
白鵬、安馬ねじ伏せ9度目の賜杯/九州場所
九州出身の小父さんは、去年の九州場所の観客の少なさをテレビ画面で見て唖然としたものだ。ちょうど朝青龍へのペナルティー休場でもあったが、今年もテレビ画面をみるかぎりもっと観客が少なかったんじゃないだろうか。初日に小結・安美錦が白鵬を、二日目に千代大海、三日目に琴欧洲を負かした時には、これは盛り上がるかなと思ったが、終わってみれば安美錦は8勝7敗、九州では大の人気の両大関・千代大海も8勝7敗、魁皇は1勝3敗で休場。こりゃー、この場所もだめだと思っていたら、千秋楽は満員御礼まではいかなくとも沸いていた。白鵬×安馬戦は力が入ったな。安馬も優勝決定戦で負けはしたが、大関昇進も決まりニューヒーローの誕生だ。安馬の昇進を朝青龍も自分のことのように喜んだという。初場所もモンゴル三力士が中心だろうが、来年の九州場所まで盛り上げて欲しいものだ。意外やロボコンの高見盛は10勝5敗と頑張っている。
平成20年九州場所 星取表
三賞受賞力士
殊勲賞・安美錦あみにしき=本名杉野森竜児)西小結、敢闘賞・嘉風(よしかぜ=本名大西雅継)東12枚目、技能賞・安馬(あま=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)。
昨日の決定戦はがっぷりになれば勝ち目は無い
防戦一方になってしまったね
立会いから一気に仕掛けないと倒せないでしょうね
白鵬もさすが横綱ですね貫禄勝ちですね
片方が一方的に強い取り組みや、変化してのはたきこみなどばかりだったら盛り上がりにかけます。初日に白鵬を破った安美錦は、部屋での白鵬×安馬戦を見て参考にしたと語っていました。安美錦クラスが優勝争いに残るようになってくるとファンも増えるでしょうね。