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ニューヨークの貧民街で育ったルー・ゲーリッグは子供の頃から野球選手になる事を夢見ていた。彼は母親が望む機械技師になるためにコロンビア大学に入学するが、スポーツ記者のサムに見出されてヤンキースに入団。ヤンキースのホームラン・バッターとして活躍し、シカゴの上流社会の令嬢エリナーとの結婚を果たす。万事順調に見えたゲーリックの人生だったが、次第にスランプに陥り、自分が死の病に冒されている事を知った彼は引退を決意する・・・。アメリカ大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの一塁手で打撃王のルー・ゲーリッグの半生を描いた野球映画の傑作。(素晴らしき哉、クラシック映画!より)
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アメリカンリーグ地区プレーオフのヤンキース×インディアンスの第三戦、後がないヤンキースの松井が膝の故障をかかえての、痛々しいほどの走りほかで大活躍したのを観戦し、勝利に導いた感動が残っている中、神戸のジュンク堂で「The Pride of the Yankees」というベーブルースも共演しているゲイリー・クーパー主演のルー・ゲーリッグ物語、白黒DVD、500円に目がとまり、持ち帰って観た。
アメリカ野球界で連続出場2130試合を記録して、自らベンチに下がった「鉄人」ルー・ゲーリッグのサクセスストーリーだが、まだニュヨークの町に馬車が走っていたり、遠征がすべて蒸気機関車だったりする時代、ヤンキーススタジアムは、6万2千人の観客でアメリカ野球の歴史をみせつけられた感じだ。
ベーブ・ルースが病院の少年とホームランを約束して、スタンドに放り込む有名なシーンも出てくるが、全体ストーリーは、現代から見ればやや単調に思う。しかし1942年度アカデミー賞に同時12部門ノミネートされて話題になったヒューマンドラマでもある。主人公のルー・ゲーリッグは、品行方正で真面目一徹だったが、なにか松井秀喜にラップするところがあった。松井も、もう少しもったいつけたり、にやけたり、なにせシーズンが終わったら嫁さんをもらったらいいのに。心配しとります。ルー・ゲーリッグは、午前4時頃彼女の家におしかけてプロポーズしたんやでー。
ルー・ゲーリッグは、筋萎縮性側索硬化症の為37歳の若さで亡くなったという。映画では、引退挨拶をして、大歓声のなか、グランドを去るところで終わるのだが・・・・・。
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