小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

ジョン・ウェインの映画『エル・ドラド』(El Dorado 1966年 米) / NHKBS

2024年11月01日 | 映画
ガンマンのコール 右(ジョン・ウェイン)と女に入れ込んだ挙句ふられて酒浸りになった保安官もハラー右(ロバート・ミッチャム




あらすじ
 テキサスのエル・ドラドを久々に訪れたガンマンのコール(ジョン・ウェイン)。彼は水の利権を巡って係争中である牧場主ジェイソンの救援にやって来たのだった。しかし、旧友のハラー(ロバート・ミッチャム)が保安官だと知り、手を引くことに。だが、それを知らないジェイソンの係争相手であるマクドナルドの娘に襲われ、傷を負ってしまう。すると、今度はジェイソン一味にマクドナルドの息子が捕らえられ、交渉の切り札にされる。こうしてエル・ドラドは決戦の場と化し、コールとハラーたちはマクドナルド側を救援、激しい銃撃戦が繰り広げられるのだが…。

 テキサスを舞台に、J・ウェイン扮する名ガンマンと、R・ミッチャムの保安官がコンビを組んで、悪辣な牧場主と対決するウェスタン。二人に協力する青年役にJ・カーンハワード・ホークス西部劇の中でもぐっと通俗的な造りでアクション主体と言っていい作品だが、だからこそ痛快。ウェイン、ミッチャムのコンビぶりもご機嫌で、娯楽西部劇としては文句のつけようがない。~allcinemaから




 録画していたリチャード・ギアの『オータム・イン・ニューヨーク』を観ようとしたが、なんだか気が乗らずジョン・ウェインの『エル・ドラド』に変更したら正解だった(笑)。日本の時代劇に似ていて肩が凝らないよね。それなのに、次はどうなる?と惹きつけられていました。

 ジョン・ウェインファンに叱られるかもしれないが、なんだかジョン・ウェインとロバート・ミッチャムが漫才コンビみたいに見えてきた。いやいや、ジョン・ウェインが拳銃の早打ちになっているが、私には昔むかしのテレビ「ララミー牧場」に出てくるロバート・フラー演ずるジェスを思い出してしまうんだな(汗)。そんなわけでとても楽しめた。



El Dorado (1966) Trailer
 
 
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2 コメント

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ハワード・ホークス (FUSA)
2024-11-02 08:55:58
「赤い河」「リオ・ブラボー」の流れを汲むアクション西部劇と宣伝されて見に行った憶えがあります。しかし「リオ・ブラボー」から既に17年経ち、老境にさしかかったホークス監督が、今また西部劇を!?という怪訝な思いもあったことを憶えています。
内容も見たことがあるようなシーンの連続だったような印象が残っています。ホークス監督としては集大成の作品にしたかったのかもしれませんね。ともかくアメリカ人には受けると思いますし、ホークス監督はさらにこの4年後「リオ・ロボ」という西部劇を作ってこれが遺作となるんですね。
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Unknown (小父さん)
2024-11-02 14:13:11
>FUSA さんへ
>ハワード・ホークス... への返信

コメント有難うございます。

>しかし「リオ・ブラボー」から既に17年経ち、老境にさしかかったホークス監督が、今また西部劇を!?という怪訝な思い・・・

なるほどですね。

>内容も見たことがあるようなシーンの連続だったような

「牧場主・ジェイソンにガンマンのコールが前金を返したシーン」で、この映画は以前に観たかな?と思いましたが、最後まで観て別の作品だったのかななんて考えていました。

たぶん、『エル・ドラド』を劇場で上映していた頃にそのタイトルだけは覚えていて、そんな有名な映画にしては正直「どこか物足りない」とも思っていました。

>ともかくアメリカ人には受けると思いますし・・・

以前、私のブログにコメントだけ記す国際結婚した夫人が、御主任はジョン・ウェインの(たぶん)ビデオを宝物のように持っていると書いていたことを思い出しました。
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