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クニ河内は、NHKみんなの歌「少年海賊団の唄」とか題名を忘れたけど『おししっこ、しっこ、ブーブーブー』なんて歌詞のトイレ中の歌も作っていた。彼は、GSの台頭とともに博多から「ザ・ハプニングス・フォー」を引き連れて東京に殴りこんだ。テレビで演奏した歌は2曲しか知らないが、あとはNHKの子供番組にひとりで出ていた。
「ザ・ハプニングス・フォー」、昔そんなバンドがあったなぁー、と心のどこかで思い出していたら、今日、今、BS2で「BS永遠の音楽 GS大全集」で3曲も披露してくれた。「今夜は最高」
おまけに、タイガースと袂をを分かった加橋かつみ(トッポ)の「花の首飾り」や山上路夫作詞の『人は誰も悪い事を 覚えすぎたこの世界 築き上げたユートピアは 壊れ去った もろくも 誰も見えない廃墟の空 一羽の鳩が飛んで ...』「廃墟の鳩」が聞けた。私はタイガース全盛時代、沢田研二(ジュリー)より歌は上手いと思っていた。
ザ・ハプニングス・フォーに戻るとボーカルのトメ北川も歌が上手い。60歳前なのに声が出ている。当時流行ったGSが、全体的に歌謡曲的なのに比べて、加橋かつみと、ザ・ハプニングス・フォーの音楽はバタ臭い、つまりJポップスのスタートだ。
トメ北川は、高校の同窓生だ。私が25歳の頃、ミュージックフェアに一度出ていた。君がまだ、たぶんプロの世界で生きていたということに大きな元気をもらった。いい親父になったな。トメ北川に今日会えたのは、クニ河内さん、あなたのお陰です。礼を言います。
ザ・ハプニングス・フォー、本日初めて拝見しました。およそ歌番組などに興味が無かったため、嫌でも派手なものは耳に入って、GSとはそのようなものと思っていたのです。
けれども、加橋かつみの声と歌は、当時から心に残っておりました。久しぶりに変わらぬ澄んだものを
聞けて懐かしかった。
ハプニングスの方は、なんと美しいグループであり、
古さの無い本物の音楽かと聴き入りました。良いものに関わる人は、美しい歳の重ねかたをするものですね。クニ河内さんは、NHKの教育番組でしか知らず、彼の美しい音楽に透明な時間へと導かれうれしかった。