アキのレコーディングに、鈴鹿ひろ美、春子、フトマキ、水口が集まり、昔の春子の替え玉レコーディングが明かされる。それぞれが自分の思いを心に浮かべているところにアキの歌が流れる。大団円になりそうだがドラマとしては中途半端だ。アイドルになりたいというアキの思いをもっと前面に出し、いろんな障害を、一途なアキの努力、そして周りの善意や、偶然に支えられて栄光をつかむというストーリーの方がよかった。みんながみんな善人で、最後にわけがわからない内に、詫び、感謝してなんとなくよかったというのでは中途半端だ。
何たるバカげた展開。生意気・フトマキがアキちゃんを選んでも何の面白味もない。既存の仕組みの中でアキがレールに乗ったって視聴者への訴求力はまったくない。視聴者は消化不良を起こしている。
オーディションでアキをめぐって鈴鹿ひろ美と気の抜けたビール・フトマキが対立して、ひろ美に押し切られてアキが残るという展開が続いています。その中で、昼行燈・フトマキが春子とアキを間違えるという混乱を起こす。しかしこのようなストーリーはあまり面白くはない。視聴者はフトマキがアキ達に負けて慌てふためくところが見たいのである。クドカン、まじめにやってくれ。お願いだ。
鹿ひろみとぬけさくフトマキが同棲。どうなってるのこの脚本。フグ顔フトマキに惚れる女がいるものか。それに、今回のストーリーは1回休みみたいなもの。クドカン、本気になってよ。
夏ばっばが倒れて手術中。春と仲間は待合室で待っているのだが、その時出てきた橋幸夫とのエピソード。夏ばっばが心の支えの一つとしてきた大切な思い出、そしてその象徴となる「いつでも夢を」の歌が待合室に広がる。ひとりの人間が秘めていたひそかな大切な思い出。心打たれるシーンであった。
「悪いようにしない」は悪い奴がいう言葉なんだ。カフェの店主がプチ・ペテン師・フトマキに言った言葉。なるほどその通りだ。人生のいろんな局面で出てくる言葉だけど、碌なことはないようだ。肝に銘じるべき言葉だな。
ナンセンス・フトマキが少し転んできた。すこし欲求不満が減少。ゆいちゃんも出てきそうだし。やっと本来のストーリーに戻ってきた。これからが楽しみ。
ゆいちゃん、アイドルっていったい何なんだい。アイドルという範疇があったとして、そのどの部分が気にいっているのかな。芸能界に入って多くのファンから愛されたい、ファンに夢や楽しみを与えたい、というのなら、19歳はまだまだ若い。早くアキちゃんとユニットを組んでファンを喜ばして欲しい。そして、井の中の蛙・フトマキをギャフンと言わして欲しい。
ゆいちゃんの家出していたお母さんが帰ってきた。ゆいちゃん激怒。お父さんが倒れ、上京できなくなり、お母さんが家出。最悪の状況から考えると今はそう悪くない。アキちゃんを通じて芸能界へのルートはある。善良で素朴な人に囲まれて自立もできている。お父さんは回復した。第一、人生に成功した人がすべてを差し出しても欲しがる若さがある。ゆいちゃん、お母さんはもう許して、あっち向きフトマキをやっつけに上京するべきだ。さあ、飛び出せゆいちゃん!
たるみすぎている感のあるあまちゃん。橋幸夫を出演させるためのストーリーのようだ。でも夏ばっばが、昔懐かしい橋幸夫とのデュエットを思い出して上京してきたのだが、会えるはずのない橋幸夫と奇跡的に再開する。橋幸夫もそのことを覚えていてすこしぐっとくるところがあった。でもあまり必要のないエピソード。コメントしにくい。
コメントありがとう。
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