ありふれた黄色い花のように見えますが、私はここでしか見ていません。西の方には結構あるようですが、静岡県では伊豆半島にわずかに残るとありますが、見に行きたいものです。
たくさんと言いましても、公園の5kmほど東の田圃の畦から許可を取って移植したものですので、大した量ではありませんが、しっかりと根付いています。
イボがついているかのような塊は子房で、実になっても残ります。その周りの黄色い花びら状は苞葉と言いまとまって総苞葉と呼んでいます。
尾瀬に行った時にはたくさんのオニナルコスゲを見ました。この浮島ケ原自然公園にもたくさん見られます。南限かどうかは良くわかりませんが、インターネットの調べることが出来る現在は、京都(以前に存在)とか、九州が南限とか・・いろいろと書かれています。恐らく氷河期の生き残りの植物には間違いなさそうです。浮島ケ原より南西では存在しているにしてもたくさんはないものと思われます。