小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

「輝く女」 黒木瞳 ▽ 人生を語る

2007年07月26日 | テレビ
 
  ちょっと前に、おじさん達の好きなものとして「松坂、チューハイ、黒木瞳」かな?なんて書いたら、タイトルのテレビ番組があったんでちょっと覗いてみたら、延々2時間も続いていたが、惹きつけられてしまった。

 黒木瞳は、福岡県の田舎町の出身で、宝塚でスターになり、25歳で辞めて女優をめざしたそうな。テレビのほとんどは、ニューヨーク・ブロードウエイでの歌とダンス振り付けのレッスン風景。いわく、子供の頃、バレーも日舞も習えない環境で、それが宝塚を通して、「踊れない、歌えない、標準語も話せない」自分のずーっと続いたコンプレックの連続でここまできたのだとか。宝塚時代は、トップになっても家に戻って「思うように、出来ない」と毎日すごい勢いで泣いていたという。

 ニューヨークでは、ミュージカル「キャバレー」の歌と踊りをやっていたが、テレビ画面からも、その真剣さが伝わってきた。自分が不器用だと思うが故の努力の結果が、完成された作品からなにげなく、自然にこなしているように思えるのは、感動ものだ。

 写真のイチローとの対談テレビもたまたま見たが、急にイチローをのせて、カラフルな傘を持たせ、即興でタップダンスをコーチしていたのはおもしろかった。また、いいなと思うCMは、女の子、男の子が料理したものを食べ、胸いっぱいの表情で「あなた達のママになれて幸せ」なんてのが上手だなと感心していた。ところが、ところがこんな努力家だったとは。

 最後の映像は、25周年のディナーショーで「キャバレー」を歌い踊っていた。これは、若作りの衣装からか、力みすぎか、カメラアングルの悪さからか、小父さん的には、見ない方がよかった。


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