たそがれのスカイツリー

思いつくままに好きなことを書いてみたいと思います。

和風総本家で紹介されたメイドインジャパン

2015-02-26 21:45:32 | 感動物語
和風総本家で日本の職人が作ったもので海外で使われ、好評を得ているものを紹介するコーナーがある。ドイツで使われていたものが靴クリームだった。靴クリームはオイルと水を混ぜて作るらしい。コロンブスの製品もそうやって作るのだが、昔この靴クリームが北海道で凍ってしまい、油と水が分離してしまった。それで改良してオイルと水が分離しないものを開発した。これがドイツで好評を得ている。滑らかで、使いやすく、長持ちするというのがその理由である。魂を込めて作ったものがはるかドイツにわたってその品質を分かってくれている、それを知った時の職人の感動が心を打つ。他人事とはいえ誇らしい気持ちだ。こういう職人を大切にしていかないといけない。それが日本の心だから。

球は霊なり。

2015-01-27 19:41:53 | 感動物語
テレビで嘉義農林について話していた。嘉義農林は第17回全国中等学校優勝野球大会に台湾代表として出場し、準優勝した学校である。近藤兵太郎さんは監督として嘉義農林を準優勝に導いた人である。嘉義農林チームは本土3人、台湾2人、高砂族4人のチームで、異なる民族が一つの球を追うことで一体となり感動を呼び起こした。菊池寛が「僕は嘉義農林が神奈川商工と戦った時から嘉義びいきになった。内地人、本島人、高砂族という変わった人種が同じ目的のため共同し努力しておるという事が何となく涙ぐましい感じを起こさせる。実際甲子園に来て見るとファンの大部分は嘉義びいきだ」と言っている。近藤監督は面白いことを言っている。「球(たま)は霊(たま)なり、霊正しからば球また正し」これこそ日本の心だ。心を正しくして物事に取り組め、そういうことだ。もう一つ「生徒を殴る先生がいるがそれは言葉が足りないのだ」。スパルタと言われた監督が選手を殴ったことがないそうだ。その理由がこの言葉だ。そして弱小チームを全国大会で準優勝に導いた。尊敬せざるを得ない。

猫が赤ちゃんを救う

2015-01-16 11:35:38 | 感動物語
ロシア南西部カルーガ州オブニンスクで野良猫が赤ちゃんを救った。アパートの廊下に置き去りにされた赤ん坊を野良猫が温めていたのだと。猫にもやはり高度の知能と弱者を救済しようとする社会性があるようだ。人間はもっと謙虚にならないといけない。置き去りにした人と比べると猫はなんと人間的なのだろう。猫の方が人間的っておかしな表現だが本当なんだから仕方がない。今まで猫は犬と比べると自分本位で他者を助けるなんて、特に猫でない人間を助けるなんて思いもしなかった。犬なら分かるが。猫に謝ろう。ごめんなさい、今まで誤解をしていました。それにつけても置き去りにした奴はなんという奴だ。猫以下だから、ネズミか?いやネズミに失礼だ。

レジェンド葛西、42歳5か月で優勝

2014-12-01 20:16:36 | 感動物語
ノルディック・スキージャンプWCで葛西紀明選手が優勝した。シモン アマンとの同点優勝であった。超ベテランということもあって、表彰式ではアマン選手にリスペクトされていたのが印象的であった。ソチで銀メダル(個人)銅メダル(団体)を取って最後に花を咲かせたな、思っていたが、どうして、そうして、今度は金メダル。平昌オリンピックにも出場しそうである。本人は、2026年の冬季五輪に札幌が立候補することを知って、札幌に出たいと言われている。ぜひ、札幌が招致に成功して、葛西が札幌の空に飛ぶのを見てみたいものだ。