富士山山麓には、クワガタソウとヤマクワガタガがありますが
茎に寝た毛・曲がった毛があるのがクワガタソウで開出毛があるのが
ヤマクワガタとなっていますが、;なかなか区別が出来ません。
5・6月の早い時期に咲くのがクワガタソウで7・8月に遅れて咲くのが
ヤマクワガタぐらいに覚えています。
ブナの幹や根にはいろいろな野生生物がついています。
幹には、地衣類のトリハダゴケの仲間、珍しいシタゴケを中心とした
たくさんのコケ類、根元には花がとっくに終わったエイザンスミレの
葉が大きく育っていました。
ただオオバコが根元についていたのが気になりました。人の足に種が運ばれてきたと思います。
まだヤマトグサの花が咲いていました。
枯れかかったミズナラの幹についていました。
右側にはごつごつした感じのシタゴケがついており
左側にはギボウシゴケモドキらしきものがついていたので
Ⅰ茎だけいただいてきて顕微鏡で調べてみました。
シタゴケは、葉形は舌状なのでシタゴケに間違いがないとして
ギボウシゴケモドキの仲間は、細胞に牙状の乳頭があるので
ミヤマギボウシゴケモドキとしました。