上げ続けます。福津市は、住民を侮ってはいけない。