東寺 五重塔
今月8日、京都仁和寺と東寺を訪ねた時を思い出して投句してみました。
仁和寺は、秋の特別拝観として、金堂裏堂の五大明王(金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王、降三世(ごうざんぜ)明王、不動明王、軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳(だいいとく)明王)壁画を、372年の時を超え初公開していた。
仁和寺の秋お披露目の五大明王
秘められし時を超えて五躰の明王
この牙で苦しみ呑みこむ金剛夜叉
降すのは三世の煩悩降三世
お不動さん倶利伽羅剣(くりからけん)で打ち払い
軍荼利に無病息災祈りつつ
悪病を退散せしめる大威徳
仁和寺の五重塔のもみじ道
懐かしき仁和の宿坊紅葉狩り
真言宗の総本山教王護国寺 東寺
五重塔初層内部の特別拝観を済ませ、金堂の薬師三尊・十二神将、講堂の立体曼荼羅に感動する。
五重塔大日如来の心柱
お薬師のオンコロコロとご真言
薬壺(やっこ)持つお薬師さんに願かけし
驚愕の仏像群に畏怖恐々
曼荼羅の宇宙空間どこまでも
天空の合掌の先五智如来
明王の忿怒の顔に慄いて
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