自然発見・自然遊び

自然の中で感動を発見し、自然観察の目を高め、自然遊びに生かす。

今日は、3時間かけてゆっくりと須津川渓谷を散歩しました。

2017-05-25 18:29:19 | 日記
まずヒメウツギの花が終わって実になっていました。その代わりのマルバウツギの花が咲き出しています。ウツギの花はまだ蕾でした。ニシキウツギは、咲き始めの薄黄色の花を付けているのもあれば、もう終わりに近づいた紅色の花になっているものもありました。ドクウツギは、しっかりと実をつけていましたが、まだまだ毒々しさはありませんでした。コゴメウツギは、遊歩道一帯に咲いていました。その他の木の花では、コアジサイの花がようやく咲き出していました。下草では、クルマムグラの花が群生して咲いていましたと道々オカタツナミの花が咲いていて結構賑やかでした。
シダ類では、クジャクシダが新鮮な葉を広げ、道々ゲジゲジシダ・ヤマイタチシダ・タチシノブ・オオバノイノモトソウ・キジノオシダなどが普通に生えていました。
コケでは、ゼニゴケの雄器床が目立ちましたし、フタバネゼニゴケの雌器床もしっかりと確認で来ました。タマゴケ・ハイゴケ・フトリュウビゴケ・スナゴケ・エダツヤゴケ・ハマキゴケ等が道上や道沿いに生えていて私を飽きさせることはありませんでした。
イイギリの葉がとても綺麗で葉の基の蜜腺からも蜜がこぼれそうに出ていました。3つあるのと2つあるのが半分半分あって面白いですね。
ムラサキシキブの花は、まだ小さな蕾でしたが、ヤブムラサキは白い綿毛を覆った花がなんとも面白くしっかりと写真に収めました。
貴重種のイワユキノシタは、まだ花をつけていました。道々心配だったのは、アケボノソウの葉茎が大きく伸びてきましたが、枯れてしまいそうで・・・
市の方に報告した方が良いかもしれません。
大棚の滝下まで降りてくるとやはりリョウメンシダがとても綺麗で滝に映えていました。水辺周辺の岩場には、オオホウオウゴケの群落、リボンゴケ・トラノオゴケ・キダチヒラゴケ等が目立ちシダ・コケ類の多い渓谷であることをつくづくと感じました。早咲きのケイワタバコの花は、蕾が見られましたが
まだ花は見られませんでした。思いついたままに少し書いてみました。