東京はとバス

毎年1回元職場で浜松支店入社同世代の会というのをやっている。幹事は1年後輩のKさんで、遠路はるばる広島から新幹線のぞみ号で駆けつけてくれた。総勢10人だが、女性二人が足が悪いとか母親の介護とかで欠席となりちょっぴり寂しかった。73歳から76歳ともなれば至極当然の理由かもしれない。

昨年は11月7日大阪難波に集合、USJに隣接したホテルに泊まって、翌日奈良の東大寺、興福寺、正倉院に行って来た。特に興福寺の八部衆立像のひとつ阿修羅像に会いたくて、それだけでも来てよかったと感動したのをよく覚えている。また、一人で京都にもう一泊、東寺、仁和寺の仏像と紅葉を思う存分拝観して大満足の旅だった。

今年は東京駅で待ち合わせ、はとバスで皇居から日の出桟橋へと向かった。はとバスに乗ったのは記憶にないぐらい前で、東京の高層ビル群を縫うように眺めるばかりであった。

クルーズの船名は「シンフォニー　モデルナ」と言って、レインボーブリッジ周辺をゆっくり1時間回遊、桟橋の反対方面に10年前まで3年間勤めていた晴海の高層ビル「トリトン」が良く見えた。隣接のオリンピック選手村にも高僧建物が並んで完成間近のようだった。

夜は新橋駅烏森口近くの長崎五島列島「つばき庵」で会食。相変わらずワイワイがやがやと賑やかな酒席となり、今回の話題はもっぱら健康談義が目立って互いの体のことが終始話題になった気がする。あと何回出来るかと言う人もいて、来年も再会出来ることを祈るばかりである。

今月から年末まで、飲み会が7回予定されていたが、2回は所用で欠席とさせてもらった。後期高齢者にもなると以前のように飲めなくなるし、体調に留意してほどほどの付き合い方をしておこう。