バランスよい配置の花と木と雲
羽生名人が第8回朝日杯将棋オープン戦で優勝をしました。2年連続4回目の優勝です。ここ数年色んなタイトルで覇を争っている渡辺王将に勝っての優勝ですからファンとしては非常に嬉しい思いです。さらにこの勝利で公式戦通算1308勝(502敗)となり中原十六世名人に並んで勝利数が史上3位になりました。1位は大山康晴十五世名人の1433勝です。もう3年すれば1位になってくれるでしょう。楽しみです。羽生さんが無敵の時代がありましたがその時は中原さんや谷川さんの方を応援していたのですが今は羽生さんです。羽生さんは今ナンバー1ですがこの地位を後4年は維持してもらいたいと思っています。
王将への挑戦権をかけたリーグ戦で、郷田九段が4勝1敗でトップだったのだが、先週三浦九段に敗れ、深浦九段に勝った羽生名人と4勝2敗で並び、プレーオフを行うことになった。郷田九段は強いのだが、ここぞという時に負けることが多いような気がする。将棋をスマートにさし過ぎるような気がする。それが勝負弱い原因ではないだろうか?羽生名人とは同世代で、3-4年ぐらいで世代交代になるであろうから、今回負けるともう2度とタイトルを取ることができないのではないだろうか?郷田さん怒るかな?怒る前に気を引き締めて、背水の陣で臨んでもらいたい。