幹に着くホソバオキナゴケ

じっくりとシラガゴケの仲間の違いを見てみます。

スギの幹についていたアラハシラガゴケ

オオシラガゴケは、木の幹にはつかないと思います。

崖にまばらに生えているオオシラガゴケ

アラハシラガゴケに似ますが、葉先に突起？大型の乳頭があります。

右がアラハシラガゴケ、左がホソバオキナゴケ

明らかに長さ・細さ・色などが違います。

アラハシラガゴケの葉の拡大

葉は細長く絹色に輝く→西の近畿地方に多いと言われていますが、須津川渓谷では明らかにアラハシラガゴケであると思われます。

ホソバオキナゴケの葉の拡大

少し幅が広く長さは短い

オオシラガゴケの葉先の拡大２００倍

正面からではなかなか突起が撮れないので、横から撮ってみました。確かに葉先に突起があるオオシラガゴケの特徴が見られます。

須津川渓谷でのキブリナギゴケ

見慣れるとなんとなくわかるコケです。

家に持ち帰ったキブリナギゴケ

少しフジノマンネンゴケに似ています。

キブリナギゴケ：葉の拡大２００倍

枝葉の先端付近から鋸歯がはっきりと見られます。中ろくは葉先に迫ります。