朝日記250208 橘樹住香no.17―歴史逍遙―こき眉の藤原王朝の女房姿
初出し:HEARTの会会報No.120 2025年新年号 NPO法人 人間環境活性化研究会 ISSN 2180-4454
-―歴史逍遙―
こき眉の藤原王朝の女房姿
会員 橘樹 住香
恩師鈴木敬三のゆめ ここにあり かたみに刮目してみむか
國寶 平安朝 裝束再現
藤原王朝のおもかけを留める裝束は 源征夷大將軍頼朝 鎌倉府開闢を寿き王朝復古をこころみし後白河上皇のてもとにのこる院政爛熟期の裝束を御神寶として鶴岡社につたふ
平安朝をしるにはこの一具のほかになし 國寶は九百年ほとの星霜にもろくなり わか國の最古の姿を原寸にてよみかへらせ きこなしの姿は再現され はじめてその姿をとどめおく 日本文化のなかでもとても貴重な寫真
最初の國の重要無形文化財の喜多川平朗が西陣にて織りを再現 考証は時の國學院大學鈴木敬三教授のもと仕立てられし基準作例 國學院付属高校日本文化資料館にのこるとても貴重なもの 國の重文にふさはし
ほかにいまに留めおく藤原王朝のおもかけをしのふ装束は室町府開闢 熊野速玉大社に源征夷大將軍義満のおさめし御神寶としてのこる さらに熱田神宮御神寶として源義満のおさめし裝束のいまにつたはり これらの國寶からよみかへらせる
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