
ストーリー 抜粋
テキサスの平原に牧場を営むザカリー家は長男のベン(バート・ランカスター)を筆頭に、母親のマティルダ、次男のキャッシュ、三男のアンディ、養女レイチェル(オードリー・ヘップバーン)の5人暮らし。インディアンに殺された亡き父の跡を継いだベンは、思慮深く、周囲からの信望厚く、牧場経営も順調に軌道に乗っていた。
そんなベンを近隣の牧場主ゼブ・ローリンズは信頼し、一家を厚遇。。しかしその一方で、レイチェルは秘かにベンを愛していた。
順風満帆に思えた矢先、エイブ・ケルシーという怪しい老人が近辺をうろつき、「レイチェルにはインディアンの血が流れている」との噂を吹聴する。一家は人々の疑惑の中でひっそりと日々を送る。
やがて、カイオワ族インディアンの首領ロスト・バードがザカリー家を訪ね、幼き日に別れた妹(レイチェル・オードリー)を返せと迫る。妹は白人だ、と要求を拒絶するベン。だがある夜、レイチェルとの婚約のため一家を訪ねたチャーリーが、帰途待伏せたカイオワ族に惨殺されてしまう。ゼフの妻はレイチェルを罵り、一家は窮地に立たされる。・・・~ウイキペデイア

オードリー・ヘプバーンがいろんな作品に出ていることは知っていたが、西部劇で馬は乗り回すし、インディアンの血が流れている役を演じていたことには驚いた。ローマの休日(1953年)、麗しのサブリナ(1954年)、昼下りの情事(1957年)、この作品(1960年)の次には、ティファニーで朝食を(1961年)、シャレード(1963年)、マイ・フェア・レディ(1964年)とお洒落な作品ばかりしか頭になかったからだ。オードリーはプロですね。この作品も終盤には緊張した。

後ろに見える草の屋根がザカリー家の家で小川(=水道)に水汲みに来ているところ。

愛馬を乗り回してのさく越えのジャンプ!

長男が町でピアノの持ち上げコンテストで獲得したのか?ピアノを持ち帰った。
早速、母も喜んで「W・アマデウス・モーツァルト」弾いてみせた。

暴れ馬の乗り比べして振り落とされた兄を元気づけているところ。

長男のベンがみんなに愛想を振りまくんではないと連れて帰るところ

下は英語の予告編ですが全編の雰囲気がよく出ています。
The Unforgiven (1960) Original Trailer [FHD]
テキサスの平原に牧場を営むザカリー家は長男のベン(バート・ランカスター)を筆頭に、母親のマティルダ、次男のキャッシュ、三男のアンディ、養女レイチェル(オードリー・ヘップバーン)の5人暮らし。インディアンに殺された亡き父の跡を継いだベンは、思慮深く、周囲からの信望厚く、牧場経営も順調に軌道に乗っていた。
そんなベンを近隣の牧場主ゼブ・ローリンズは信頼し、一家を厚遇。。しかしその一方で、レイチェルは秘かにベンを愛していた。
順風満帆に思えた矢先、エイブ・ケルシーという怪しい老人が近辺をうろつき、「レイチェルにはインディアンの血が流れている」との噂を吹聴する。一家は人々の疑惑の中でひっそりと日々を送る。
やがて、カイオワ族インディアンの首領ロスト・バードがザカリー家を訪ね、幼き日に別れた妹(レイチェル・オードリー)を返せと迫る。妹は白人だ、と要求を拒絶するベン。だがある夜、レイチェルとの婚約のため一家を訪ねたチャーリーが、帰途待伏せたカイオワ族に惨殺されてしまう。ゼフの妻はレイチェルを罵り、一家は窮地に立たされる。・・・~ウイキペデイア

オードリー・ヘプバーンがいろんな作品に出ていることは知っていたが、西部劇で馬は乗り回すし、インディアンの血が流れている役を演じていたことには驚いた。ローマの休日(1953年)、麗しのサブリナ(1954年)、昼下りの情事(1957年)、この作品(1960年)の次には、ティファニーで朝食を(1961年)、シャレード(1963年)、マイ・フェア・レディ(1964年)とお洒落な作品ばかりしか頭になかったからだ。オードリーはプロですね。この作品も終盤には緊張した。

後ろに見える草の屋根がザカリー家の家で小川(=水道)に水汲みに来ているところ。

愛馬を乗り回してのさく越えのジャンプ!

長男が町でピアノの持ち上げコンテストで獲得したのか?ピアノを持ち帰った。
早速、母も喜んで「W・アマデウス・モーツァルト」弾いてみせた。

暴れ馬の乗り比べして振り落とされた兄を元気づけているところ。

長男のベンがみんなに愛想を振りまくんではないと連れて帰るところ

下は英語の予告編ですが全編の雰囲気がよく出ています。
The Unforgiven (1960) Original Trailer [FHD]
公開後は「世紀の大失敗作」などという辛辣な評価もありました。製作者であるランカスターとジョン・ヒューストン監督の考え方が合わず、コンセプトが明確にならなかったことが原因のようです。大活劇を望んだランカスターとシリアスなヒューマンドラマを望んだヒューストンという構図が伝えられていましたが実態はどうだったのか関係者がほとんど亡くなった今となってはわかりません。
私はヘプバーンの唯一の西部劇というだけでも十分価値があると思いますし、名優たちの丁々発止のぶつかり合いは見もので大好きな映画の1本です。
>評価... への返信
コメント有難うございます。
いやはや、淀川長治さんや水野晴郎さんの解説を読んでいるかのような印象です。
本当にとことん映画を読んでおられるんですね。
>オードリー・ヘプバーンの落馬事故などもあって
そうでしたか!
乗馬のさく越えなんてスタントマンがやりそうなシーンですが、どうも本物に見えるので相当な練習を積み重ねたんだろうと想像してました。
>公開後は「世紀の大失敗作」などという辛辣な・・・
はっはっは、そうにも思えますね。
製作者であるランカスターってバート・ランカスターではないんですね(汗)
>大活劇を望んだランカスターとシリアスなヒューマンドラマを望んだヒューストンという構図が伝えられていましたが・・・
実に双方のイメージが含まれているようでどっちつかずにも思えます。
>私はヘプバーンの唯一の西部劇というだけでも十分価値があると思いますし
ずっと以前、ヘプバーンの息子さんのインタビューで「母は役を獲得するエネルギーは凄かった」みたいなことを話していたことを思い出しました。
ヘプバーンの作品は「お洒落な作品」のイメージしか持っていなかったので、随分得した気分になりました。
売れなくなって撮った作品ではないんですね(笑)
もしそうなら監督をジョン・ヒューストンではなく、ジョン・スタージェスあたりにしておけばよかったのではないかと思ってしまいます。
>大活劇... への返信
あらあらヘクト=ヒル=ランカスターって製作会社名でしたか!
>確実に興収が見込める大活劇にしたかったという内情があったのかもしれませんね。
ジョン・スタージェスって『荒野の七人』『大脱走』の監督ですね。
FUSAさんの知識は底知れないですね。
有難うございました。