1 「本のまち あかし」の取り組み
政策室本のまち担当 山畑係長
2 図書館の使い方 明石市立 志水図書館長
3 絵本いろいろ -楽しい時間のために-
政策室本のまち担当 山畑係長
現在40万冊の蔵書を60万冊まで増やす予定だとか。
開館時間:午前10時~午後9時 (土日・祝は午後7時まで)
図書館が駅前再開発ビルに入ってまもなく2年になるが、この日の講義を楽しみにしていた。とても広いスペースで大人のコーナー子供のコーナー、簡易喫茶スペースなどがあることは知っていたが、両先生の話で、この図書館がめざしているものの大きさを感じた。例えば車椅子やベビーカーの貸し出しあり、明石城を背景にしながらの音楽会、子供の読み聞かせ教室、などなどfacebookも覗いたらまるでユートピアに思えた。
この日ちょっと参ったのは本の「日本十進分類法」にもとづく分類クイズが出題されたこと。
・家に蜂の巣ができて困っている。何かいい内容の本はないだろうか。
・歌舞伎を見に行こうと思っている。予備知識をつけたいので、歌舞伎の歴史などが分かる本はどこにあるだろうか?
・糖尿病の家族の為に美味しいご飯を作りたい。レシピの本はどこにあるのか?
後、星座、ギリシア神話、秋の花、結婚式のスピーチ、俳句、パソコンとの課題の数々。小父さんにはとても難しすぎて、図書館には親切に案内してくれる係の方もいれば、パソコンの検索システムもあるので真面目に取り組めなかった(汗)
最後に絵本をOHPを使いながら、読み聞かせてもらった。ヨシタケシンスケさんの「このあと どうしちゃおう」という本には感心したね。
「みどころ」 おじいちゃんを亡くしたばかりの男の子。彼はある日、おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけます。
「このあとどうしちゃおう」そう書かれたノートには、自分が将来死んでしまったら、どうなりたいのか、どうしてほしいのかが書いてありました。
ピザ屋さんもいいな、クラゲもいいな。生まれ変わったらなりたいもの一覧。
天国ってこんなところにちがいない。テーマパークのような予想図。
こんな神様がいてくれたらいいな。いろいろな神様たち。
ナゾナゾが書いてある!?ころころ転がっちゃう!?建ててほしいお墓のデザイン。
おじいちゃんの絵と文字でいきいきと描かれる、ユーモアたっぷりな天国の姿。
それを読んで、男の子はとってもわくわくしてきました。
「ぼくも天国に行くのが楽しみになってきた!
おじいちゃんは、死ぬのが楽しみだったんだろうか?」
でも、ふと男の子は考えるのです。「ちょっと待てよ。もしかしたら、逆だったのかもしれない─」
大ヒット作『りんごかもしれない』、『ぼくのニセモノをつくるには』に続く、ヨシタケシンスケさんが独特の視点で描く「考える絵本」!
『りんごかもしれない』で目に見えるものについて、『ぼくのニセモノをつくるには』で自分自身について考えることを描いたヨシタケシンスケさんが、今作で描くのは「生きることと死ぬこと」。
過去作に劣らない、奇抜でおもしろい発想でいっぱいの一冊です。
「豊かな世の中とは、どんなテーマでも品のあるユーモアで、きちんとふざけられる世の中のこと」
本作についてのインタビューでそう語るヨシタケさんの言葉通り、生と死をテーマにしているのにまったく重たくなく、天国に思いをはせるおじいちゃんの数々のアイデアが、おかしくてかわいらしい作品です。
とくに、「いじわるなアイツは、きっとこんな地獄にいく」と題された地獄の世界の予想図がとっても愉快!
じわじわとイヤなことばかりで、「たしかにこれはイヤだな~」と納得してクスクスさせられます。
おじいちゃんと同じように、「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうとする男の子。
ところが、いざ何を書こうかと考えはじめると、今の自分に必要なのは別のノートだと気づきます。
「自分が死んじゃったあとのことを考えようとすると、今生きているうちにやりたいことがいっぱいあることにきづいた」
公園と男の子とを描いた最後のページ。
おじいちゃんの「このあとどうしちゃおう」ノートを読んだ人にだけ、その光景の中に、男の子を見守るおじいちゃんの姿が見えるんです─
(堀井拓馬 小説家)
こんな本を孫に与えることができたらな、と思ったものでした。両先生、楽しい2時間を誠にありがとうございました。あかし市民図書館にどんどん通うことにしました!書き忘れていた。山畑係長の読み聞かせのお上手なこと。小父さんが聴き入った一つはその点も大きいと思う。係長は、岡山から、志水図書館長は安富町からこの仕事の為に明石市に来られたそうだ。図書館長のやる気満々なご様子がfacebookから伝わって来る。
ま、電子書籍化は我々海外に住む者にとってはありがたいのですけど。
娘は紙の本のページを一枚一枚めくって読むのが好きで、本のにおいが好きなんです。
私も基本娘と同じ考えです。
本屋は減っても図書館に足を運んで本を手に取って・・・って子達が増えればいいなぁ。
結構いい図書館があります
いろんな催しもあるようです。
そちらの図書館も大きそうですね
今度行った時に何冊の本があるのか訊いてみます
イリノイの街は小さいので図書館に置いてある本も少なく ただ 言えば他の図書館から取寄せてはくれます。
大きな額で宝くじが当たったら昔住んでいた小さな村に図書館を建てたいと考えているんですよ
電子本も借りられると知った時に私のタブレットで読めるようにその手続きもした事があるんですが
数が少なく読みたい本がなく借りることなく終わりました。
このあとどうしちゃおう は読んでみたいですね。
へへへ、家のかみさんのことです!
電子書籍を延べ1000冊で止めると言っていたのにかるく超えていまだにPCやタブレット?にかじりついています。
>我々海外に住む者にとってはありがたいのですけど
なるほどですね。
>娘は紙の本のページを一枚一枚めくって読むのが好きで、本のにおいが好きなんです。
それはとてもいいことだと思います。
ニコちゃんは文武両道そのものを生きていますね!
>本屋は減っても図書館に足を運んで本を手に取って・・・って子達が増えればいいなぁ。
そうですね。
明石市はたぶん現市長が子育てに力を入れているからか、この図書館にも子供が楽しめる企画をたくさんやっていますね。
それはいいですね。
>そちらの図書館も大きそうですね
現在は明石城を臨むビルの4階に配置されていますが、
ほんのこの前までは明石城公園の奥まったと不便なところにあり、規模、スタッフ共に以前の2~3倍に拡張しましたね。
最初行った時、驚いたものです。
1階下には、またでっかい本屋さんもありますし、
「本のまち あかし」というタイトルそのものの場所が出来ました。
>大きな額で宝くじが当たったら昔住んでいた小さな村に図書館を建てたいと考えているんですよ
イジーさん、すばらしいです。
よく図書館に行ったことをブログに書いてますね。
>数が少なく読みたい本がなく借りることなく終わりました。
この図書館にも電子図書がネットに出ていました。
↓
https://www.d-library.jp/akashi/g0101/top/
「このあとどうしちゃおう 」は大人が聞いていてもとても興味をそそる絵本でした。