朝日記240325 3.(表紙その1)汎心論Panpsychismについて 報文XVII(表紙その1)
朝日記240325 3.(その4)汎心論 Panpsychismについて 報文XVII(その4)
5.科学的理論 Scientific theories
意識のリアリズム Conscious realism
この世界はpropertiess特性とcausal structure起因構造を所有し、われわれはその世界を感受するというのはnaturall自然的にしてnear-universa近-普遍的な仮定である;並記としてEinsteinの有名な指摘、月はだれかがそれを見ていてもいなくてもそこに存在するという自然な仮定がある。 理論的および経験的考察双方は、しかしながら、正しくないということが徐々に大きくわかりはじめている。 — Donald Hoffman, Conscious agent networks: Formal analysis and applications to cognitionDonald Hoffman、意識エージェント・ネットワーク;認知性への形式的解析と応用 以下をみよ: Map–territory relation
Conscious realism意識的リアリズムは認知科学者でperception感受性が専門のDonald Hoffmanによって提唱された理論である。彼はこのトッピク[55]について沢山の論文を書いてきたのである、そのトピックとは2019年の彼の著作 The Case Against Reality: How evolution hid the truth from our eyes.[35] (リアリティに抗するケース;進化は如何にわれわれの目から真実を隠したか)のものである。
意識的リアリズムはHoffmanの前著User-Interface Theory.で構築されたのである。結合のもとで、かれらはつぎのように論議する
(1) consensus reality 合意現実性およびspacetime時空間性はillusory幻想であって、それらは単に"species specific evolved user interface"「その種が特定的に進化したユーザーインターフェース」のものである;
(2)現実性としては"conscious agents"「意識エージェント」のcomplex複雑な、dimensionless,無次元性の、そして timeless network無時間的ネットワークから作られている。[56]
合意の視点というのは、そのperception感受がそのひとのenvironment reconstruction環境再構築であるとした。Hoffmanは、perception感受を再構築というよりもconstruction建築としてみるのである。かれは論じる、感受システムは情報システムのチャンネルと類似的であり、data compression データ圧縮とreconstruction再建築への課題(主観)となる。あたえられた如何なるデータセットに対しての可能な再建築のセットはあまりにも大きい。そのセットのうちでのサブセットは その源のものとの関係においてhomomorphic準同型であり、サブセットは微小のものである、そして使い易く、効果的なサブセットが重なることがない。たとえば、パイチャートのようなグラフをかんがえてみよう。パイチャートは理解し易いが、それが使えないのは、それが表象するデータと完全にhomomorphic準同型ゆえであり、しかしそれがそれでないからではない。たとえば、あるグラフが人体の化学的組成のものであり、それはまさしく人間の身体とおぼしきグラフであるが、それでわれわれは人間の身体を理解することはできない。グラフというのは、それが身体視覚化というthe structure of its subject matter主観的物質構造からは離れて抽象するのみであるからである。別の例として計算機のグラフィカルなユーザーインタフェースを考えてみよう。グラフィカルなユーザーインタフェースが役に立つのは、それらがマシンコードや回路盤の物理学的状態の低い水準の計算プロセスからはなれてabstract抽象するからである。
一般にデータがもっとも有用にみえるのはつぎのときであろう、それのオリジナルな構造から抽象されて、理解しやすい道すじで再包装されたときである、そのために代償を払ってさえである。Hoffmanは"fitness beats truth theorem"[57]「適合が真の理論の戸を叩く」、それはperceptions of realityリアリティ感受性がreality's true natureリアリティの真の自然性となんら似ていないという数学的証明として提供されるのである。[58] このことから彼は結論する、われわれの感覚は外的世界をただしく表象しない。リアリティが幻想でさえあっても、Hoffmanは迷うことなく意識の方を取るのである。彼は意識性のMarkovian kernels.マルコフ核関数の原型的単位として表象し、この単位を"conscious agents"「意識的エージェント」と呼んだのである。その理論は初期において汎心論者であったのではなく、彼と同僚のChetan Prakashがもしそれがそうであるしたら、より(思考の)parsimonious 節約になるための数学を発見したことを報告している。彼らはリアリティがそれらの意識的エージェントから組み立てられているとし、エージェントは"larger, more complex"より大きく、複雑なネットワークを形づくるために相互作用するという仮説をたてたのである。[60][35]
6.統合的情報理論 Integrated information theory
統合的情報理論の公理と仮説Axioms and postulates of integrated information theory
統合的情報理論 Integrated information theory
二元論 Dualism
発現主義 Emergentism
観念主義 Idealism
中立的モニズム Neutral monism
物理主義と物質主義 Physicalism and materialism
統合的情報理論の公理と仮説
Axioms and postulates of integrated information theory
統合的情報理論の公理と仮説 Axioms and postulates of integrated information theory
出典;https://en.wikipedia.org/wiki/Panpsychism#Panprotopsychism This page was last edited on 26 October 2023, at 07:26 (UTC).
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公理Axioms すべての経験の基本特性 |
仮説Postulates 物理システム(状態の要素)は経験への勘定をしなけばならないという特性 |
固有本質的存在 intrinsic existence
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意識は固有本質的に存在する;各経験はリアルであり、それはそれ自身の所有する固有本質的展望であり、外的観察者とは独立である(これは固有本質的リアルである)
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経験の勘定のために、ある状態での機構システムは固有本質的に存在しなければなりない。存在するためには、それは起因結果パワーを所有しなければならない、それ自身所有の固有本質展望から、外的要因から独立で存在するためにはそれはそれ自身について起因結果パワーを所有しなければならない;その現在の機構と状態はそのシステムのしかるべき過去および未来の確率に対してmake a difference差異をつくらねばならい。 |
構成構築的composition
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意識は構造化される;各経験は現象上の区別、要素もしくはその構造内で存在する高次元から構成構築される。
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そのシステムは構造化されなけばならない。(さまざまな結合での構成構築された)システム要素のサブセットはそのシステムについての起因結果パワーをもつ。 |
情報information |
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意識性は仕様的である;各経験はそれがつぎの項目のような特定の道すじである、(それは仕様的現象の区別の仕様化された群で構成さている、これによって他の可能な経験と差異化される。(微分性)
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そのシステムは起因-結果構造が今ある特定の道すじであるとして仕様化しなければならない-これによってその仕様道すじが他の可能な構造とは異なることになる(differentiation)。起因効果レパートリーはある状態での機構の起因結果のすべての可能な確率を仕様化する。ある起因結果構造はシステム要素のすべての群よって仕様化された起因結果レパートリーの群であり、そしてそのシステムは如何に可能性空間での実行形式をあたえるかを表現する
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積分・統合integration |
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意識が一体化されている;各経験は現象的な区分の非相互依存性のサブセットへの帰納がない。
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そのシステムによって仕様化される起因-結果構造は一体化されてなければならない;それはつぎの構造に対して固有的非帰納性でなけらばならない。その構造とはそのなかでの最弱の(一方向性の)リンクで非相互依存性サブセット(Φ>0)によって仕様化された構造である。 |
含有exclusion |
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意識は確定的、内容および時空間塊り;各経験はそれがもつ現象的区別の群であり、それは少多すぎず、そしてそれがもつ速さで流れていて、それはより速遅なくながれる |
起因-結果構造はそのシステムで仕様化されていて、それは要素の単一群を越えてであり-大小すぎず-そして時空間にて速遅すぎず;起因-結果構造は固有的にして最大非帰納的(Φmax)であり、これを概念的構造と呼ぶ、最大非帰納的起因-結果レパートリーからできるものである(概念) |
統合的情報理論 Integrated information theory
Main article: Integrated information theory
Giulio Tononi は2004年に,はじめての具体的手続きをもつIntegrated information theory (IIT) [61]統合情報理論を示したそしてそれはすでに2回の改定版に至っている。[62][63] Tononiは科学的視野から意識へのアプローチをし、そしてかれは意識の哲学系の理論に不満を表明してきたのである、それは哲学系がpredictive power.[34] 予測力に欠けていることに対してである。 彼の理論への統合をつうじて、彼はqualia クオリアや unity of consciousness意識の一元のような哲学的術語はあえて使わず、 entropy function エントロピー関数およびinformation integration.情報積分 といった数学的に精密な代替のものを使ったのである。[61]
これはTononiに統合化された情報の測度phi (Φ)を生むことを許すことになった。彼は意識は統合化情報に他ならぬと信じ、そこでΦが意識を測るとしたのである。[64] それからわかることであるが、基盤的対象や物質でさえΦはゼロではない値をもつ。
このことは意識は最小の値をもつという意味でubiquitous遍在するとして意味づけたのである。
哲学者Hedda Hassel MørchはIITをRussellian monism,[66]と類似として見たのであり、一方、他の哲学者、たとえばChalmersとJohn Searleは、それ汎心論の形式で考えたのである。[67][68]
IITでは、システムはすべて意識的であることを保持しない、TononiとKochに主導されIITは汎心論のある要素に連携しているが、その他については切れているということを言明するのである。KochはIITを「汎心論の科学的に洗練された版」と言明し続ける。[69]
他の理論との関係について In relation to other theories
図に描くと四つの位置として mind-body problem.を説明することになる。 汎心論のいくつかの版ではそれぞれに似ていて、それぞれに対照的であって、reductive materialism帰納的物質主義、 dualism,二元論、 functionalism,機能主義、その他の観方であり、与えられた形式化の詳細に依存している。
二元論 Dualism
Further information: Mind–body dualism
David Chalmers と Philip Goffはmaterialism 物質主義および dualism二元論双方に対しての代替としてそれぞれについて汎心論を記述した
Chalmersは、汎心論は起因性の論議として二つの結論をあたえた、ひとつは二元論に抗するもの、そしてひとつは二元論とのconceivability argument共有概念的な論議である。[9]
Goffは、汎心論を持ち込むことでの二元論の解体をさけた、それは一方でこころと物体が ontologically現象論的にべつなものであるが、一方で二元論的問題の受け取り方として如何にこころと物体とが相互作用するかを視野にいれたからである。[1] Uwe Meixnerは、汎心論は二元論者形式をもち、それを idealist 観念論者の形式と対比させて論じた。.[70]
発現主義 Emergentism
Further information: Emergentism
汎心論は発現主義とのそりが合わない。[8] 一般的には、意識の理論はあるひとつの、もしくは他の傘のもとにおいて落ち着く:それらは以下のいずれかである、ひとつは意識はリアリティの基本水準(panpsychism)にて居あうモデルであり、もうひとつは意識水準を高次元化をすることにより発現させる(emergentism)モデルである。.[8]
観念主義 Idealism
Further information: Idealism
観念主義は汎心論の一形式かそれとは別の観方のものであるかについては合意に達していない。双方とも存在しているすべてのものは経験のなにかの形式をもっていることを保持しているcitation needed] 。ふたりの哲学者William Seager と Sean Allen-Hermansonによると「観念論者は破産した汎心論者である」[14]と語る。 Charles Hartshorneは汎心論と観念論を対比し、いわく観念論者は感覚で捉えた世界の存在を拒む、あるいは神のみ心に伴う観念としてそれを理解する、一方汎心論者はその世界のリアリティを受け入れるが、それはmindsこころから構成されているとして見る。Chalmersもまた、汎心論と観念論を(物資主義と二元論と同じように)対比している。.[72] Meixnerは汎心論の形式は二元論と観念論版に分割しうると書く。彼はさらに後者をDavid Humeに由来する「原子観念的主義的汎心論」と「全体的観念論的汎心論」に帰したのである、かれはそれを好んだのである。.[70]
中立的モニズム Neutral monism
Main article: Neutral monism
中立的モニズムはこころと物質との絶縁を排して、かわりにメンタルでも物理的でもな第三の物質を基本として採用する。 第三の物質の性質についての提案はさまざまな理論家で違いがあるがいずれもそれについての定義をしていない。したがってさまざまな中立的モニズムの形式に導くが、他の哲学とも重なるようである。世界の基本構成がメンタルでも物理的でもない中立的モニズムの版では、それは汎心論とはまったく異なるものである。基本構成がメンタル的でありかつ物理的である版では、中立的モニズムはpanpsychism汎心論、panprotopsychism パンプロと再帰ズム、もしくはdual aspect theory.[73]二元視点理論へと導かれるであろう。
David Chalmersは、彼の著 The Conscious Mindにおいて、然るべき場合で、"Russell's neutral monism"ラッセルの中立モニズムと彼の property dualism特性二元論の差異が単純に意味を有していると語る。[46] Philip Goffは中立的モニズムが汎心論の形式として合理的であるとみなしていいのは、このモニズムが二元論視点見解であるかぎりであると信じている。[1] 中立的モニズム、汎心論、そして二元論視点理論はひとつのグループにまとめられ、もしくは同じ枠組みとして相互に取り替えて使用されている。[46][74][6]
物理主義と物質主義 Physicalism and materialism
Further information: Physicalism and Materialism
Chalmersは汎心論を materialism物質主義と dualism.二元論、双方への代替とあると呼んだ。
同様に、Goffはphysicalism 物理主義と substance dualism物質二元論双方への代替と呼んだ。[5]
Strawsonは、一方で、物理主義の形式として汎心論を記述したが、これはかれの視点で使える形式にのみに限った。[29] 汎心論は reductive materialism帰納的物質主義と結合しうるが、 eliminative materialism排除的物質主義にはなじみがわるい、後者がこころへの帰属性に好意的でなくそのような在り方を忌避しているからである。[8] [1]
[1] [1] Chalmers calls panpsychism an alternative to both materialism and dualism.[9]
Similarly, Goff calls panpsychism an alternative to both physicalism and substance dualism.[5]
Strawson, on the other hand, describes panpsychism as a form of physicalism,
on his view the only viable form.[29]
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