香港のアグネス・チョウ 周庭 氏(24歳)は、2019年に来日し、6月10日、日本記者クラブで
会見し、6月12日、明治大学で講演した。翌13日、山本太郎氏と対談した。2020年11月、
BBCが選ぶ「今年の女性100人」に選出された。アグネス・チョウ氏は、2020年11月19日、
日本語のツイートで、「大学を卒業しました。つらい5年間でしたが、多くの人々に支えられて、香港
バプテスト大学の政治と国際関係学部を卒業することが出来ました。これからもよろしくお願いします。」
と報告した。アグネス氏は、2019年6月に香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対し、デモを扇動
したとして、2020年12月に禁錮10か月の実刑判決を受けた。同じ民主活動家の黄之鋒(ジョシュア
ウオン)氏は、禁錮13か月半、林朗彦(アイバン・ラム)氏は同7か月を言い渡された。アグネス氏は
着衣を7枚重ね着して、香港の冬に耐えているという消息が外部に伝えられた。しかし、このことは、
当局を激怒させ、薬物犯罪や殺人などの重大犯罪人を収容する大欖女子懲教所に身柄を12月31日まで
に移された。12人部屋に収容されていて、囚人らの衣類の洗濯係を務めている消息が外部に伝えられた。
アグネスとジョシュアの他、法難に遭われた香港人のために、本日から妙法蓮華経観世音菩薩普門品
第二十五を読誦してくださるようにとの依頼があった。それは、2021年1月27日のことであった。
そして、おそらく、一月末か二月上旬には、刑の執行停止とアグネスの保釈が決定されたのであろう。
或囚禁枷鎖 手足被杻械 念彼観音力 釋然得解脱 呪詛諸毒薬 所欲害身者 念彼観音力 還著於本人
或いは枷鎖に囚禁せられて、手足に杻械を被らんに、彼の観音の力を念ぜば、釋然として解脱することを
得ん。妙法蓮華経は嘘ではない。「何の兵法を用いるよりも法華経の兵法を用い給うべし」日蓮大聖人
香港とマカオは、西欧文明に由来する自由は過ぎたとしても妙法蓮華経が栄えれば、妙法蓮華経に由来
する1600年来の伝統の自由が戻ってくることになる。キリスト教バプテスト派はアグネスさんを見守る
だけであって、他には何も出来ない。法華経はアグネスさんをレスキューすることが出来た。未来はある。