もうすぐ紫陽花の季節 鎌倉 長谷寺
霧が立ち込める参道の行く手に、大きな仁王像が睨みを利かせる山門が見える。さらに奥へと進むと本堂がどっしりと構えていて、そこには寺のご本尊が祀られている。そんな書き出しで始まる寺巡りの旅日記も、コロナ禍の外出自粛でずいぶんご無沙汰している。
非常事態宣言が全面解除になったものの、感染の危険はあちこちにあるわけで出かけるのにも勇気がいる。いや勇気というより覚悟がいると言った方が良いかも知れない。基礎疾患のある高齢者が感染したら、重症化して死ぬかもしれない状況に変わりはない。
自宅からそれほど時間もかからぬ鎌倉にもずいぶん行っていない。このブログに鎌倉日記を書くようになって11年になるが、年数だけは経っていても投稿数は50に満たない。もっともっと鎌倉に出かけて五感を研ぎ澄ませて感性を磨きたいものだ。
ハチの家文学館の投稿も、自宅に引きこもっていては何も書けない気がする。詩も俳句もエッセイも、肌で感じることが一番なのにこうしていては徒に季節が月日が過ぎゆくのみとなってしまう。
大好きな鎌倉、紫陽花の季節がもうすぐやって来る。カメラとノートをリュックに詰めて、鎌倉日記を書き続けたい。
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