朝日記201225米国大統領選について クリスマス前の主流メディアの余裕報道と今日の絵
Merry Christmas!
今日の絵はピカソオマージュとマヤの神官です。
ピカソオマージュ
きょうはクリスマス。12月14日に各州の大統領選挙人投票がおこなわれ、ジョー。バイデン~カマーラ・ハリスの勝利が確定した、あとは「錦の御旗」のもとで粛々と1月6日の議会両院議員立ち合いで結果を確定し、1月20日の就任に向かって準備が進められていく、そのような確定的空気にある。 これは私のような外国人で、そして日本にいる者にとっては、総合新聞一般紙やNHKなどのTV大手メディアを見ている限りこれで決まりと見えてくるのも不思議ではありません。そしてトランプ氏は、それを認めず、選挙が盗まれたとし、根拠が示せない無意味な抵抗をしているような報道がバイデン記事の添えものとして小さな囲み記事が並行して掲載あれます。
そうおもって、ネットでの交流のある普通のアメリカ人の友人(コロラド、テキサス、フロリダなど)に、すでに英国をはじめ各国政府と歩調をあわせるかのように、日本の政府はバイデン氏に祝意を表明したが、ほんとうは如何なる状況なのかを、尋ねました。その返事は、かれらは一様にこの選挙は、陰謀に乗っ取られたいわゆる「ディープ・ステート」により盗まれた選挙であり、終わっていない。アメリカの民主主義と国民のために戦っている最中であり、注意して見守ってほしいと伝えてきます。そしてとのときどきのネットでこの運動の動きを伝えてきます。ミネソタ、ネヴァダ、アリゾナ、ウィスコンシン、ペンシルベニアなど投票が混迷したいわゆるスウィング州について、現地で故意に投票内容がすり替えられたこと、Dominionという開票ソフトが海外地から投票が操作されたこと、facebookやTwitterなどネットBigTECが たとえばHunterBidenの事業にかかわる疑惑を取り上げり投稿が根拠ないとしたように、ことごとくバイデン側に不利な投稿に検閲マークもしくは削除強行したことなどが指摘されました。Trump側の法廷闘争、たとえばテキサス州からのスウィング四州の選挙結果が不正であることへの訴訟など、50件におよぶ訴訟手続きを展開しています。これらのうち、目玉であるテキサス州の訴訟は12月14日以前に最高裁から根拠がないとして却下された。ペンシルバニアなどまだ訴訟中のものがあるといわれますが、ここで見る限り、選挙人投票の結果を覆すことがむずかしいという空気が伝わってきます。Trump陣営は、すでに司法による結果への覆しには見通しが暗いと認識したようです。この当たりの主流メディアの報道はたとえば読売新聞(12月12日版)で みると‘米大統領選 法廷闘争 事実上終焉‘ ’最高裁「接戦4週無効」退ける」とワシントンからの情報として伝えています。Trump側はRudo GiulianiやSylvia Powellなどの強力な弁護団が、1月3日の両院での選挙人投票結果の開票結果への異議動議と下院による決戦へと標準を転換します。これを成功させるためには圧倒、かつ熱狂的支持が決めてになるとして運動を展開しています。非常に注目するところは日本でも星条旗を掲げたデモ行進がクリスマス前に大阪と東京であったことです。Facabookの話がでましたが、Google系のYouTubeは バイデン当選大統領の筋を覆す表現の投稿者を排除するアナウンスをしました。また、facebookも同主旨の投稿にAIソフトからの警告を添えてきます。ネット系の投稿者は、これらを見限り、「Parler」などの新しいネットに切り替えはじめています。私もここにアカウントを設定しました。 既存のアカウント数が数十億件であるの大して、ここでのアカウントは急速に増大しいますがまだ億単位以下です。また、システムも先行のものに比して便利さはいま一歩です。しかし今の時点において最大のメリットは YouTubeでは弾かれる自由な投稿が見られることです。Fox系の有力論者を何人かフォローし、主流メディアが意識的に無視しているあるいは抑えようとしている世論状況を追っているのが私の状況です。
The KRAKEN ノルウェーの海にあらわれるゴジラのよう‘圧倒的な力の予見なども、散見され 民主主義を作り上げたひとたちの血の熱さに身を引き締める思いでもあります。
クリスマスの直後になんらかの現象があるであろうと、これは日本の保守系ネットでの解説があります。きょうは、以下に主流系メディアの記事としてThe Japan News 12月24日の三つ記事の紹介をしておきます。
ひとつはロイターからの’共和党は投票ルールを一緒に修正する‘(Republican Pledge Together Voting Rules’です。トランプ側の提訴はことごとく根拠が示されなかった。50に及ぶ訴訟も最高裁から門前払いを食ったことがなによりもの証拠だ。そもそも今回の郵便投票は民主と共和両党が合意したものであった。問題がおきた投票箱はもともと党別の別けた箱であったが今回はそういう区別はしないこと(Act 77)になったことからおきた混乱であり、故意に不正な票を持ち出したわけではない。現地の共和党員もそれを知っている。ただ、ペンシルバニアのように投票日から3日以内のものを有効にすることは改良すべきであろう。この記事ではDominionソフトのことについては一切触れていない。また、文中で最低4回「根拠がない」(baseless charge)という表現をTrump側の主張の部分に付していた。(これは、これまでのロイター記事やAP記事では一貫している。NHKをはじめ日本のメディアの態度もこの線で当初から一貫している
2番目の記事は APからの’トランプは友人や協力者に対して減刑の恩赦をプレゼント‘(Friends,Allies Among Latest Group Pardon by Trump) 今回 過剰な刑であったとして15名の減刑した。 バグダッドの大量殺戮で私兵を使った人間の特赦をも触れた・すでにFrynn将軍の恩赦にも軽く触れている。これについて ’去り行く大統領のおくりもの‘(Wayout door)として皮肉ぽく既成の事態であることを示唆する記事であることが印象的であった。
3番目は、APからの‘トランプはサイバーセキュリティの防衛に失敗した’(Trump Failed Shore up Cybersecurity) ここでは、彼は永久犯である。本当はロシアが仕掛けた攻撃を中国であると見当違いをして、敵の対象を誤った。これについては同盟億とよく協議して多々直したいとしている。 バイデン氏が早々中国寄りを表明した点で注目したい記事であった。
以上 まとめると 以下がバイデン氏の意見となるが、実質は主流メディアの意見として
みるべきであろう。 形式的な当選に赤信号が点じていることがさすがに気になった様子であるが、余裕を見せたいところといえようか。
1 トランプの投票批判は当たっていない。
2.投票日後の投票受付についてなどいくつか再考する価値はある。
3.共和党は、選挙のルールをきびしすぎる方に加担して 投票者を足ごみさせることに興味があるようだ。
4.サイバー攻撃についての安全保障は立てなおすひつようがある。中国を的に絞るのは間違いだ。
5.任期が終わったひとにはバックドアから静かに退陣してもらいたい。
参考のために原記事を掲載する。少々悪戦苦闘したあとがみえて恐縮である。
’共和党は投票ルールを一緒に修正する‘(Republican Pledge Together Voting Rules’
from The Japan News 2020/12/14
’トランプは友人や協力者に対して減刑の恩赦をプレゼント‘(Friends,Allies Among Latest Group Pardon by Trump)
from The Japan News 2020/12/14
‘トランプはサイバーセキュリティの防衛に失敗した’(Trump Failed Shore up Cybersecurity)
from The Japan News 2020/12/14
マヤの神官
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます